今年の夏休みは、活字よりも映像に傾いてました。オリンピックもそこそこ観るし、高校野球も観るし、映画も観るし。これぞ日本のオヤジの夏休みってやつか。……海行きてー、釣り行きてー。
昨日も、これは少し前に録画したやつだが、「神聖喜劇 ふたたび」という番組を観る。
小説『神聖喜劇』が、若い世代の間で再び盛り上がりを見せている、というナレーションがあったが、ホントだろうか。
作者の大西巨人先生、2年ほど前に直接お話をうかがったのかな、というと誤解を招くな、えーと、対談っぽいのを観に行ったんです、そのときも、だいぶお年を召されたな、という印象を受けたが、今年で91歳とのことで、やはりテレビ出演は大変そうである。
しかし。番組の最後に。
「作家とは、どういう……」
という問いかけに対し、大西先生。
「作家とはどういうものかだって? そうだな、オレみたいなものさ」
スバラシイ! キラーンと光りましたよ、大西先生!
てなわけで、未読のみなさん、ぜひ読みましょう、『神聖喜劇』。
超超長編なんで、かなり長時間、楽しめると思います。
番組には、試みに映画用の脚本を作ってみた、という脚本家も出てましたが、その人曰く、
「この脚本どおりにやると、42時間の映画になっちゃいますね」
じゃあ、大河ドラマにしたらどうだろう。ねえ、NHKさん。
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お盆休みには、たまには外食でも、ということで、裾野市深良にある「二胡」というお店へ行く。中華料理のお店である。といっても、いわゆる街の中華屋さん、という趣きのお店とは異なる。かなりオシャレな感じのお店らしい。
今年5月のオープンであるからして、看板もまだ新しい。
駐車場もゆったりとってある。
内装も新しい。窓が多く、店内は明るい。
席に着くと、お茶が出てくる。それをいただきつつ、オーダーを決める、と。
お。芋焼酎ボトルで2500円か。リーズナブルだな。でも、今日はランチだからな。控えておくか。しかしここ、クルマじゃなきゃ来れないところにあるんだよな。飲むときには、誰を足にするか、だ。同僚サーさんは飲まずんばやまず、だし、同僚アーさんは、免許持ってたっけ。うーむ、いい方法はないものか……と、詮無いことに思いをめぐらせていると、カミサンからオーダーの催促。
では、ランチコースをいただきましょう。
前菜。冬瓜、海老、鶏肉、豆腐が、大き目のレンゲ状の器にそれぞれ盛られて出てくる。それと、トマトとグレープフルーツのジュース。
なるほど、このジュースで食欲を増進させるわけですな。冬瓜の出汁が美味。
続いて、スープ。写真は失念。
ちょっと醤油も利かせてあるのかな。程よい甘みも感じられて、塩味は抑え気味。にしても、こいつも出汁(スープって言ったほうがいいのかな)がいいねえ。
次は、豚肉と玉ねぎとピーマン(赤・緑)の炒め物。
これも写真撮るの忘れましたが、塩味が抑え気味になっていて、あきさせない工夫が感じられます。
お次。海鮮春巻と揚げパン。
この、海鮮春巻が、ちょっと驚きでありました。
食べる前は、通常の春巻の具の中に、魚介類が混ぜてあるのかな、と思っていましたが、さにあらず。
もちろん下味をつける等の仕事はしてあるんでしょうが、食感としては、海老とホタテをそのまま春巻の皮で包んで揚げました的。パリッとした皮の中に、海老とホタテがそのままギッシリ詰まっている、という感じでした。食べると、アツアツのホタテが、海老が、ゴロンと出てくる。こいつぁいいね。絶品だ。
ちなみに揚げパンは、食べずに取っておく。
なぜか。
エビチリのソースと一緒に食べるんですよ。ふふふ。
あ、これ、エピチリね。上にかぶさっているもの(春巻の皮? 食べられます。パリパリ。これもエビチリのソースと一緒にどうぞ)を取ると、
ほい、エビチリ。
こういうふうに、サーブするときの見た目も、しっかり考えられているようです。
御飯モノは、
「ふわふわ卵の天津飯」。おそらく、ほとんどの人、食べたことのない天津飯だと思います。しかも、こいつも、上にかかっているソースがまた美味い。
デザートは、定番の杏仁豆腐と、季節モノ(ぶどうのシャーベット)をチョイス。こいつも、中華街の食べ放題系のお店で出てくるそれとは段違いに美味くて、ばくばく食って写真撮るのを忘れる。量も、申し訳程度ではなく、たっぷりとあって、女性には嬉しいでしょう。
最後は、中国茶と甘いお菓子でシメ。
うーむ、2000円でこの内容というのは、かなりリーズナブルかつ満足度が高いのではないか。てか、満足しました。
ひるがえって、三島の有名ウナギ屋さんを考えてみる。
……いや、恨みも何もないっすよ、マジで。接待となれば使いますしね。
でも、うな重なりうな丼なり一杯に二千数百円払うくらいなら、プライベートでは、「二胡」の2000円のランチコースを選ぶな。
三島の有名ウナギ屋も、ランチうな丼とか出せばいいのに。