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シャア専用携帯について考える、と国語力検定

[2007年11月14日(水) ]

シャア専用ケータイ「913SH G TYPE-CHAR」というものが、ソフトバンクモバイルから売り出されるということを、昨日知った。

10万円程度するらしい。

帰宅して、カミサンに話す。

「おーい、シャア専用ケータイが出るんだってさ」

「なになに、3倍速いわけ?」

「ケータイの何が3倍速くなるんだよ。でも10万するらしいぜ」

「……10万はちっと高くね?」

「でもな、充電器がシャアザクの頭で、充電中、目が光るんだってよ。充電時間が3倍速いのかもな」

「なにい! シャアザクの目が光るだと!」……ここでカミサンの目も、キラーンと光る。

まあまあ、落ち着け。よく考えなさい。ところでさ、誰かがブログで、「見せてもらおうか、連邦のモビルスーツの」何とかかんとか、って書いてたけど、あれ、なんてセリフだっけ? モビルスーツの威力だっけ? という会話に移行したところ、「じゃあ映画を観て確認しよう」ということになり、昨夜はビデオにて劇場版ガンダムを鑑賞。ヒマなんかい、ウチは。そのとおりでございます。

……しかし、この流れは、むしろ逆効果だったか。今朝、出がけに「大佐、ノーマルスーツを……」とか何とか言われる。「ララァがいうならそうしよう」だっけ。朝から楽しい家庭だ。

Z会では、中学コース会員にはおなじみのじょにー君が買いそうだな、シャア専用ケータイ。あとは、横浜事業所のK君、法務担当のK君あたりか。

それにしても、ガンダムのマーケットってのは、すごいね。

ちょっと前、安全カミソリメーカーのキャンペーンにキャラクターが使われていて、「ああ、こりゃ、もろにファーストガンダム世代をねらったな」と思っていたんだが、30代をねらえば、まずハズレはないんではないか、ガンダム関連商品。

そこから考えたのが、「そういや、パチンコ台はないよな、ガンダム」ということである。

6年前にきっぱりパチンコをやめたぼくでも、テレビCMで「7のつく日はセブンの日、パチンコウルトラセブン」「仕事が終わったら仕事だぜ、パチンコ必殺仕事人」というのを見ると、「おお、ちょっとやってみたいな」と思ってしまうわけである。ウルトラセブン世代、必殺仕事人世代であるゆえ。

そのデンで行くと、「パチンコ機動戦士ガンダム」、30代には激しくウケると思うのだが。それこそ、シャアが画面に登場すると3倍速くデジタルが回る、とかさ。

なんでないんだろう、パチンコ機動戦士ガンダム。

テレビゲームのソフトでは、ガンダム物、いっぱいあるから、ゲームからパチンコへ流れることを危惧したテレビゲームメーカーから、ストップかけられてるのかな。

あんまし客を食い合わないようにも思う、むしろガンダムのマーケット拡大の相乗効果を生みそうな気もするんだけどな。

……と、思って、ネットで検索してみると、パチンコではないが、パチスロで今度出るんですね、ガンダム。以下、ガンダムの版権を管理する創通さんという会社のプレスリリース。

(引用始め)

平成19年9月13日

株式会社創通

パチスロ「機動戦士ガンダムU〜哀 戦士編〜」誕生

山佐株式会社[本社:岡山県新見市 代表取締役社長:佐野慎一]は、株式会社創通 [本社:東京都中央区 代表取締役社長:湯浅昭博]が商品化許諾の窓口を行なう「機動戦士ガンダム」をモチーフにしたパチスロ「機動戦士ガンダムU〜哀 戦士編〜」(以下、パチスロ「ガンダムU」)を販売いたします。ホールデビューは2007年12月初旬を予定しています。

パチスロ「ガンダムU」の筐体のデザインはガンダムメカニカルデザインの巨匠、大河原邦男氏の手によるもの。大河原氏自身のダイナミックな書き下ろしのパネル等、ガンダムファンの期待に十分応える専用筐体となっております。また、15.4インチ大型液晶では、ガンダムの名場面の数々をハイクオリティな画質で忠実に再現。さらに登場人物のセリフもすべてシリーズオリジナルの声優陣によりパチスロ「ガンダムU」のために新たに収録しました。

ガンダムのこだわりの世界観を余すことなく再現したパチスロ「ガンダムU」は、「パチスロをよく知らなくても楽しめる!パチスロを知ればさらに楽しめる!」新たなエンタテインメントマシンとして登場いたします。

株式会社創通は、パチスロ「ガンダムU」のプロモーション活動を行なうとともに、「機動戦士ガンダム」の世界観の浸透に努めてまいります。

(引用終わり)

パチスロかぁ。パチスロはやったことないんだよな。

「よく知らなくても楽しめる!」ってあるけど、よく知らなくて楽しんだら、大概、サイフがすっからかんになる。

『社会的責任のマーケティング』と、国語力検定

[2007年11月14日(水) ]

フィリップ・コトラー『社会的責任のマーケティング』(東洋経済新報社)読了。



コトラーといえば、10年以上前になるか、『マーケティング・マネジメント』という本を読まされた。

そう、当時の気分でいうと、ホントに「読まされた」のである。後悔の気持ちを込めて、また若い方々にそうなってほしくないという気持ちを込めて書くが、マーケティングやマネジメントといったものへの関心が、極めて低かったゆえ。

正直に書くが、進んでビジネス書を読むようになって、まだ10年もたっていない。最初は、必要にかられて、という部分が大きかったのだが、何冊か読むと「ほほう、そういうことだったのね」的におもしろくなってくる。同時に、「ああ、もっと若いころから読んでおけば、ああいうことも、こういうこともできたかもしれないのに」と、後悔しきりであった。そういうわけで、若い方々、年に数冊はビジネス書も読んだほうがいいですよ。

もっとも、そうするうちに、「なんだこれ、○○と同じことしか書いてないじゃん」と思うことも多くなるでしょうが。そういう場合は、ナナメ読みしてください。

で、「読まされた」ところの『マーケティング・マネジメント』。

当時は国語の編集者だったせいもあるのだろうが(あ、今も広い意味ではそうか)、「読みにくい本やな、これは」というのが、正直な感想であった。

その原因は、「章見出しや節見出しがハッキリしなくて、どこが意味的な括りなのかわかりにくい」「■や◆や※などの使い方がよくわからない」「大小も含めたフォントの使い分けが、意味的な重要度と対応していないように思われる」といったことだったように、おぼろげに記憶している。

訳者さんは原文に忠実に訳しちゃったんだろうが、編集者さんが、もっとわかりやすく、というか、リーダーフレンドリーにできなかったんだろうか、ということである。

おぼろげな記憶なんで、正確じゃなかったらご容赦。

『社会的責任のマーケティング』も、同じような性質の読みにくさがあった……ような気がする(あくまで「気がする」ですよ)が、それがここでのテーマではない。

最近考えていることと、いろいろつながったのである、『社会的責任のマーケティング』。

「よきこと」が、そのままビジネスになれば、あるいはビジネスに好影響を与えてくれれば、そんなによいことはない。

たとえばZ会ができる「よきこと」とは、教育の分野での貢献だろう。

これまで民間の教育産業は、公教育を、生徒の可処分時間を取り合う競合、と捉えてきた面もある。

しかし、目的が同じであれば、少なくも目的の一部分が重なっていれば、その部分については、競合ではなく、むしろパートナーとなったほうがよいのではないか。

これは直接生徒に提供するものだが、先日セミナーの中で知った、オンデマンド型教育コンテンツ・プラットホーム【ODECO】(http://www.odeco-net.jp/odeco.html)というのも、同じ考え方によるものであろう。

あるいは、生徒ではなく、教える側に、効果的かつ効率的なコンテンツやメソッドを提供して、学校をより教育に適した場にするサポートもできるかもしれない。

国語力研究所の場合は、どうか。

研究所の目的の1つとして、「読書する子どもを育てる」というものがある。「朝の読書推進協議会」といったところとパートナー関係を結ぶのもアリだろう。すいません、カネはあんましないんで、それ以外のリソースの提供になっちゃいますが。

……といったことを、つらつら考えたわけである。