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沖縄料理屋さんと山手線と、国語力検定

[2007年08月19日(日) ]

東京国際フォーラムにいる。「国語力研究所」として、「マナビゲート」というイベントに出展している。昨日から。

昨夜は、研究所の同僚A嬢とその妹さんの3人で、目黒の沖縄料理屋さん「なんくるないさー」で飲む。チャンプルーの豆腐が島豆腐で美味い。豚角煮も美味い。那覇の、観光客向けの店よりも、ボリューム・味ともに、上ではないだろうか。ゴーヤの苦味が少なかったのは残念だが、東京向けアレンジということか。ただ、やはり昼間ほぼ立ちっぱなしで、消耗していたせいだろうか、泡盛2合で激しく酔う。(えーと、正確には、その前に東京駅構内で、生ビール1杯とジャックダニエルをダブルで1杯飲んでたけど。)おかげで帰りは、山手線を1周半。1時間半ほど、山手線に乗ってたのか。

今日も一日、がんばりましょう!

三島夏祭りと無形文化財・三島サンバパレードと、国語力検定

[2007年08月17日(金) ]

今日も仕事である。ああ楽しい。国語力検定ホームページの原稿は4分の1程度完成。ただ、ネタは揃えて後は書くだけなので、もうそんなに手間はかからんだろう。

さて、一日ぐらいは、三島夏祭りに行かねばなるまい。

というわけで、昨日は6時に仕事を上がり、家で一杯引っかけたあと、三島大社へ向かう。

花火を観る。



もちっと拡大してみよう。



さらに拡大してみよう。



手筒花火ってやつである。花火師さん、火花浴びまくりである。熱くないのかな。そりゃ熱いだろうな。でも、「アチチ」って、花火の筒をゴロンと横にしちゃったりした日にゃあ、観客が火花をモロに浴びて、会場が大パニックだもんな。……などといったことを考えながら観る。

続いて、三島大社前の通りへ。



山車の上で、カネやタイコを叩きまくっています。完全にトランス状態です。みんな、笑みを浮かべ、陶然とした目をしています。

毎年思うんだけど、ほんっと楽しそうだよな。昨夜やっと、自分的には(国語力研究所代表ともあろうものが「自分的」だと?と思われた方、ご容赦ください)ピッタリくる比喩が思い浮かびました。彼らにとっては、大人になっても、毎年、中学高校時代の文化祭や体育祭があるようなもんなんだろうな。

茶化しているのではない。真剣に、うらやましいと思う。

ああ、今年は仕事で、名物「三島サンバパレード」が見られない。激しく残念。激しく悔しい。「越中おわら」とは、対極にある素晴らしさの、「三島サンバパレード」。いずれ国指定重要無形文化財になるであろう(と、ぼくが勝手に思っている)「三島サンバパレード」。

文化財?と思ったアナタ。1000年続けば、おそらく文化財になります。現在、伝統芸能とされているものも、始められた時点では、当時の人たちに新奇なものと映っていたはず。

えーと、ここで余韻を残して終わっておくのが国語力、ということにしておきましょうか。(ホントは、今日はあまり時間がないだけなんだけど。ということを察してくれるのも、国語力、と。)

「白い恋人」と「どんどん焼」と「大仏焼」と、国語力検定

[2007年08月16日(木) ]

今日も楽しく仕事である。ああ楽しい。国語力検定ホームページの連載書かなきゃ。今週前半までに激しく書くっつっといて、全然書いてないや。うーむ、今週末、東京国際フォーラムでも、時間見つけて書くか。あるいは、週明け月曜火曜の研修中に内職して書くか。……後者は冗談ですよ、経営企画部のみなさん。

「白い恋人」、大変なことになってますな。しかし、バイキンの類が見つかった商品についてはわかるが、「白い恋人」という商品の扱いについては、「そこまでやるか?」と思わんでもない。

報道によると、賞味期限が改竄されたのは、「4月24日に予想より多い4328個が返品され」た、「30周年キャンペーン限定品」。なのに、「出荷済みの「白い恋人」段ボール箱約4万箱については、社内在庫(2万5000箱)を含め、全品焼却処分する」とのこと。

その、問題の4328個を回収するだけじゃ、ダメなんだろうか? 4万箱+2万5000箱についても品質的に疑わしいというなら別だが、もし品質的に何ら問題がないのであれば、それらまで全部焼いちゃうというのは、「食べ物を粗末にしてはいけない」という、ぼくのガキの頃からの道徳に、著しく反するように思えてならない。もったいないことすんなよ!と、そこにむしろ反発を覚えてしまう人は、いなかっただろうか。世界には、食べ物に困っている人、いっぱいいるのにね。

内部告発がキッカケらしいが、この件でトクをする、ラッキー、と思っているのは、むしろ六花亭かロイズかとうきびチョコの会社、つまりは競合他社ですかな。

さて、富山県高岡市が誇る、国宝・瑞龍寺である。
(瑞龍寺の詳細については、コチラ。)

何でまた、そんなところ(と言っちゃダメか。国宝だからね)に行ったのか。実は、8月11日から13日の期間、境内のライトアップをやっていたのである。もう特別拝観券だか何だかの前売り券買っちゃってあるし、年老いた両親に付き合ってそんなところへ行くのも親孝行だろう、ということで、帰省早々、ちょっと酒を引っ掛けただけで、向かったわけである。

参道を歩く。いろいろな露店が出ている。



越中名物「どんどん焼き」。いつの間にそんな名物ができたんだ? おれ、食ったことないぞ。



「大仏焼き」なんてのも。はぁー、なんでも作りますなあ。

そう言えば、高岡市、世界遺産候補地に名乗りを上げたと聞いた。「瑞龍寺1コだけで世界遺産〜? そりゃちょっと、キビシイんじゃないかぁ?」と思っていたが、ひょっとしたら、高岡大仏も持ち駒と考えていたのか?

確かに、高岡大仏、ガキのころはずっと「日本三大仏の1つ」という認識で、田舎を離れてもそれは変わらず、「え、知らねーの? 高岡大仏。日本三大仏だぜ?」と、故郷を同じくしない人たちには吹いてきたわけであるが。

奈良・鎌倉の1位2位コンビの向こうを張ろうというところは、さすがに皆無だろうが、3位を名乗る大仏は、日本にいくつもあるんだろうなあ、とも思う。ま、そんなもんでしょ、大体何でも。「日本三○○」ってやつは。

参道を抜けて、山門を仰ぐ。



大変な人出である。金剛力士像が、



こんなふうにライトアップされている。本堂もほれ、



こんなふうに。

といっても、実は、ライトアップされたお寺だけを見にきたわけではない。別のお楽しみがあったんですよ。ふふふ。山門前には、



こんな特設ステージが。ここで何が演じられるかというと、そう、これも富山県が誇る、



越中おわら節、おわら踊りだったわけです。11日夜が「おわら」で、12日夜が「やがえふ」。「やがえふ」なんて、だーれも知らないだろうけど、ぼくが小学生のとき、運動会で踊らされた民謡です。三島の人たちにとっては、「農兵節」に相当する、と言えばわかりやすいかな(って、わかりやすいのは高岡と三島の人たちだけか)。

誰が考えても、11日夜の「おわら」に行くでしょ。

「おわら」、いいですよー。手と体の動きだけで、かくも優美さというかセクシーさを表現するとは。お座敷で飲みながら、ゆっくり観賞したいものだ。……なんてことを思うようになったのが、オヤジってことか。あれは、顔を隠している、というのも、多分ミソだね。

お寺さんなのに、若いカップルの見物客も多い。鎌倉に住んでいたころも、つい思ってしまったんだが、お寺さんなんぞに来て、若いカップル、何が楽しいんだろうか?

……ということを言っちゃダメですね。国語力、ないですね、はい。そうでした、若いカップルは、二人でいること、それ自体が楽しいんでした。わかってますってば。

照英さん?沢村一樹さん?とトコブシとかぶら寿しと、国語力検定

[2007年08月15日(水) ]

8月15日というのに仕事である。

今日は、国語力検定公式問題集『「国語力」トレーニングブック』第2弾の編集作業。7月に実施した第1回国語力検定の問題に、解説と出題結果を付したもので、10月初旬に発売予定。乞うご期待。

今日から17日まで、国語力検定ホームページ連載コラム「言葉にまつわるあれこれ」の初期の回でも取り上げた、「三島夏祭り」である。今日がっつり仕事して、明日は早上がりして、三島大社境内での手筒花火でも見にいくか。明後日からは、また出張だし。後日、「三島夏祭り」の様子もアップします。

ところで、今年の「源頼朝旗挙げ行列」の頼朝役は、沢村一樹さん。去年は、照英さん。ランクが上がったのか下がったのか同じなのか。芸能界事情に疎いぼくには、よくわかりません。


さて、8月12日の同窓会前後のことも記しておく。

静岡県三島市から、富山県高岡市までは、まあちょっとした関西〜北陸旅行なわけである。鎌倉に住んでいたころは、東京経由も米原経由も、ほぼ同じ所要時間だったが、三島起点だと、やっぱり米原回りだね。

その、米原近辺である。ずーっと気になっていることがある。家の構造に関することなのだが、うちのカミサンの実家(滋賀県南部)近辺では見られないから、おそらく、滋賀県北部に独特な構造であると思われる。



屋根の下に、前後に柱を貫通させてその端っこを出したようなでっぱりがあるのが、わかるだろうか。同じ部分に、通風や採光の目的でブラインド状のものがあるのは、他の地域でもよく目にする。しかしこれは、どう見ても通風や採光目的ではないのである。



こっちのほうが、より立体的か。ともかく、柱の端っこを外に出しました、という趣きなのである。これが、滋賀県北部では、非常に目につく。端っこの部分に、字や模様が描かれているものも多い。倉庫みたいな建物にまで、こういう構造のものがある。

これは一体、どういう起源と歴史を持ち、いかなる機能を果たしているんだろうか。

……と、いつも米原近辺で疑問を感じつつ、結局疑問のままにしているんであるが。まあ、米原近くを通ることがある方は、ちょっと気にしてみてください。すげー気になるから。あるあるあるある、まだあるまだある、まーだある、おぉ、まだあった、さて、東限・北限・南限・西限をどこで引くべきか、とかね。

そんなことをしつつ、高岡に到着。しかし暑い。三島よりも暑い。那覇よりも暑い。東京並みに暑い。これで冬は雪がいっぱい降るから、四季のクッキリした、いい町だ。いや、皮肉でも何でもなく、マジメにそう思ってます。故郷だからね。時間があれば、海に行きたかったな。太閤山のプールも。

でまあ、暑いから、まずビールを飲む。次いで、兄が買っといてくれた焼酎を飲む。つまみは、これまた兄と甥っ子が海で採ってきてくれた、ちっちゃいトコブシを煮たものである。



ほとんど食った後です。美味い美味いって食ってたが、でも、トコブシって、採ってきていいのか? ……あまり考えずにおこう。それと、



サバを麹につけたもの、といったらいいのかな。石川県では、かぶら寿しというとブリを使用するが、うちの田舎では、かぶら寿しにサバを使うことも多い(ひょっとしたら、単に生活レベルの違いのみに起因するのかもしれないが)。その、サバ使用かぶら寿しを、サバのみで作った、といった趣きのもの。酒飲みにはたまらん味っす。

ほろ酔いになったところで、高岡が誇る国宝・瑞龍寺へと向かう。(この項続く)

30年ぶりの同窓会と自己分析と、国語力検定

[2007年08月14日(火) ]

8月11日の記事、日付は8月11日なんですが、布団に横になってキーボードを叩いているうちに寝入ってしまい、実際にアップしたのは、8月12日朝。同じように、8月12日の記事、日付は8月12日なんですが、布団に横になってキーボードを叩いているうちに寝入ってしまい、実際にアップしたのは、8月13日朝。そう、いずれも、激しく飲んだ後だったので、落ちてしまったというわけです。

何で激しく飲んだのか、というと、実は、8月11日〜13日と、田舎へ帰省しておりました。11日は、先に帰省していた兄が、気を利かせて美味い芋焼酎を用意してくれており、それで激しく飲む。12日は、12日はですね、今回の帰省のメインイベント。このためだけに帰省したといっても過言ではない、激しく特別なイベント。

小学校卒業後、30年たちますが、30年の間、なぜか一度も実施されなかった、同学年全員を対象とした同窓会。当時の恩師も招いた、フォーマルな同窓会。

第1回国語力検定の成績表をお届けする期間と重なることもあり、どうしようかなあ、と、かなり悩んだのだが、次は一体何年後になるんだ?と思い、ハードな日程ではあるが、参加することに。

会場は、ホテルニューオータニ高岡である。何で高岡なんていう地方都市にニューオータニがある?と思われるかもしれないが、おそらくニューオータニの創業者が富山県出身であるからだろう。

午後1時開会。10分ぐらい前にロビーに到着する。もうかなりの人数が集まっている。やばい。誰が誰だか、全然わからん。時間は残酷だなあ、などと感慨にふけるより前に、激しく緊張する。事前にアルバムで予習しておくべきだった。

席に着き、同じテーブルのみなさんと、ギクシャクと自己紹介を交わす。他のテーブルから来て、話しかけてくれる人もいるのだが、何だかトンチンカンな受け答えをする。実は、おそらく緊張するだろうと思って、事前に焼酎をひっかけていったんだが、ほとんど効果ナシであった。

しかし幹事さん、何組の誰々、という名札を用意してくれたのは、大正解でしたね。名札をじーっと見て、顔をじーっと見ているうちに、何人かは徐々に思い出してきましたよ。すげー変わった人もいれば、全然変わらない人もいる。いやー、おもしろい。

いまだに、こういうヤンチャ系もいれば、



ちょっと額は広くなったが、相変わらず爽やかな人もいる。



かと思えば、額が広くなりすぎた、



こういう人も。

ニューオータニでの一次会は、顔合わせという感じだったが、二次会では、かなり打ち解けてくる。三次会で、そろそろ昔に戻って話しますかね、という雰囲気だったんだが、翌朝早く帰らねばならなかったぼくは、三次会途中で残念ながら退散。次回は、とことん付き合いますので、ご容赦ください。

でも、これできっかけができたんで、お正月とか、集まりやすくなるんではないかと思う。あるいは、東京とか大阪とかで、集まれるやつは集まる、とか。幹事さんに、首都圏・関西圏・地元に分けた名簿作ってくれ、と言っとこう。これを読んだ同窓生の誰かが、幹事さんに言ってくれてもいいし。

というわけで、非常に有意義な帰省でした。参加者の属性から見えるその心理、なんていう分析もおもしろいんだけど、今回は、そんなヤボはやめておきます。

自分自身の心理だけを分析しておくと、最初に参加をためらった理由として、第1回国語力検定の成績表云々、としたのは、表面的というか表層的というか、要するにあくまで口実。開会前のロビーで緊張を感じたとき、ハッキリわかった。この、緊張というか恐れというか、それ及びその背後にあるものが、本当の理由。

背後にあるものの1つは、「おれは、おれ自身意識せずに、誰かをひどく傷つけていたかもしれない」という不安だろうと思う。

「ふるさとは遠くにありて思うもの……」とは一応ならなくて、よかったよかった。国語力検定の営業は、ほとんどできなかったけどね。Z会に勤めています、ぐらいで。30年ぶりの同窓会で、そもそも営業なんてすべきじゃないか。

尾崎豊とファ−ストガンダムと、国語力検定

[2007年08月12日(日) ]

NHKで、若くして亡くなった(歌手?ミュージシャン?アーティスト? とにかく、曲を書いて歌を歌っていた人です)尾崎豊の特集番組をやっていた。

尾崎は、まさにぼくと同い年である。そして、ドンと売れ始めたのが、ぼくらが高校卒業(尾崎は高校を中退したらしいが)目前だったころと記憶している。

高校を卒業してすぐに上京し、しばらくは音楽を聴くツール(当時は「ラジカセ」が主流だったなあ)が何もなかったぼくは、したがって、尾崎のメジャーデビュー作(だと、当時は思っていたが、正確かどうかはわかりません)、「セブンティーンズ・マップ」と歌うやつを、上京前に何回か聞いたきりである。少なくとも大学生時代、尾崎とはそれっきりであった。当時の中高生に、尾崎がどのように享受されていたのかも、とんと知らなかった。

たとえば、ぼくが、あと1年遅く生まれていたとする。高校3年生で、尾崎のファンになっただろうか。ちょっと微妙な気がする。高3ではもう、あの世界は、気恥ずかしかったのではないか、とも思う。あるいは、都会と田舎、という要素も、そこに絡むかもしれない(田舎では、尾崎タイプの「大人たちをにらむ」少年は、あまりいなかったと記憶する)。

では、あと5年遅く生まれていたら? おそらく、尾崎ファンになっていたでしょうねえ。うちのカミサンが、まさにぼくより5つ下で、尾崎ファンだったから。実は、ぼくの尾崎豊に関する知識は、ほとんどカミサン経由です。曲も、カミサンが持っていたビデオで覚えたわけで。

だから、まさに同い年ではあるのだが、同時代感はあまりない。これが、感覚としてメジャーなのかマイナーなのか、同い年集団に尋ねてみたい気もする。

そこで、ふと思い出したのが、ファーストガンダム。こいつもまた、知識のほとんどをカミサン経由で得たもの。そして、カミサン世代には、ファーストガンダムの熱狂的ファンが多い。ぼくにとっては、世代間格差を感じさせられるものの1つだ。

尾崎ファン=ファーストガンダム世代、なのではないか? 尾崎ワールドと、ガンダムの主人公アムロの「父さんにも殴られたことないのに……」(だっけ?)というセリフには、通底するものがあるように思われる。というのは、ちょっと強引か。ていうか、この段落のつながり方自体、あんまりうまくないね、国語力検定的には。悪い見本ということで、ご容赦ください。

さて、ものすごく長い前振りになってしまった。

NHKの尾崎豊特集である。

映像の中の尾崎豊、当時19歳だったとのことだが、平気でタバコをパカパカ吸っておる。

ありゃりゃ。最近、同じ19歳の女性タレント、喫煙が原因で失業しちゃったんじゃなかったっけ? 当時は、おとがめナシだったんだろうか?

天下のNHKが平気でカメラ回しているってことは、おとがめナシだったってことなんだろうねえ。いやいや、のどかな時代だったんだなあ。

あるいは、「当時は」ではなく、「尾崎だから」か?

逆方向から考えてみるのも、おもしろい。喫煙という行為に対して、失業させられるほどのバッシングをメディアから受けたのは、ただに「19歳だったから」だろうか? そこには、バッシングのドライバーとなった他の要素、しかもより強い要素がなかっただろうか?

といったことを考えてみるのも、国語力ですね。

※「バッシングのドライバー」は、ちょっとカタカナ語使い過ぎ。これも悪い見本ということで、ご容赦。

「歩きながら食うな」と、国語力検定

[2007年08月11日(土) ]

昨日の、「中国は五輪関係で」云々つながりで。

池袋で激しく飲んだ翌朝、例によってオレンジジュースとコーヒーを激しく飲むため、宿泊場所のレストランへ行く。

そこには、こんな貼り紙が。



貼り紙の言いたいことは3つ。

・食べ物を運ぶときはトレーを使え。
→お客さんではなく、レストラン従業員からなんでしょうなあ、この声が出たのは。
・歩きながら食うな。
・大声を出すな。
→これらは、お客さんからの声か。

数ヶ月前には、こんな貼り紙、なかったような気がするが。夏休みで、中国からの観光客が激増しているせいだろうか。

個人的には「一度とったものは全部食え」も付け加えてほしい、と、その朝は思ってしまったのであった。

ところで、まるで(注)のように、それぞれの下に小さく書かれている日本語文が、国語力的だなあ、と思いました。

どういうことかと言うと。

貼り紙の目的を達成するため、だけであれば、日本語文を添える必要はなかっただろう、と思われます。

しかし、もし中国語のみの貼り紙にしたとすると。

中国語が読めないお客さんは、「何が書いてあるんだろう?」と、とっても気になりますね。

そういうことを避けるために、わざわざ日本語文を添えたのではないか、と思われます。

このプロセスが、国語力的だなあ、と、そういうわけです。

首相と8月15日と、国語力検定

[2007年08月10日(金) ]

出張の合間に、こんな本を読む。



信教の自由と軍国主義の根絶との板挟みになったGHQが、結局頭抱えて問題を放置、というか問題を先送りした結果、解体できなかった、というところか。

日本側の関係者がいろいろ手を打ったことも書かれてはいるが、維持存続できたのは、いわば「敵失」のおかげ、というふうに読めた。

本筋とは関係ないが、元首相の東条さん、戦前の軍部エリート教育の失敗例のごとく語られることの多い人ですが、敗戦後の逮捕直前に言い残していたこと、かなり未来を言い当てていて、「へえ」と思いました。かなり正確に未来を見通していたんじゃん、と。

てことは、彼の首相時代の(首相としての)言動を、すべて彼のキャラに帰すことはできないのではないか、と。でもまあ、責任はとらねばならぬのが、首相という立場なわけで。

まるでここまでが大きな前振りのようになってしまったが、さて、安倍首相である。

この本を読んで、「ああそうだ、小泉さん、去年の夏、8月15日に靖国参拝したんだっけ」と思い出したわけである。安倍首相も、8月15日に参拝したかろうに、と思ったわけである。

去年、世間は、「小泉さんだから、しょうがないか」的な受け止め方だったように思う。安倍首相も、当然、「安倍さんだから、しょうがないか」的なムードになることを望んでいたであろう。

しかし、今度の、この選挙結果である。タイミングが悪いにもほどがある。

いろんな方面に波風立てるようなこと、しにくいだろうな、と。ご本人がしたいと思っても、周囲の人たちに「よしなさい!」と止められるんだろうな、と。さぞかし残念だろうな、と。そのように思ったわけである。

ところが、である。週刊文春や週刊新潮などの中吊り広告を見ると、「安倍首相、形勢逆転の一手は8月15日の靖国参拝」的な趣旨が書かれているではないか! どーゆーこと?

コンビニで、くだんの週刊誌を立ち読みする。

・こういうときにこそ、毅然とした態度、信念を貫く態度を見せることが、リーダーたるものの条件である。
・中国がオリンピックの準備で忙しく、噛みついてくる可能性が低い今こそ、チャンスである。

というのが、大体共通した論旨であった。ふーん。前に書いた「情報の政治化」のきらいがなくもないように思うが、そういう見方もあるのか。

自分の行動に対する他者の反応をどう読むか。まさしく、非常に高度な国語力が要求される局面である。

8月15日まで、あと5日。さあ、どういう動きがあるか。ちょっと楽しみである。

「さもしい国日本」と深夜の地下鉄と、国語力検定

[2007年08月09日(木) ]

昨夜は池袋で飲む。アナゴ白焼きやホッケ焼きなどをつまみに、芋焼酎を飲む。激しく飲む。



国語力研究所客員研究員T先生と、その教え子で、エヴァ劇場版などを制作した会社に勤めるH氏。T先生はすでにどこかで下地を作ってきており、最初から極めてハイテンション。「さもしい国日本」について論じ合う。



Z会進学教室池袋教室長・長野先生。うーむ、なかなかダンディですね。

なぜこんなメンツで飲んだのか、というと、「さもしい国日本」という本の出版企画があり……ではなく、言語や行動からうかがえる「今の十代の心象風景」について、意見交換をしましょう、という趣旨。

ふーむ、こうやって、アニメ作品の中にリアリティのある登場人物を造形していくわけですな。

今の十代の国語力の、どこを伸ばしてやらねばならぬのか、いかにして伸ばすのか、という面からも、大変有意義な会であった。

23時半すぎに解散。地下鉄で宿泊場所へ向かう。

東京って、この時間でも、サラリーマン、しかもシラフのサラリーマンで、地下鉄、ごった返していますね。千葉方面まで行く路線の乗り換え駅では、大勢が通路を走っておる。

お役所が発表する、統計上の残業時間など、いかにあてにならんか、ということですな。

合格者「上積み」?とエステサロンと、国語力検定

[2007年08月08日(水) ]

合格者「水増し」問題。なんだか近頃は、「水増し」ではなく、「上積み」という表現も見かけますね。問題が大きすぎて、ぼちぼち幕引きに入り始めているんでしょうか、メディアの中では。

「広告」という観点での議論、そのガイドライン作成、というあたりで、終わりそうな気もします。

広告と言えば、エステサロンへの苦情件数が多い、という記事も目にしました。ところでエステって、キレイになるためのものなのか、それともやせるためのものなのか? 後者だとしたら、寝転んだままやせようってのは、ちょっとムシがいいんではないか、とも思う。やっぱ、ビリー隊長と一緒にブートキャンプぐらいやんなきゃ。

そこでまた思い出したのが、今昔だったか宇治拾遺だったかで読んだお話。ウロ覚えだけど。

お医者さんに食事内容を制限された、ある太った貴族。全然やせないってんで、お医者さん、その食事の様子を実地に見に行ったところ、確かに、アッサリしたものしか食べてない。

と思ったが、その貴族、「お代わりお代わりお代わり!」と、まるで大食い選手権のギャル曽根さんばりに食うわけである。

いくらアッサリしたものだけでも、量をそれだけ食ったんじゃ、何にもならない、というお話。だったように記憶している。

昨日は、野球少年たちが書いた作文への、講評書き。それと、近々出す国語力検定メールマガジンの原稿書き。ああ、国語力検定ホームページ用の原稿も書かなきゃ。書くよ書く書く書きます。来週前半までには激しく書きます!

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