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学習指導要領改訂と橋下知事の「机上の空論」発言と、国語力検定

[2008年02月17日(日) ]

携帯からのネット接続がうまくいったりいかなかったり。今イチ不安定である。今はうまくいっている。

さて、『敗戦の記憶』(中央公論新社)読了。年末によくある企画、「今年の十冊」などに選ばれそうな気がするんだが、刊行が去年の暮れか。どうでしょう、このタイミング。サントリー学芸賞とか、大仏次郎賞も、この手の本、好きなはず。好きっつーのも、何かヘンだが。

昨日は横浜で教育関連のセミナーでした。国語力検定の宣伝はあまりせず。むしろ、学校現場にいる人たちが考える、今の子供たちにとって必要なものは何だろう、ということを考えていました。

セミナー会場へ行く朝、朝刊一面を見ると、学習指導要領改訂話が。

理数系、それに社会科も、2011年より前、2009年から教える内容を増やす由。

2002年から2008年までの間に小中学生だった世代は、言葉は悪いが、国によって「ババ引かせられた」観もあるように思うが、どうなんでしょうね。

それから、ワイドショーを観ると、大阪の橋下知事がゲスト出演。

江川紹子さんがコメンテーターとして出演しているワイドショーだったのだが、その江川さんを前にして、

「ぼくや江川さんのような机上の空論者は……」

などと発言されたのが、国語力的におもしろかった。

江川さん、その時点では、苦笑というか何と言うか、微妙な笑顔。しかしオトナの対応で、その発言に噛み付くようなことはない。うむ、国語力だなあ。

ていうか、橋下知事、自分以外の誰かを「机上の空論者」とするのではなく、自分も含めて「机上の空論者」としたことがミソで、これにはなかなか、「いや、あなたはそうかもしらんが私は違う」とは言いにくい。国語力だなあ。

しかし、江川さん、内心おもしろくないのは当然で、違う場面で橋下知事の発言を否定・批判していらっしゃった。

これぞまさに、「江戸の敵を長崎で討つ」。ちと違うか。