昨夜は友人宅で激しく激しく激しく飲む。何時ごろ、どうやって帰ったんだろう。また覚えてないんですか!と言われそうだな。スマヌスマヌ……泡盛、お料理、たいへん美味しゅうございました。
で、今朝、起きると11時! ひっさしぶりだな、こんな時間まで寝てたの。まあ、12月2日の国立競技場(これは仕事じゃないけど)から昨日まで、休みナシだったからな。……なんてことを書くと、「なんて劣悪な労働条件!」と思われるかもしれませんが、12月9日が国語力検定実施日だったんで、特別、てことです
釣りは明日明後日の楽しみにとっといて、今日は本を読んで映画でも観るか。
というわけで、フランシス・マキナニー『松下ウェイ』(ダイヤモンド社)読了。
例によって、「ほう!」と思った一節を紹介しておく。
《戸田は、松下電器系列の小規模小売店はもっと成長すると計算した。そのための条件は、(中略)日本社会の高齢化をむしろチャンスと捉えることである。高齢者は、離れた店舗までクルマを運転していきたいとは考えないし、何か製品に問題が生じた場合は、近所ですぐに対応してもらう必要がある。戸田は、この二つのポイントは「高齢者にとっては価格よりも重要だ」と考えている。言い換えれば、高齢化しつつあるナショナル/パナソニックショップのインフラを注意深く若返らせることができれば、大型アウトレット店の餌食になるのではなく、高額のプレミアム製品の販売チャネルになりうる、というわけだ。》(p155〜156)
少し前に、新聞専売店なんて、いずれなくなるでしょう、と書いたとき、念頭にあったのは、ナショナルショップであった。「もうみんな、そんなところじゃなくて、ロードサイドの大型店で買うでしょ?」ということです。
でも、この一節を読んで、「あ」と思った。そうか。おれも80ぐらいになったら、もうクルマなんか乗らないよな、多分。そうすると、頼りはロードサイドのショッピングセンターじゃなくて、近所のお店か。
そのへんのところ、郊外にバカでかいショッピングモールをどんどん作っているイオンさんなんかは、どのように考えているんだろう。通販とか、出張販売とか? でもそうすると、不必要な分のハコの維持代が大変になってくるわけで。
郊外のニュータウンのゴーストタウン化、というのはすでに聞くけど、いずれ郊外の大型ショッピングモールのゴーストモール化、なんてことも起きるんだろうか。
経営戦略(なんて言葉を使うのは激しく気恥ずかしいんだが)なんてものは、常に見直し、見直しの連続なんだなあ、と思った次第です。
国語力検定も、朝令暮改で行こうっと(朝令暮改の使い方、正しかったっけ、これで)。
さて、これも例によって、「ほう!」じゃなく、「ありゃ」と思った箇所も紹介しておく。
《松下は大規模小売店向けの販売オペレーションの再建にも取り組んだ。中村はこの仕事のために、外人部隊のなかで最も侮りがたい人材、牛丸俊三を日本に帰国させていた。》(p156)
ほほう、最も侮りがたい人物。どんな人物だろう。
《牛丸が自分のチームに接するやり方はジャック・ウェルチ風である。(中略)「日本的な形式主義はすべて廃止する。私が部屋に入ったらみなが立ち上がるなんて嫌だし、部下は誰もネクタイなどしない。(中略)オフィスは禁煙で、服装はカジュアル、勤務時間もフレックスタイムだ。》(p157)
なるほど。実質重視なわけね。なおかつ自由。スバラシイ! それでそれで。
《牛丸は底知れぬエネルギーを見せつける。フロア間の階段を昇ったり降りたりしながら(エレベーターなど彼には無用だ)、自分のオフィスを見せ、部屋に駆け込み、各チームが何をやっているかを手早く伝える。これでは誰も形式張ったことを考えている暇はない。》(p157〜158)
トップマネジメントだから、いい御年だとは思うが、それを感じさせない若々しさもお持ちなわけか。すごいな。なんかこう、すげーカッコいい人なんだろうな。で、それでそれで。
《経営トップはそれなりの「威厳」を示し、常に適切な礼儀作法を涵養することが期待されている日本では、ゴルフシャツとスラックス姿で階段を駆け上がる牛丸の姿は非常に目立つ。》(p158)
ここでちょっと、ガクッとしてしまったわけである。いや、カッコいい方なんだろうが、「ゴルフシャツとスラックス姿」かよ、と。とりわけ、「ゴルフシャツ」ってとこね。いや、おれがゴルフやんないからかもしらんけど。
牛丸さん、どうせ「オンでもカジュアル」というのであれば、またまた名前を出してしまうが、LEON的「ちょい不良」ファッションを試されたらいかがでしょう。
一気にジローラモさんまで行くのが難しければ、まずは鳥越俊太郎さんをお手本に。
もう、若い女性社員の間で「牛丸さんステキ!」と人気沸騰……になるかどうかは、わかりませんが。
その後、「トランスポーター2」を観る。前作より、「そりゃムチャだろ、ありえねーだろ」度高し。おもしろかったけどね。