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携帯電話での名乗りと、国語力検定

[2007年08月31日(金) ]

このブログサイトの管理者(なのか?)テラちゃんの、このような書き込みが、30000ページビューにも達しそうな勢い。へー、こういうのに、がぶっと食いついてくるんですね、ネットユーザーは。なるほどなるほど。昨日書いた、電話での名乗りについての記事とも、ちょいと関連するところがあるような。

少なくとも携帯電話では、かけたほうがまず名乗る、ということについて、そういえばこんなことがあったなー、と、思い出すことがあった。登録していない番号には基本的に出ない、という今の習いも、こういうことがあったから、かもしれない。

あれは、携帯電話を持ちはじめたばかりのころ(2001年。ちょっと遅いですね)。

登録していない番号から、電話がかかってきた。

当時は、ワン切りに気をつけましょう、というのが言われていて、気づかぬうちに着信履歴に残っていた知らない番号は無視していたが、その電話は、ずっと鳴り続ける。激しく鳴り続ける。

何だか気の毒になって、その電話に出てみたところ――。

「はい」
「……」
「もしもし?」
「……あんた、だれ?」

おいおい、そっちからかけてきて、「あんた、だれ?」はねーだろ。そっちこそダレだよ?

当時は、おかしなヤツもいるもんだ、とだけ思ったが、今になって、国語力的に彼の状況を推測してみると――。

ナンパした(と思った)女の子に、ウソのケータイ番号を教えられたに違いない! 「今日はちょっと時間がないから、また電話して」とか何とか言われて。それがたまたま、ぼくの番号にビンゴ!と。

固定電話しかなかった時代は、女の子に電話番号を教えてもらっても、家族の人が出る可能性があった。だから、「○○さんのお宅ですか? ××と言いますが、△△さんいますか?」というのが、ふつうの名乗りとなる。

しかし、携帯電話の場合は、当然、本人が出るものと思い込んでいる。あの、ナンパした△△ちゃんが直接出るものと思い込んでいる。フンフフーンと電話をかける。

そこへ、ぼくが「はい」と出たもんだから、彼の困惑と混乱はいかばかりのものだったか。そして、ダマされたとわかったときの、彼の絶望と怒り。

……何だか彼が、いとおしくなってきたな。

でも、それもまた、人生。きっと彼は、飛躍的に国語力が向上したに違いない。