ブログ検索
最新記事
最新コメント
国語力研究所代表
中高生の喫煙と、国語力検定 (2008年10月10日)
国語力研究所代表
ノーベル賞の値段と、国語力検定 (2008年10月08日)
まっくん
中山大臣と宮古島と、国語力検定 (2008年10月01日)
国語力研究所代表
箱根峠に挑戦の顛末と週末映画と、国語力検定 (2008年09月16日)

http://www.zkaiblog.com/kokugoryoku/index1_0.rdf
プロフィール

豆乳のパインジュース割りと思い出した頃に未履修問題と、国語力検定

[2007年09月20日(木) ]

まずはお知らせ。10月19日に、中日新聞社主催、国語力研究所協賛で、「伸ばそう!小中学生の国語力」というテーマのシンポジウムを開催します。基調講演は、あの、藤原正彦先生。

中日新聞にはすでに告知が掲載されましたので、ご覧になった方もいらっしゃると思います。中日新聞のウェブサイトにもお知らせが載っていましたので、リンクを貼っておきます。

東海地方に限らず、首都圏・関西圏の方も、よろしければおいでください。終了後、味噌カツと手羽先とどて煮を食いつつ激しく飲んで、台湾ラーメンで〆るかなっと。


さて、人間ドックで魚と大豆を食えと言われたので、そうそう、一宮在住のGさんがたしか豆乳を飲んでるっつってたな、と思い出し、教えを乞うためにメールでやりとりする。

ぼく「豆乳美味く飲む方法ってあります? コーヒー入れるのはアリ? 今日人間ドックで大豆と魚食え、と。」

Gさん「ワシは住民検診の結果「非常にキレいな血液です」とのこと。えっへんぷい。因みに総コレステロール値は131です。これは五年近くに亘り毎朝飲んでいる無調整豆乳の100%パイナップルジュース割りのお陰と信じとりますたい。」

ぼく「豆乳のパインジュース割りすか! なんかオロC牛乳割りのような際物的イメージなんすけど……」

Gさん「馬鹿者!  臆病者!! よくかきまぜて飲めばイソフラボン一杯になるし、マックシェイクのようにドロリとして美味しいのじゃ。くれぐれも100%のジュースをつかうように。」

ドロリとして美味しい……ホントかなあ。飲んだとたんに吹き出して、チャララ〜鼻からとうにゅう〜、ってなっちゃったらヤなんだけど。1回だけ、だまされたと思ってやってみるか。


国語力検定メールマガジン4号では、石原千秋さんの『秘伝 大学受験の国語力』(新潮選書)という本について触れるつもりです(また、このブログでも少し後で取り上げるつもりです)が、その前に、派生的読書として読んだ、中井浩一さんの『大学入試の戦後史』(中公新書ラクレ)という本から、おもしろかった一節を紹介しておきます。



《私が、今回の未履修問題で一番笑ってしまったのは、未履修の対応策を協議する際に、マスコミも、文科省や教育委員会などの行政側も、政治家たちも、「不公平」を口にしたことだ。甘い措置をしたら世界史を履修した生徒が「損をする」。不心得者が「得をする」。そうしたことがないようにすべきだ。それが「公平・公正」だ。/しかし、こうした「損・得」で考える思考こそ、学歴社会の中で「ゆがんだ」学習をしてきた人間の発想だろう。本来は「得」をしたのは世界史を学習できた高校生ではないのか。》(p40)

なるほど。

「未履修は悪い→未履修の背景にあるのは、受験偏重の現場で、すなわち受験偏重が悪い」というのと、「世界史履修は損→受験で不利になるから」というのは、後者も結局受験偏重という価値観の下にあるという意味で、同じ人の口から出てくるとしたら、矛盾しているかもしれませんね。

また、ここで口にされた「公平」が、同じ学年か、(浪人生がいるとして)せいぜい数年の幅の中での「公平」であることも、受験偏重の価値観がベースにあることの表れでしょう。

新しい学習指導要領では、ゆとり教育が見直され、学習内容が増えるようです。そのとき、新しい指導要領で学ぶ世代は、ゆとり教育で育った世代を「得した」と見るのか、「損したな」と見るのか、あるいは無関心なのか。……たぶん、無関心なんだろうな。

ちなみにぼくは、一番詰め込まれた最後の世代です。「得した」と思ってますけどね。