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事務次官さんによるデイトレーダー評と、国語力検定

[2008年02月08日(金) ]

今日の朝刊にも載っていたが、

《経産次官「デイトレーダーはバカで無責任」 講演で発言》(asahi.com2008年02月08日03時05分)

というニュース。


《経済産業省の北畑隆生事務次官が講演会で、インターネットなどで株売買を短期間に繰り返す個人投資家のデイトレーダーについて「最も堕落した株主」「バカで浮気で無責任」などと発言していたことが分かった。北畑氏は7日の記者会見で発言内容を認め、「申し訳ない」と陳謝した。》

……陳謝したってことは、発言内容が誤りであると認めたということか。ふーん。それはそれとして。


発言内容を具体的に見てみよう。

「経営にまったく関心がない。本当は競輪場か競馬場に行っていた人が、パソコンを使って証券市場に来た。最も堕落した株主の典型だ。バカで浮気で無責任というやつですから、会社の重要な議決権を与える必要はない」

みんながみんな、そうである、と言い切っちゃったことが問題視されたのかなあ。実際、経営に関心がある人ない人など、いろんな人がいるとは思うけど。


というわけで、問題視されないような言い換えを考えてみる。国語力検定ブログゆえ。

「経営にまったく関心がない(人も、中にはいるような気がする)。本当は競輪場か競馬場に行っていた人(も、中にはいるような気がする)が、パソコンを使って証券市場に来た(人も、中にはいるような気がする)。最も堕落した株主の典型だ(という人も、中にはいるような気がする)。バカで浮気で無責任(な人も、中にはいるような気がする)というやつですから、会社の重要な議決権を与える必要はない(人も、中にはいるような気がする)」

……どうでしょう。これでもダメだったかな。


ひょっとしたら、「堕落」「バカ」「浮気」「無責任」という単語自体が、NGワードなのか。


だとしたら、こういう方法もあった。

以前の記事で、菅さんが「○○万票しか」と言ったとき、いやそうじゃなくて、「○○万票もの」と言えばよかったのに、と書いたが、その応用。

「経営に激しく関心がある。本当は競輪場か競馬場に行っていた人が、わざわざパソコンを使って証券市場に来たのだから。最も崇高な株主の典型だ。激しく賢く、激しく志操堅固で、責任感が激しく激しく強いというやつですから、会社の重要な議決権を与える必要が激しく激しくある」

ニヤリと笑いながらでも言えば、国語力的には、これで大概、伝わるような気がしますけどね。


しかし、記者会見でこの発言が取り上げられ、事務次官さんが陳謝したってことは、メディアは陳謝すべしと考えた、ってことになるよね。

てことはだ。メディアは、デイトレーダーが「経営に激しく関心がある……」と考えているのだなあ。