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18人の選手の父母「ら」350人と帰省先が甲子園はいい話か?と、国語力検定

[2008年08月09日(土) ]

オリンピックネタは、ぼくが書くまでもなかろう、ということで、書かない。よっぽど笑えるネタがあれば、書くことにしよう。



岐阜商業高校、甲子園初戦突破おめでとう!

なんでも、甲子園初得点に初勝利だそうで。よかったよかった。

テレビを観ながら、「おお、あの選手、大浴場で一緒だったぜ」「おお、あの監督、サウナで一緒だったぜ、サウナ勝負(注:どっちが長くサウナに入っていられるかという勝負。実利はほとんどないので、賢い人はやらない。また、一方が勝手に心の中で勝負を挑んでいることがほとんどである)で勝ったかな、おれ」などと軽口をたたく。

ついでに、「あの選手、大浴場で、坊主頭にコンディショナーつけまくっとったぜ」と言うと、「それはウソでしょ」とカミサンに突っ込まれる。

すいません、そのとおりです、いや、おもしろいかなー、と思って。



昨日の朝日新聞夕刊から、甲子園ネタ。

直前にいろいろ問題の起こった学校について。

《試合日は学校が約400人の生徒をバスで応援に出すのが恒例だが、7日はこれを自粛した。生徒は応援団、ブラスバンド、野球部員ら約70人に絞り、選手の父母ら約350人が応援の中心となった。》

……選手の父母ら、約350人?

ベンチ入り選手は18人だから、父1人母1人として、父母は36人。複雑な事情があって、父2人母2人だったとしても、父母は72人。

いずれにしても、350人のうちの大半は、選手の父母ではないような気がするが。

にもかかわらず、「応援の中心」が選手の父母とは、これいかに。

ま、人数のみが「中心」を決定するわけではない、というのもわかるが、「父母ら」の「ら」でひっくるめちゃう部分、大きすぎるんでないの?と思ったわけです。



もう1つ、昨日の朝日新聞夕刊から。「帰省先は甲子園」というタイトルの記事。

野球部員の半数以上が大阪府出身という、東北地方の甲子園出場チームの話題。

《甲子園は3年ぶりで、待ちに待ったおかんたちは、わが子の世話焼きに盛り上がっている。「一つでも多く勝って、もっと世話焼かせてや」(中略)最後のチャンスをつかんだわが子を8日、父母たちはそろってスタンドから見守る。「甲子園でとびきりの笑顔を見たい」(中略)「欲をいうたら1日でも、1試合でも多く」》

……なんだか、「いい話」的な取り扱いだが、これ、「いい話」にしちゃっていいんだろうか。

いや、こういう現状こそ、野球特待生問題で叩かれたんじゃなかったっけ、と思ってね。

喉元過ぎれば何とやら、ってやつか。