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道路財源の一般財源化と、国語力検定

[2008年03月29日(土) ]

タイトルだけ見ると、何が国語力検定なんだか、という感じですよね。

さて。昨日の朝日朝刊一面は、福田総理の「道路財源の一般財源化」関連。

どうも、突然の記者会見だったみたいですね。与党のエライさんたちは「聞いてないよ〜」状態。「聞いてないよ〜」ってのも、古いねどうも。

会見で記者さんたちを前にその旨(道路特定財源廃止、一般財源化)を話し、ペーパーも配布したようで、そのペーパーには、朝刊一面によると、こうある。

「道路特定財源制度は今年の税制抜本改正時に廃止し、09年度から一般財源化」

会見で総理の口から直接説明を受けてもいる記者さんたちは、これを「道路特定財源制度の廃止」かつ「一般財源化」と、二つがセットになったものとして、「〜かつ〜」という日本語として理解し、それについて、冬柴国交相にコメントを求めたようです。

そのリアクションが朝刊二面に載っていたわけだが、そいつがなかなか秀逸というか何と言うか、国語力的になかなかおもしろい。

《「総理がそう言ったのは聞いていない。紙ではそう読めない」と予防線を張り、こう強調した。「今年の税制改革論議で道路特定財源を廃止すると決まった場合には、09年度から一般化すると。私はそういう風に読むから、それで結構です」》

「〜かつ〜」とは読めない、「もし〜なら〜」と私は解釈する、と言っているわけですね。

「道路特定財源制度は今年の税制抜本改正時に廃止し、09年度から一般財源化」

というペーパー上の一節を、

「もし道路特定財源制度が今年の税制抜本改正時に廃止された場合は、09年度から一般財源化する」

と読んだ、ということです。

うーむ。

なかなかやりますね。

「人は見たいものしか見ない」とはよく言われることですが、同じように、「人は読みたいようにしか読まない」のかもしれません。

ペーパーだけじゃ、真意は伝わらない、という教訓でもいいんですけどね。