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クーブイリチーと国語力

[2007年04月29日(日) ]

4月23日、沖縄へ向かう飛行機の中から。離陸直後に撮った写真。



あ。今、デジカメも離着陸時にはNGでしたっけ。申し訳ありません。

仕事中、浦添の高台から海を臨む。



62年前、この海を、米軍艦船が、それこそびっしりと埋め尽くしていたわけだ。その夜に行ったお店も、もともとは米軍相手にできたのではないだろうか。



内装も、結構ゴージャス。ゴージャス? コロニアル様式、なのかな。そのあたりは、よくわかりません。



で、やっぱりオリオン、と。



この後、泡盛に移行するわけだが、しかし、思うに、洋食だと、シメにコーヒーとデザートがある、あれがいいのかもしれません。「シメ」という意識が生まれるという意味で。「お酒は、そろそろやめておくか」と思わせるという意味で。(これは、後の三島・函館編の伏線。)

4月24日のフーチバーそばです。



小鉢は、クーブイリチーというやつかな。昆布の細切りを炒めたもの。そば、お店で手打ち、というだけあって、今まで食べたことのあるそばとは、やはりちょっと違いました。

この一週間に、沖縄と函館に行ったわけですが、そこでの発見。何を今更、かもしれませんが。

『ほんとうの「国語力」が身につく教科書』第1部で、啄木の短歌「ふるさとの……」を取り上げました。

あの感覚は、ぼくが初めて上京した23年前、そして、上越や東北の新幹線ができるまでは、生きていたと思う。

上野駅の、夜行列車「能登」号発着ホームの、あの一種独特の雰囲気。ぼくの記憶の中では、「暗い」というイメージに集約されますが。それに乗って、帰省するわけですけど。帰省シーズンは列車が混んでて、デッキに新聞紙しいて座ったりして、便所(トイレ、ではない、断固「便所」と言いたい)からは、すえた匂いが漂ってきたりして。おばあさんが、カギもかけずに便所に入ってたりして、「おおお、おばあさん、カギぐらいかけられまん!」となったりして。

急行「能登」号について語りだすと際限がなくなってしまうので、このへんにしておくとして、今回、思ったのは、もし啄木が現代に生きていたとしたら、「ふるさとの訛りなつかし/羽田空港の喫煙所の中に/そを聞きにいく」と歌ったんじゃなかろうか、ということです。

えーと、国語力検定ブログ的には、先に引用した「ふるさとの……」という部分だけで、啄木の元歌を想起していただきたいところですが、みなさん、いかがでしょうか。

三島・函館編は、日を改めて。

受付期間延長とフーチバーそばと国語力

[2007年04月26日(木) ]

国語力検定、いよいよ5月1日より、申込受付開始です!

ところで、某教科書会社さんの検定サイトを覗くと、こんな新着情報が。

「平成19年4月26日 好評につき、受付期間を延長しました!」

はあ。「好評につき」申し込みを締め切った、ではなく、
「好評につき」締切「延長」とは、慶賀すべきことである。

慶賀すべきことではあるが……これは、物凄く、大変なことである。

以前、「トップと現場と国語力」というタイトルで文章を書いた。

この受付期間延長もまた、トップによる意思決定だろう。

しかし、その現場への影響たるや、物凄いものがあると思われるのである。

受付期間延長、でコトが済むわけではない。
(あらかじめ、一週間のバッファをとってあった、
延長は既定路線であった、というのなら話は別だが。)

申し込みを受け付けたあとにも、実施日まで、実に様々な業務があるのである。

そして、普通、こういう業務を組み立てる場合、
受付開始から締切、受検表発送、実施まで、
かっちりスケジュールを決めたうえで、
なされるものである。

それを、この段階での、受付期間延長。

現場のみなさま、お疲れさまです。

もし、ぼくが、来月末になって、
「締切一週間延ばすぞ」などと言ったら、
同僚A嬢は、「じゃあ一週間お休みいただきます」と、
研究所に出てこなくなるかもしれない。


さて、昨日の続き。

4月24日朝、那覇・泊港近くの、窓のないホテルで、朝食をいただく。
(ホテルの、ぼくがとった部屋に、窓がなかった、ということです。
ホテル全体に窓がない、というわけではありません。)



味噌汁が、ゆし豆腐入り。もずくもあり。
冷奴には、海ぶどうのトッピング。

スバラシイ。

その後、ゆいレールで美栄橋から古島へ。
古島でタクシーを拾い、浦添方面。

このタクシーの運転手さんは、
ちゃんと金額入りの領収書をくれました。

午前中、1コマ1時間の仕事を2コマこなす。

それから昼食。フーチバーそばとジューシー。

ジューシーといっても、「カバヤ、ジュウウウウウシー」、
のジューシーではない。

沖縄風の炊き込みご飯である。

フーチバーは、よもぎ。
よもぎを練りこんだ手打ち沖縄そばの上に、
生のよもぎがどっさり載っている。

この苦さは、オトナの味だね。

昼食後、もう1件、営業的な仕事をこなす。

その後、おもろまちまでクルマで送ってもらい、
そこのサンエーでお土産用にゆし豆腐など買い込み、
モノレールで那覇空港に向かう。

搭乗前に、無事業務終了を祝い、オリオンを飲む。



「うるま」ってタバコも、190円でハイライトと似た味で、
なかなかよい。在沖縄中は、「うるま」だな、これからは。

フーチバーそばの画像などは、後日。

タクシーと領収書と国語力

[2007年04月25日(水) ]

4月23・24日は、沖縄出張。

那覇の気温は、三島より3度ぐらい高いだけか、じゃあ、綿の上着でちょうどいいかな、出るときはちょっと寒いけど、ということで、やや薄着で出かける。

羽田には、こんなものが。



ポケモン弁当。ちびっ子には、たまらんだろうね、これ。
「買って買って買ってー!」てなもんだろう。

「旅」という非日常においては、1,000円という高額な弁当でも、「まあいいか」と、子どもに買い与えてしまうのだろう。あざといっちゃあ、あざとい商法だよな。

今回は、レンタカーではなく、モノレールとバスとタクシーで移動する。



ゆいレール。1日券買えばよかった。旅(出張だけど)の思い出代わりに。

まず、いったんホテルに荷物を置くため、ゆいレールで、那覇空港から美栄橋へ。

3度ぐらい高いだけ、にしては、暑く感じる。

ホテルは、美栄橋から徒歩10分ほどのところだったのだが、ホテルに着いた時点で、もう汗だく。ハンカチぐっしょり。シャツの襟もぐっしょり。湿度が違うんだな、多分。上着なぞ、全然必要ありませんでした。

ホテルに上着を置いて、シャツの袖を捲り上げ、国語力検定テキストを数冊抱え、出かける。

美栄橋から、ゆいレールで壺川へ。そこでタクシーを拾い、国場方面へ向かう。

目的地到着。「810円ね」「はい、あと、領収書お願いします」「はい、どうぞ」といって渡された領収書。白紙である。これがテーゲーってやつか。勝手に適当な金額を書き込む出張族も、いるんだろうね。

タクシーを降りると、おお、懐かしの「やんばる食堂」ではないか!



でも、メシなんか食ってる時間はない。テキパキ用事をすませて、次はバスに乗る。行き先はよくわからなかったが、まあ、那覇方面だろう、とアタリをつけて乗っていると、終点が那覇バスターミナル。

ここで、ゆいレールに乗り換え。旭橋から、古島へ。古島でタクシーを拾い、浦添方面へ向かう。

目的地到着。「450円ね」「はい、あと、領収書お願いします」「はい、どうぞ」といって渡された領収書。白紙である。これがテーゲーってやつか。勝手に適当な金額を書き込む出張族も……ああ、なんだかデジャヴだ。

浦添でもテキパキ用事を済ませ、飲みに突入。汗をかいただけあって、1杯めのビールが美味い。まさにゴキュゴキュ、プハーッ、という感じで飲み干す。

で、コテコテの洋食屋さんというか、レストランというか、ステーキハウスというか、というお店だったんだけど、やはり、そこでも泡盛を飲む。

「菊の露、ロックでください」「シングル、ダブル、どちらで?」「……じゃあ、ダブルで」。

シングルが630円。ダブルの価格表示はナシ。この時点で、「ボトルで頼んだほうがいいかな」という思いが、チラと頭をかすめたのだが。

結局、前菜やスープや魚・肉のグリルなどをいただきながら、泡盛ロックをダブルで5杯飲む。……ボトルのほうが安かったな、やっぱり。

にもかかわらず、ホテルの前までクルマで送ってもらったあと(運転した人は飲んでませんよ)、もうちっと飲むか、とコンビニに足が向きかけたが、いやいや明日は朝から人前で話をせねばならぬ、さすがに二日酔いはまずかろう、と思い直し、部屋に入って服を脱いで……その日の記憶はそこまで。無意識ながら、コンタクトレンズは外していたようだ。

(この項続く)

年収1575万円と国語力

[2007年04月22日(日) ]

もちろん、ぼくの年収ではありません。
こんな額には、はるかに及びません。
謙遜でも晦渋でも韜晦でもなく。
(ちょっと言葉の使い方が違うかも。)

そもそも、Z会でこれだけの(これ以上の)年収の人って、いわゆる役員クラスの人だけ、のはず。(国語力研究所代表、名前はエラそうですが、実はそんなにエラくはありません。このブログ読めば、わかりますか、そんなこと。読売新聞で記事になったとき、年齢まで見た人も、わかったと思いますが。同じ記事中の、某教科書会社の検定事業部長さん、ぼくより16歳も年上で、「あああ、この若造が、とナメられる、もちっと上にサバよんどきゃよかった」と思ったものです。すいません、若造ですが、こんど一杯いきましょう。)

1575万円というのは、昨日の朝日新聞夕刊の、
これは就職活動中の大学生を対象としたページだろうか、
そこに掲載されていた、フジテレビ社員の、平均年収です。

管理職とかの平均年収じゃないですよ、社員の平均年収。
それが、1574万6133円、だそうです。

おれも新卒のとき、もちっと真剣に就職活動すりゃよかった。

冗談です。


マジメな感想を2つ。

1つは、こういう情報をオープンにしたフジテレビに対する、清々しさ、です。

かつて、大手金融機関社員の高収入が、マスコミで叩かれました。
マスコミ業界に近い人や、マスコミ志望学生は知っていることですが、
大手マスコミ社員もまた、かなりの高収入です、その叩き方は、
天に唾することにはならないか、と、その当時、危惧しておりました。
(おれが危惧するこっちゃないか。)
でも当時、金融機関はこう、それを報道する我が社は参考までにこう、
というのは、さすがになかったと思います。するわけないか、そんなこと。

今回、自社の社員の平均年収をオープンにした。
高いんだろう、とは思っていましたが、「へえ、こんなに」、
と(大概の人は)思うだろう、それをオープンにした。

「そんだけ付加価値の高い仕事させとるんじゃ、
どこからも文句言われる筋合いないわい!」という、
会社としての意思表示だと思ったわけです、その清々しさ。

もう1つは、堀江さんが買収したいと思ったのもわかる、ということです。

フジテレビとしては、「そんだけ付加価値の高い仕事させとるんじゃ、
給与水準に文句言われる筋合いないわい!」だったでしょう。

でも、おそらく、ライブドアの給与水準は、フジの半分もないはず。

買収して、「じゃあ、みなさん年収半分にしましょう」は、
さすがに通らないとしても、平均年収1000万にしたい、
と言って(それでも、すごいですね、平均年収1000万)、
それを通したら、フジの社員は1500人弱だそうだから、
80億以上の利益が出るわけです。

新規に事業を立ち上げて、売上を80億計上して、ではなく、
経費カットだから、純粋に利益として、80億。

1000億投資しても、年利8%。

書いてて、もういいや、と思ってきたので、このへんで。

スポーツ特待生と国語力

[2007年04月21日(土) ]

毎日新聞ニュースより。

《日本高等学校野球連盟(高野連)は20日、スポーツ特待制度について、学生野球憲章に抵触するとして、各学校に中止を求めることを決めた。(中略)決定は、成績優秀や保護者の経済的事情が理由の場合は除外するとしているが、どう線引きするのかも問題だ。(中略)学業優秀や経済的困難も数字で示せるものではないだけに、そもそも「グレー」との指摘もある。》

なんだか、昨年末の「未履修問題」的様相を呈してきましたな、この問題。
世の中が、みんな黙認していたことを、ことさらに問題化した、という意味で。

高野連さんによると、野球による特待がダメな理由は、
「野球さえやっていればよい、という偏った人間ができてしまう」から、
ということらしい。

でも、「成績優秀や保護者の経済的事情が理由の場合は除外」ということは、
「貧しければよい、という人間」は生じないとしても、
「勉強さえやっていればよい、という人間」は、
高野連さん的には偏ってもおらず、オッケーということなんだろうか。

あるいは、、「勉強さえやっていればよい、という人間」については、
高野連は与り知らず、そんなん知ったことかよ、ということなんだろうか。

さて、特待制度をとっていた私立高校さん、どのように対応するんだろう?

おそらく、「成績優秀や保護者の経済的事情」、
という理由を絡ませるんじゃないかと予想するが、
ニュースが指摘するように、これ、
「数字で示せるものではない」とは思わないが、
数字で示すのは、かなり厄介。

でも、世間は、数字で示せ、ということだろう。

そして、数字で示したあとが、さらに厄介。

その私立高校に在籍する生徒さんのうち、
その基準をクリアする生徒は、全員、
特待生としなければならなくなる。

その基準をクリアした野球部員を、
特待生としたいのなら、ね。

なぜなら、そうしないと、
「野球を理由にした特待ではない」、
とは言えなくなるから。

ホントに厳格にやるのなら、それはそれでよいと思うが、
中途半端にやると、これ、各方面に不満のみ残る結果になるか?

高野連および私立高校のみなさん、今後、どこまでやるか、
しばらく注目ですな。

ところで、特待生とは全然関係ないかもしれないが、
前に長崎に出張へ行った際に聞いた話。

あの、サッカーで有名な国見高校(公立高校です)。

サッカーの国体だか何だかの予選で、
超超超シード、なんと、県大会の決勝戦から出場だそうな。

県大会の、初戦が、県大会決勝戦。

それっていうのも、何だかなー、と思いました。

他の高校が納得してんだったら、いいのかね、それで。

六本木ヒルズと国語力

[2007年04月19日(木) ]

国語力検定公式テキスト情報。
いくつかの書店では品切れとなり、
ご迷惑をおかけしております。

しかも、アマゾン・ドット・コムが「在庫なし」だと?
そんなことあるんかいな。

ネット上でお買い求めの際は、

セブンアンドワイ:当日〜2日で発送
http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31869986&pg_from=rcmd_detail_1
※公式問題集は「1〜3週間で発送」となっています。

ビーケーワン:2〜3日で発送
http://www.bk1.co.jp/product/2774011
※公式問題集は「24時間以内に発送」となっています。

2冊まとめてだと、ビーケーワンがいいですかね。

さて。



昨日は六本木に行く。

20年ぐらい前は、六本木〜西麻布あたりに、
わりとよく遊びに行ったものだ。

今でいうところの、クラブとかだね。

ヒップホップとか、レゲエとかが流行っていたころ。
(流行っていた……のかな? よくわからん。)

西麻布の交差点近くのファミマで、
遊びの途中でオデン食ったりして。

クラブの中では、見知らぬ女の子に、声をかけたりする。
んで、じゃあ、今度会おうか、となったりもする。
(その場は、お互い、ツレがいるので。)

でも、クラブは、暗いのである。
おまけに、みんな、酔っ払っているのである。

後日、シラフで、太陽の光の下で会ったところ……。

ええーっ!(←内心の声。)

おそらく、お互いに、「ええーっ!」だったのであろう、
何事もなく、清らかに別れる二人であった



何の話だ、そうそう六本木。

お店によっては、入り口で入店を拒否されることもあった。
お店の雰囲気というか、ステータスを維持するためには、
大事なのは物理的なハコだけじゃないんだね。

そこに集う人の、服装も含めた、いわばソフト的な部分。ここも大事。
よくわかります。だから、無理に入れろとゴネたりはしません。
無理に入ったところで、多分、自分が居心地悪いだろうしね。
むしろお店の人の親切だと思って、素直に引き下がるのでありました。

さて、六本木といえば、六本木ヒルズである。
(東京ミッドタウン? まあ待て。)



まあ、おシャレなスポットとして、
全国的に認知されている場所であろう。

こんなオブジェもあるし。



だが。

あんまりおシャレさを感じないんである。

なぜか?

これを見られたい。



どう見ても、田舎からの修学旅行生然とした中学生が、
わんさといるのである。(ぼくも田舎出身なので、平気で書く。)
おまけに、ちゃんと「班行動」をしているのである。

六本木ヒルズ、ハコはおシャレかもしれないが、
ソフトの部分で、すっかり観光地化してしまったか――。

1年前に訪れたときも、どうも場にそぐわないオバちゃんたちが多かったし、
そういうオバちゃんたちや、ましてや中学生などは、
どう考えてもヒルズに入っているお店で買い物をしそうもないし、
あの高級そうなお店の数々、はたして儲かっているんだろうか。

東京ミッドタウンも、いずれ同じ様相を呈するのではないかと思われる。

コスプレと国語力

[2007年04月17日(火) ]

ある人が、こんな画像を送ってくれました。



へえ、地下鉄内の掲示まで。
潤沢に広告宣伝費がおありのようで、羨ましい。
ぼくは地道に草の根でやりますね

というわけで、全国の書店さん、わが研究所には毎日、
「書店に行っても公式テキストないんですが」という問合せが入ってます、
追加でご注文のうえ、常に平積みでお願いしますね!

さて、4月2日からこっち、休みらしい休みもなかったので、
4月15・16日は書き仕事も何もせず、ひたすら休養する。

映画を観て本を読んで、眼は疲れちゃった気もするが。

映画は、『ヒトラー 最後の12日間』。
原作はすでに読んでいたので、さてどういう仕上がりか、
興味はあったんだが。原作→映画、という順番よりも、
映画→原作のほうが、順番としてはよいかもしれません。
(まあ、その逆の映画のほうが、むしろ少ないか。)

となると、『硫黄島からの手紙』、まだ観ていなくて、
いつか観ようと思っているのだが、その前に硫黄島関連本、
あんなに読まないほうがよかったのかな。

本筋とは関係ない、『ヒトラー 最後の12日間』の感想を。

マンガ『美味しんぼ』がドラマ化されたとき、すごく笑った。

山岡士郎、栗田ゆう子など、大概の登場人物は、
それぞれの俳優の味を生かして役が作られている。

でも、海原雄山だけは違うのだ。

服装から何から、マンガそのまんま。髪に入る白い筋までおんなじ。
思わず「こりゃコスプレドラマかい!」と吹き出してしまったわけです。

えーと、『ヒトラー 最後の12日間』におけるヒトラーは、
もちろん実際のヒトラーと似せて作られています。

が、似せたのは、ヒトラーだけじゃないんでは?
ゲッベルスとかゲーリングとかも、コスプレ的に作られているような。
もちろん、だからといって笑うところではありませんが、
そういうコスプレ的造形への意志が制作者に生ずるのはなぜか?
というところに興味を覚えたわけです。

あとは、総統地下壕での生活の様子。

空襲で地下壕がバリバリ震えている中で、
ワイン付の食事をナイフフォークでいただいている。

「えらい悠長に豪華なメシくっとるな」と、その時は思いましたが、
それは「ワイン付の食事をナイフフォークで」=豪華なメシ、
という思い込みから生じたものであり、欧米人にとっては当たり前、
皿の中身によっては、我々日本人にとっての「味噌汁とご飯」レベル、
なのかもしれないな、というふうにも思ったわけです。

もっとも、カタストロフィ寸前、将兵たちがアルコールをガブガブ、
というシーンは、なんだかなあ、というのと同時に、さもありなん、
とは思いましたが。

映画はその他、『スペシャリスト』(スタローンが爆弾のプロを演じる。
なんでこんな簡単に女に騙されるんだスタローン!)、『クリムゾン・タイド』、
『ダウン・ザ・ホーク』(アメリカ人は我々と全然違う見方をするんだろうなあ)。

・スポーツ特待生と国語力
・ご祝儀と所得隠しと国語力
については、日を改めて。

新宿と国語力

[2007年04月15日(日) ]

新宿に行く。

たまに渋谷や新宿に行くと、
人ごみに酔う感じがする。

田舎のみなさん、いかがでしょうか。

ただ、ぼくも、二十年近く前、このあたりに住んでいたのである。
(新大久保に2年、幡ヶ谷に3年。)

当時は、「ふふん、新宿なんざ」と思っていたが、
しかし上京当時は、ずいぶんと間抜けなこともした。

同じ田舎の友人と、新宿で会おうということになり、
「じゃあ、新宿駅の東口で」と待ち合わせる。

コンコースを通り抜け、



改札に出る。



田舎の駅とは違うのである。
しかも当時は、携帯電話なぞない。

改札を出入りする膨大な数の人々。
しかも地上における「新宿駅東口」も複数ある。

「新宿駅東口で」という待ち合わせの約束は、
「じゃあ、東京駅で会おう」や、「大阪駅で会おう」同様、
約束として成立しようがなかったのである。

これもまた、国語力の問題ではあるまいか。

そう言えば、ぼくの田舎である高岡駅での待ち合わせですら、
「駅で」あるいは「駅の北口で」という漠然としたものではなく、
「駅の水槽の前で」と具体的な場所を提示していたなあ。

さて、新宿で、お世話になっている先生方と飲む。
「新宿駅東口で」なんていう待ち合わせではなく、
お店を指定しての待ち合わせである。

当然、お店にはすでに予約を入れてある。
いやあ、ぼくもオトナになったもんだ。



新宿「樽一」。魚と鯨が美味い。
「鯨だとー!」といって怒んないでください、
三島では給食でイルカが出るんですから。
って、これは関係ないか。

でも、三島に来て初めて食べたものの1つが、イルカ。
スーパーでもパックに入って売られていて、「へえ」と思いました。

先生方、ちょっとお酒強すぎ。
もう一軒行こう、と言われて、
二軒めはついていきました。

で、連れて行かれたのが、この通り。



西にジャンジャン横丁あれば、
東にしょんべん横丁あり、
ということらしいです。

泥酔していて、ちょっとよく覚えていません
すいません、またじっくり行きましょう。

トップと現場と国語力

[2007年04月14日(土) ]

国語力検定公式テキスト情報。

新宿紀伊国屋さんでは、1階の「新刊・話題の本」コーナーにありました。



まだ店頭在庫あるようです、急ぎお買い求めを!

オアゾの丸善さんには、トレーニングブックしかなく
『ほんとうの「国語力」が身につく教科書』は、
店内の端末で検索すると「品切れ」でした。



いかんな。早く補充しないと。お待ちくだされ。

ところで、某教科書会社さんの検定本、
紀伊国屋さんでも丸善さんでも、どどーんと並べられていますねえ。
いったい、初刷、何部だったんでしょう。さすが。感心してどうする。

奈良の某書店さんでは、こんなコーナーを作っていただいています。



国語力検定のほうが下、というのは、
ちょっと心外なんですが、まあしょうがないでしょう。

某教科書会社さんが「国語力検定」のことを何かのルートで知り、
あわてて自社の検定をリリースした、という「風のうわさ」。

もう1つの「風のうわさ」によると、もともとは、
今年の秋に検定を始める、という事業計画だったようです。

まあ、トップの気持ちや、その後の動き、とってもよく理解できますが、
一方、ぼくも組織に身を置く人間として、現場の気持ちも理解できるわけです。

いきなり「リリースまでの時間を、半分にせよ」という指令が、
トップから現場に下りたんだろうなあ。

現場の方々、さぞや苦労なさっていることと拝察いたします。
お互い、がんばりましょう。そうだ、近いうちに一杯いきましょうか?
何でしたら、王子までお伺いしますよ。

(以前、中学生対象の通信教育教材を作っていた関係で、
王子に訪問させていただいたこと、あるんですよ。
その節はお世話になり、ありがとうございました。)

というわけで、上記については、あまり「国語力」を働かせることなく、
ストレートに解釈してください。何の底意もありませんので。いやホント。

ていうか、そういう現場の状況を想像し、かつ共感できる、というのが、
国語力なんではないでしょうか。それぞれの立場はあったとしても。

……と、キレイにまとまったところで、今日はオシマイ。

競争と国語力検定

[2007年04月13日(金) ]

検定試験実施主体として、こんな本も読むのである。



昔も今も、試験をめぐる試行錯誤や批判は、
ほとんど変わらないことに気づかされる。

ところで、もうすぐ、文科省主催の全国学力調査なるものがある。

学力低下という批判を受けた文科省が、
じゃあ児童生徒の学力を客観的に測り、
今後の指導に役立てましょう、という趣旨のようだ。

一部からは、学校の序列化をあおるものだ、
という批判も出ているようだが、案の定、
書店には全国学力調査予想問題集なるものが並んでいる。

これって、文科省の(表向き)意図するところと、全然違ってないか?

……と思ったが、実は、これが文科省の狙いだったのかも。

「ゆとりなんかダメ、やっぱ競争をあおるしかないだろう」、
という方向に、カジを切ったのかもしれない。

国語力検定

国語力検定は、他者との競争ではありません。
一人一人が、それまでの自分よりも、
よりよい自分になってもらうことを狙いとしています。

すげー急いで書いたんで、文章がダメダメだな。

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