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御茶ノ水でランチと魯山人の料理王国と、国語力検定 (2008年11月22日)
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地獄の黙示録と中堅崩壊と、国語力検定

[2008年05月26日(月) ]

ベランダのミニトマト、順調に成長中。



エダマメも発芽!



これ、去年収穫したエダマメの種(大豆)を、一年間冷蔵庫に保存しておき、それをまいたもの。

おお、完全繁殖に成功だ。



なわけで、昨日は読書のち、仕事をちょいと(2万円分ぐらいか? 金額に換算しちゃうのが、あんまし良い習慣じゃないっすね)、それから映画。

コッポラ監督の『地獄の黙示録 特別完全版』というやつを観る。210分の映画。

うーむ。

『地獄の黙示録』自体は1979年の映画、おれが中学生のころか。話題になったのは覚えている、覚えているが、当時から今まで観たことがなかった。

1979年当時、話題にはなっていたけど、日本人は、どのように受容したんでしょうかね、この映画。

いや、難しいというか、複雑というか。当時、映画館で観た人、ホントにおもしろいと思ったんだろうか。すいません、映画通の人には怒られそうですが。

なんかですね、前半の、ベトナムでサーフィンをしたいばっかりに爆撃命令を出した部隊長を見て、多少笑いが起こった後、あとはみんな、「………」という状態で観ていたのかな、と思いまして。

ベトナム戦争を扱った映画だと、『プラトーン』が今んところベストですかね。

コッポラ監督×マーロン・ブランドだと、『ゴッドファーザー』がベストですかね。

あるいは、『ゴッドファーザー』におけるビトー役のマーロン・ブランド像が強すぎて、『地獄の黙示録』における彼を評価できないだけかもしれませんが。



野田稔『中堅崩壊』(ダイヤモンド社)読了。



ミドル再生への提言、ということで読んでみました。

いや、「おれは今死んでる」という自己認識なわけじゃありませんけどね。

割と読み応えのあるビジネス書でした。

1見開き1項目の、よくあるハウツー形式のビジネス本を千数百円出して読むぐらいなら(1冊ぐらいならいいけどね、何冊も読むのはちょっといかがなものか)、あるいは上下左右行間スカスカ、1ページ400字もないんじゃないかというビジネス本を千数百円出して読むぐらいなら、1700円のこっちを読んだほうが、よっぽどマシなんじゃないかな。とりわけ、30代以上の人にとっては。

例によって、いくつか引用。

《「戦わずに勝っている企業」には、いずれにおいても非常にリッチなコンテキスト(文脈)があることがわかる。このコンテキストが、消費者にほかとは全く異なる経験を提供し、感動を与えるのだ。「経験価値」の提供である。観客やユーザーがえる「感動の経験」。これが社会に蓄積されたとき、ブランドの価値が発生する。》(p44)

例としてディズニーランドが挙げられていますが、そうか、「しまじろう」ってやつも、1つのコンテキストか。

じゃ、Z会はというと……うーむ、難しいな。

感動、感動、と。

《「マーケットイン」という言葉は、八〇年代の半ばぐらいからよく使われるようになった。(中略)ところが、機械的なマーケットリサーチからは、決してヒット商品はできないということがわかってしまった。そのときに思ったことは、世の中の変化に顧客のほうがついていけなくなっているということだ。消費者は目の前にある商品の好き嫌いは言えても、心の奥にある「何となく欲しい」を言葉にして表すことはできないものなのだ。》(p52)

昔、携帯に電話機能しかなかった時代、「次世代の携帯電話に求められる機能」という調査を行なったところ、「カメラ機能」という選択肢を選んだ人は、2割にも満たなかったそうです。

その結果を見て、当時自分が開発責任者だったとして、それでもカメラ機能をつける、という決断ができたかどうか。

プロダクトアウトもマーケットインもダメで、じゃあその次は?というと、「コンセプトアウト」だそうです。ただし、ウケなかったらとっとと撤退する、というのがミソ。

《高邁な志は確かに必要だけど、それを現実にブレークダウンする作業がより重要なのだということに気がついたのです。高邁な理想を連呼しているだけでは、「絵空事」に終わるだけ。本当に人を動かしたかったら、決して立派すぎることは言わないほうがいい》(p312)

ラジャー。

最後に、たまには国語力的なことを。国語力検定ブログゆえ。

《マーケティングの言葉に、「人は、口にしたニーズを満たしてくれたときに感謝する。口にしなかったニーズを満たしてくれたときに感激する。そして、自分でも気づいていなかった潜在的なニーズに解答を与えてくれたときに感動する」という言葉がある。コミュニケーションの真の目的は、相手が口にするニーズや報告を聞くことではない。相手がしゃべらないこと、しゃべりたくないこと、相手も気づいていなかったことを引き出すことなのだ。》(p344〜345)

おお。この「コミュニケーションの真の目的」って、まさに国語力じゃないですか!

「しゃべりたくないこと」は、それと察して、あえて聞かない、というのも、国語力ではあるんですが。

あ。また新刊のタイトル思いついた。

『仕事は国語力が9割』もしくは『仕事は国語力で9割決まる』。

オファーがあれば1カ月で書くっすよー。