マーチン・ファン・クレフェルト『補給戦――何が勝敗を決定するのか』(中公文庫)読了。
本体価格1429円。文庫なのにそんな値段?と思われたかもしれないが、1500円ほどする、大概のビジネス書よりは、よっぽど読み応えがあると思う。400ページ超あるし、内容も濃いし。その意味では、リーズナブルな価格と言えるのではないか。
ただ、例として取り上げられている戦争(ヨーロッパにおけるそれが主)についての、ある程度の事前知識はあったほうがよいかもしれない。一般的な戦史物を読んだあとに、別の観点からそれら戦史を見てみる、という感じで読むのがいいのかな。
タイトルどおり、補給(兵站)が戦争の勝敗を決定する、という趣旨の本なのだが、最後に取り上げられる例、ノルマンディ上陸作戦では、実に十八ヶ月もかけて綿密に作られた兵站計画が、実際にはほとんど予定通りにはいかなかったこと、それなのに、というか、それゆえに、計画以上の成果が得られた旨の記述があり、なかなかおもしろかった。
いずこの組織にもありがちな、過大な予算計上、という問題にも通じるか。
引用はまた改めて。
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カミサンの川柳が、本に載るらしい。
お題は、本人も忘れてしまったようなのだが、以下の句。鎌倉在住時代に作ったやつだな。
「CMは ロマンチックな 競馬場」
国語力的に言うと、「CM」のあとに続く助詞がポイントですな。
「が」にするか、「も」にするか、「は」にするか。
「も」と「は」では、句の趣旨が正反対になってしまう。
おお、すごく久しぶりに、ホントに国語力のネタだ。
そういや、「夏の由比ガ浜、しかも夕方の、もはや誰でもいい状態になったナンパの様子」をお題に、二人で川柳をいっぱい作ったなあ。