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相撲と大臣と朝日と産経と、国語力検定

[2007年09月29日(土) ]

週明けの10月1日より、いよいよ2007年度第2回国語力検定の申込受付開始である。今回は、ホームページで受検会場も確認できるようになっている(ただし、定員を超えると別会場になっちゃうので、お申し込みはお早めに)。

また、いくつかの書店では、店頭でも申し込み(受検料の払い込み)が可能になった。



書店にこんなポスターが貼ってあって、下のほうに、「書店申込受付中」とあれば、店頭で受検料を払い込むことができますので、ぜひご利用ください!(該当する書店さんの情報も、随時ホームページにアップする予定です。)


さて。また相撲の話題である。

文科省が、相撲協会の理事長さんを呼び出して、行政指導をしたそうである。オオゴトになってきたな。実際、オオゴトなんだけど。(どうして「オオゴト」と表記したかというと、「大事」とすると、「だいじ」と読まれる恐れがあると思ったからです。ちょっと国語力的。)

その記事が、今朝の朝日新聞社会面に載っていた。また朝日かよ。いや、今回は記事じゃなくてですね、ケッサクだったのが、その記事に付されていた写真。

キャプションには、《渡海文科相(右)に陳謝する北の湖理事長》とあるのだが。

お二人の顔をまったく知らない人は、この写真を見て、理事長さんが大臣で、大臣が理事長さんだと思うだろうね、まず間違いなく。

撮ったタイミングが悪かったのかしらんが、大臣さんのほうが平身低頭し、理事長さんが上のほうから語りかけているような構図。

でも、1枚しか撮ってないってことはないよなあ、何枚も撮ってると思うんだけど、あえてこの写真を使ったというのは、これによって相撲協会なるものを象徴的に表現したかったってことなんだろうか。……といったことをおもんぱかってみるのも、国語力、と。

朝日を購読していない人は、図書館などでぜひご覧になってみてください。おもしろいから。……という口コミも狙ってたのか?とおもんぱかってみるのも、国語力、と。


えーと、朝日の記事のほうで言うと。やっぱり言うんかい。昨日の夕刊2面の、「窓 論説委員室から」というコラムがおもしろかった。タイトルは《「産経抄」の良心》。ちょっと引用しておく。

《安倍氏にとって痛かったのは私たちの批判だけだったのか。むしろ、右派論壇とタッグを組んで靖国神社参拝や村山、河野談話の見直しを求め続けたあなた方の身びいきこそ、重荷だったのではないか。/ひいきの引き倒し、という言葉もある。/「産経抄」子さん、あなたの良心は痛みませんか。》

最初にケンカを売ったのは産経らしいが、朝日がそれを買ったってわけだな。いやーおもしろい。で、朝日の論説委員さん、このコラムがどういう効果を引き起こすか、ということまで、読んでいらっしゃったんだろうか。

そう、「図書館行って、産経新聞読まなきゃ」です。

そこ(=どういう形であれ、新聞というメディアにより触れてもらい、よって業界全体の発展をはかる)まで考えていらっしゃったんだとしたら、いや、考えていらっしゃるに違いありませんね。さすがです。国語力的にも。