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世界陰謀史事典と、国語力検定

[2008年08月10日(日) ]

なこと言ってて、さっそくオリンピックネタ。

柔道の試合を中継していたアナウンサー氏の発言。

「次は、○○選手と××選手の争いですね」

……「争い」じゃなくて、「戦い」ではなかろうか、こういう場合。



ジョエル・レヴィ『世界陰謀史事典』(柏書房)読了。



トンデモ本ではないと思うけど、そういう匂いがする。なんでだろう。

飲み屋で披露するウンチクネタがほしい人は、どうぞ、という感じですかね。

ま、例によって、いくつか引用。

《抑圧された社会においては、虐げられ、あるいは疎外されていると感じている人々のグループは、常に、そうでない「他の」人たちのグループを非難しようとし、自分たちの失敗や受難を自分たちグループ内の責任とはせず、悪意を持った破壊分子グループの責任にしようと努める。同時に、支配者や体制派の人たちは、それぞれの部下たちが抱く怒りの矛先を脆弱で使い捨てのできる人たちのグループに向けるのが好都合であることを知っている。》(p105)

北島選手、レーザーレーサー以前に、試合ではヒゲ剃るのかな……というのは、今テレビ見てて思ったことなんで、関係ありませんね。すいません。

えーと、みなさん、ホントの敵は違うのかもしれませんよ、ということで。

「自分たちを代表する人がいない」という人たちの代表となったのがヒトラーであった、というのを読んだのは、大澤真幸さんの本だったか。

《ナポレオンは、しばしば、このような諜報を彼の部下に知らせることなく利用した。後になってその情報の正確さが証明されたときには、彼の絶対確実性と天才を示すオーラに加えて、彼の軍人としての卓越した直観力の評判がさらに高まるのだった。このようにして部下の司令官に対する権威を確立してゆくことは、彼が効果的な将軍になるための要素の一つだった。時には、間違った情報を得ることもあった。そんな場合、多くは、自分の命令を適切に実行しなかった部下の責任にした。》(p130)

「時には」以降、おもしれーなー、と思って引用してみました。