インプレスジャパン『Webコミュニティでいちばん大切なこと。』読了。
アタリマエなんだけど、純粋な趣味でWebコミュニティを運営しようなんて奇特な人は、滅多にいないんだなあ。
やっぱり、みんな、ビジネスに結びつけようとしてやるわけで。
そして、やっぱり、メインは広告料収入なわけで。
何かピンと来ない気もする。
いや、既存のメディアと、儲けるモデル自体はあんまり変わらんなあ、という意味で。
Webって、新しいようだけど、そこのところは新しくないなあ、という意味で。
巻末付録、2ちゃんねるのひろゆき氏インタビューがいちばん面白かったかな。
ひろゆき氏の発言から、一部引用。
《コミュニティに関して、5年先の事業計画を数字にして自信をもって出せる人って、たぶん詐欺師か嘘つきかバカだと思うんですよね。だって、コミュニケーションを扱うものであって、5年先にユーザーがなにに興味をもつかなんて誰もわからない。不確定要素が大きすぎるんですよ。》(p250〜251)
ここで苦笑したビジネス系コンサルタントの方も、たくさんいらっしゃるに違いない。ような気がする。気がするだけですよ。
《収益のシステムをつくる役割は別だと思うよ。(中略)コミュニティやネット限定の話じゃなくて。OSなら、ソフトをつくって普及させたのはIBMだけど、それを独占するっていう賢いアイデアを思いついたのがマイクロソフト。アスキーのつくった技術系書物っていう市場を荒らしているのがインプレス、とかね(笑)。》(p252)
インプレス発行の書籍で、こういうシャレを言えるひろゆき氏って、いいなあ。
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3月23日付朝日新聞書評欄、一冊ビンゴ。
石川巧『「国語」入試の近現代史』(講談社選書メチエ)。
3月1日付記事「入試国語はどのように形成されてきたか?と、
国語力検定」で取り上げております。
おせーよ。と思ったが、いや冗談です冗談です激しく冗談です、「おせーよ」というのはね、でも以下は冗談じゃなくて、微妙な時期にこんな本を取り上げるのをあえて避け、もう大学入試がほとんど終了した後に取り上げよう、という配慮があったのかな。
入試直前の大学受験生にこれを読ませてもなあ、という配慮。だとしたら、なかなかの国語力だとは思います。