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パンダ逝去と、国語力検定

[2008年05月01日(木) ]

上野動物園のパンダが、死亡した由。

今、「死亡した」と書いたが、どう書いたもんだか、ちょっと迷った。

「死んだ」じゃ、何だか素っ気ないし。(でもホントは、「死んだ」が正解のような気もするが。)

かといって、「亡くなった」というのもヘンだし。

ちなみに、そのニュースを伝えるワイドショーの画面には、「パンダ逝く」とあった。

「逝く」かあ。

これまた、少々大袈裟だな。

パンダ以外の動物だったら、ほぼ間違いなく「死ぬ」扱いでしょうね。事件事故で人間が死んだときでも、「男性が死んでいるのが見つかった……」ですもんね。

お。今日はのっけから国語力的だな。



そしてGWには、上野動物園でパンダは見られず。

それを知った、孫らしき幼稚園児らしき子を連れた老夫婦のコメント(これも出典はワイドショーです)。

「あら残念ね、何十年ぶりに孫を連れて来たのに」

おいおい、その幼稚園児は何十歳だよ!

それとも何かい、何十年も前に、もう孫がいたんかい!

……という突っ込みを一瞬したのだが、これが国語力的におもしろい文だなあ、と思ったわけです。

「何十年ぶり孫を連れて」、上野動物園に来た、というのであれば、そういう突っ込みも成り立つ。

しかしここは、そうではない。

「何十年ぶりに」上野動物園に来た、そして今日は孫を連れてきた、という意味なんですね。

「何十年ぶりに」→「孫を連れて」

ではなく、

「何十年ぶりに」→「来た」(「孫を」→「連れて」)

ということです。

おお、今日は国語力を2題でした。