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「ナチズムの大儀」と静浦でカワハギ釣りと、国語力検定

[2007年11月20日(火) ]

久々の3連休だった。

なーんか急ぎの仕事を忘れてるような気がしてたんだが、今朝、気づいた。国語力検定メールマガジンの原稿だ!

オフィスへ着いて、まずはたまったメールのチェック。削除削除削除……おっと、こいつには返事をしなきゃ。

10時半から来客。非常に重要なミーティング。アウトプットは来春に。乞うご期待。

その後、原稿に取りかかって、2時過ぎに完成。

おっと、明日のミーティングで使う大事な資料も作らなきゃ。これまた非常に重要なミーティング。アウトプットは来春に。乞うご期待。

と、いうふうに、2007年度第2回国語力検定の申し込みを締め切って、あとは実施に向けたあれやこれや……だけではなく、すでに2008年度の仕込みを開始しているわけですな。

実施に向けたあれやこれや、は、同僚サーさんアーさんにほとんどお任せ、というのもありますが。



週末の読書。

ディヤン・スジック『巨大建築という欲望』(紀伊国屋書店)読了。



これは、ちょっと前の朝日書評欄に取り上げられていたやつです。まあ、割とありがちな議論でした。

議論の中味とは全然関係ないけど、1つ感じたのは、誤脱字が結構多いなー、ということ。

「大義」とすべきところを、何度も何度も「大儀」としているけど、ひょっとしてワザとだろうか。

「ナチズムの大儀」という表現に皮肉を込めた、とか。

議論の大筋とは関係ないところだけど、付箋をつけたところを2箇所紹介しておく。

《なぜ、シュペーアはシュパンダウの最後から二番目の囚人となるはめになったのか。きわめて破壊力のあるV2ロケットを考案したヴェルナー・フォン・ブラウンが捕虜収容所をすり抜けてアメリカへ飛び、民主主義の兵器庫を築くようになってからずっとのちも、シュペーアはまだ牢獄にいた。このロケットは強制労働によって組み立てられ、多くのロンドン市民を殺したものなのだ。》(p122〜123)

《(アメリカの)大学のホームページは、アメリカのテロ警戒レベルの最新情報をつねに提供し、海外旅行を計画する学生にたいし、アメリカ人であると思われるといけないので、派手な服装をしたり、白い靴下を履いたりしないよう、あるいはジーンズからシャツの裾をだしっぱなしにしないよう忠告する。ただし、もちろん、アメリカ人だけがシャツをなかに入れるような国では、そんなことはしないようにやはり気をつけなければならない。つまるところ、この戦略を真面目に受け止めるとすれば、最もアメリカ人らしく見える振る舞いが、いかにもアメリカ人に見えないように努めることになるまで、行動を修正しはじめることになる。アテネでマクドナルドに入らないのは、アメリカ人だけとなるのだろう。》(p340)

前者は、ストレート。後者は、「つまるところ」以下、ちょっとわかりにくいですが、全体としては何となくわかる。そして、著者のユーモアを感じました。

続けて、有田哲文・畑中徹『ゆうちょ銀行』(東洋経済新報社)読了。



装丁を見て、「何の絵だ、こりゃ?」と思いましたが、これは足のない象らしいです。本書中では、ゆうちょ銀行が、とっても足腰が弱いのに、図体ばかり大きい象に喩えられています。大丈夫か、ゆうちょ銀行。付箋をつけた箇所は、ありませんでした。すいません。

で、これから読むもの。デイヴィッド・リンドリー『そして世界に不確定性がもたらされた』(早川書房)



これは、朝日書評に取り上げられる率80%と見た。当たったら拍手喝采。


昨日は、これまた久々の釣り。午後から静浦港へ向かう。

イシグロで買った堤防カワハギ仕掛けとアサリ剥き身で、カワハギを狙う。

アサリを餌にするのって、初めてだったんだけど(江ノ島ではオキアミでカワハギが釣れた)、結構アタリがあっておもしろいね。

ビビビッ、とアタリ。クン、お、食った。上げてみると。



何だろ、これ。わからんな。とりあえずリリース。

お。また食ったか。でも、引きが弱いな。



チビハゼ君でした。これもリリース。

グーン。おー、引く引く。カワハギか?



あとで調べたところ、タカノハダイってやつでした。これも小さいので、リリース。

アサリ、1パックの3分の1程度しか持ってこなかった(もともと、2時間程度で切り上げるつもりだった)ので、ぼちぼちエサがなくなってくる。

まあ、アタリも楽しめたし釣れもしたし、今日はこれでいいか、と思って、最後の1投。

グイーンと竿が引き込まれる。糸がビーと出て行く。右へ左へと暴れる。ドラグが緩かったか。カワハギじゃないけど、こりゃでかいぞ。

ここで慌てて、急にドラグを締めると、糸が切れてしまう。それは逗子・小坪港で学習済み。

ゆっくりとドラグを締めて、しばらく左右へ泳がせておき、頃合いを見て引き上げる。



30センチオーバーのタカノハダイでした!

タイの仲間だし、こんだけでかけりゃ食えるだろ、と考えて、これはキープ。

氷の中に突っ込んでおいたんだが、家に帰ってもまだ生きていた。

これだけのサイズになると、腹の肉も厚い。文化包丁しかない我が家では、捌くのにひどく難儀する。頭をつけたまま塩焼きにしようと思ってたんだが、ええい、メンドくさいや、と、頭を切り落としてワタを抜き、腹の中を洗う。



塩焼き完成。真っ黒になった皮は固くて食べられなかったけど、皮をバリバリとはぐと、下にはキレイな白い身が。おお、タイだタイだ。

モノ(場所? 季節?)によっては、臭くて食えない魚だそうですが、全然匂いもなく、しっとりとした身に程よい脂がのっていて、大変美味しゅうございました。

静浦の冬のタカノハダイ、キープすることにしようっと。