[2007年12月07日(金) ]
人間ドックの結果が送られてくる。どれどれ。








[2007年12月07日(金) ]
昨日の夕刊から。
自衛官が業者と旅館で宴会をした(なんて、どういうことだ! ケシカラン!)という記事が出ていました。カッコ内は記者さんの気持ちを推し量ったものね、国語力でもって。
《関係者によると、旅館での食事はビールや日本酒などアルコールを含め1人5000円の和定食》だそうです。そして、この分に関しては、会費を支払ったとのこと。
これだけと、多くの社会人のみなさんは、酒を含めて5000円かあ、まあリーズナブルなんじゃないの、と思われることと思う。記者さんも、これだけなら、記事にもしなかったんではないか。学生時代、ほとんど客単価2000円で飲んでいたぼくにとっては、社会人になって、宴会の相場5000円というのを知ったとき、「おお、なんてゴーカな! これが社会人か!」と思ったものだが。
忘年会シーズンの現在、よくチラシにも載りますよね、「飲み放題付き5000円お得プラン!」とか。
さてさて、それがなぜ、夕刊一面と社会面にまで載るような大ニュース扱いになったのか。
記事を読むに、どうも記者さんの琴線に触れたのは、《宴席には女性コンパニオンも呼ばれるなどして》というところではないかと思う。ゴルフと並んでメディアの琴線に触れるワードの1つが、女性コンパニオンではないか。
その背景にあるのは、記者さん自身がそう思っているのか、記者さんが「国民の大部分がそう思うであろう」と考えているのか、その両方なのかはハッキリしないが、「ゴルフや女性コンパニオン、いいよなー、ウラヤマシイよなー」という感情であると思う。それが、「自分たちばっかりいい思いをしやがって、ケシカラン!」というところにつながるわけで。
うんうん、よくわかります、その感情の流れは。国語力的に。
ただ、そこで疑問に思う点がある。記者さんはどうか知らないが、「ゴルフや女性コンパニオン、いいよなー、ウラヤマシイよなー」という感情を、国民の大部分が持つんだろうか、というところである。
ひょっとしたらこれは、「宴会の相場は5000円」が国民の大部分に妥当するだろうか、という問いにもつながるかもしれないが。
少なくともぼくは、ゴルフや女性コンパニオン、そんなにウラヤマシイとは思わない。そもそもゴルフなんてやんないしね。女性コンパニオンよりか、その分、高いお酒を飲むほうがマシだ。
……という人も、相当数いるでしょ?と思うのである。周囲にゴルフをする人、ほとんどいないし、好き嫌いは別にして、所帯持ちがそんな大っぴらに「いやー今日の宴会、コンパニオン付きでさー」って家に帰って言えないでしょ、だったら君子危うきに近寄らず、という意味で。
さて、ここから言えることが1つある。逆に、記者さん自身がウラヤマシイと思わない、あるいは記者さんが「読者はウラヤマシイと思わないだろう」と考える行為は、メディアに取り上げられる確率が低くなる、ということである。たとえそれが、接待の一形式であろうと。
たとえば、自衛官が業者の招待で、北アルプスの冬山を縦走したとか、あるいは、永平寺に一週間こもって座禅を組んだとか。あんましニュースになりそうには思えない。
まあ、今回の件は、とりわけタイミングが悪かった、というのもあるんでしょうけどね。