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大阪〜和歌山〜関空旅行記と、国語力検定

[2007年10月03日(水) ]

10月1日に更新しなかったのは、出張で激しく駆けずり回っていたからである。さすがに2日あけるとまずかろう、ということで、昨日は空港の搭乗待合室で更新した。

9月30日午後から昨日まで、大阪〜和歌山〜福岡〜久留米の旅……じゃなくて出張。

9月30日の大阪がえらい寒かったのに比べ、それ以降の和歌山・九州がえらい暑くて、やや消耗する。

9月30日は、昭和町で、chikurin先生と、ちゃんこを食いつつ、芋焼酎を飲みつつ、第2回国語力検定の出題内容について、激しく語り合う。あんまし激しすぎて、焼酎1本があれよあれよという間にカラになる。

じゃ、もう1本、とも思ったが、うーむ、もう1本飲んじゃうと翌日使い物にならなくなっちゃうかもしれないな、ということで、河岸をかえることに。

同じく昭和町にある、阿倍野長屋を利用したお店。



なかなかシャレている。



入り口もほれ、とってもシャレている。デート用によいお店ではないかな。



ぼくとchikurin先生は、やや浮いていたか? なんてことは、全然気にしないのである。ここで、ジャックダニエルをロックで飲んでシメ。

(ちなみに、垂渓庵先生もお誘いしていたのだが、同僚A嬢のギリギリギリギリ……という原稿催促のプレッシャーのもと、外出を見送ったとのこと。おれだったら、「ま、いいか」っつって飲みに出ちゃうだろうなあ。)

翌朝、天王寺から和歌山へ向かう。



天王寺。

昨夜は抑えたつもりだったのだが、ダメージがかなり残っている。電車の中では、半分寝ていた。

和歌山で降りてもう1回顔を洗ってシャキンとして、仕事を済ます。

その後、関空へ。電車の中にはこんなものがありました。



漢検の広告。漢検さんも、意外といろんなところに広告出してらっしゃるんだなあ。ちょっと感心した。

電車を降りて関空へ向かう。



関空から飛行機に乗るのは初めてなんだが、関空、なんか羽田に比べて、「閑散」という印象を受けた。

そもそも関空へ向かう電車が、ガラガラだったもんな。京急やモノレールが、あんなにガラガラなことって、ないよな。

そのせいか、そのせいでもないのか、関空、喫煙スペースがえらい少ない。今回の搭乗口は、端っこのほうだったのだが、中央付近まで戻らないと喫煙スペースがない。

「福岡便は、機内の準備がまだできておりません、搭乗予定時刻ではありますが、もうしばらく座ってお待ちください」というアナウンスがあったので、じゃああと10分ぐらいはいいだろう、と思って、その遠く離れた喫煙スペースへとことこ行ったのが、失敗であった。

タバコを1本吸って、さあ搭乗口へ戻るか、と歩き始めると、アナウンスが。

「全日空からお客様のお呼び出しをします、福岡便にご搭乗予定のカワフチさま、カワフチケンジさま、福岡便はまもなく離陸いたします、急ぎご搭乗ください!」

国語力的に意訳すると、

「どこウロついとんじゃこのボケ、シャキシャキ飛行機乗らんかい!」

とでもなるであろうか。

それがわかるから、駆け足になるのである。しっかし、ほんのついさっきまで、みんな待合室に座って待ってたのに、もう「離陸します」かよ。

向こうからは、全日空の職員さんが、大声を張り上げながら近づいてくる。

「カワフチさまー、カワフチケンジさまー!」

「スギノー、スギノはどこだー!」的状況である。……わかんない人のほうが多いか、この喩えは。

職員さんに向かって、あわてて手を振るぼく。そのときの心情は。

「いますいますここにいます、こんなに急いでます、すぐ乗ります、すぐ乗りますから、そんなに大声でぼくの名前を連呼するのはカンベンしてください、こんなところでこんなことで有名になってどうする」

といったところだったろうか。

駆け足のぼくを見て、職員さん、「ご協力ありがとうございます」。これも国語力的に意訳しておくと、

「何やっとんたんじゃコラ、全力疾走せんかい!」

とでもなるか。

飛行機に乗り込む。真ん中に通路1本、両側に3席ずつの、小さい飛行機である。それが、半分も埋まっていない。こりゃ、あっという間に搭乗が済むわけだ。なんてことを思いつつ、小さい飛行機だから、入り口に立つと、ほとんどすべてのお客さんの顔が見渡せる。ということは、ほとんどすべてのお客さんから見られる、ということでもある。

……最後に、しかも遅れて乗り込んだぼくに、いっせいに視線が集まる。イタタタタタ。深く深くお辞儀をして、さらに左右にお辞儀をしつつ、通路を進んだのでありました。

機長さん、何回も何回も「出発が遅れてまして……」「到着が遅れまして……」と言っていたが、こういうことがなければ「ふふん、まあ気にすんなよ」程度に思っていたことだろう。しかし今回は、その言葉を聞くたびに、消え入りそうな思いであった。

(この項続く)