[2007年06月18日(月) ]
(承前)
6月16日午前、日本語検定(東京書籍)、東京・池袋会場、
6級試験教室にて。
10時、試験開始。終了は10時50分。
さすがに6級、やさしい。あたりまえか。
国語力研究所代表が、小学生対象の日本語検定で頭抱えてどうする。
校正するつもりで、じっくり読み込んだが、
それでも30分もかからずに終わってしまう。
あとは、終了時間まで、周囲の様子を観察。
10時35分以降は、退室できることになっており、
おじいちゃん試験監督さんが、その旨を告げる。
「えー、もう終わった人は、退室できますので、手を挙げてください」
へへん、おれはもうできたぞ、という顔の男の子が一人、
得意げに手を挙げる。わかるわかる、その気持ち。
おばあちゃん試験監督補助さんが、その子の答案用紙を回収する。
その子、「退室できます」=答案を出したら退出せよ、
とは思っていなかったらしく、得意げな顔のまま席についている。
おじいちゃん試験監督さん、それを見て、
「ほら、答案を出したんだから、早く出て」
その子、きょとん、とする。
おじいちゃん試験監督さん、続けて、
「教室を出なさい」
その子、一瞬、泣き出す寸前のような微妙な顔を見せるが、
それでも気丈に、教室を出ていく。
それを見た、学級委員タイプの女の子が一人、
手を挙げて抗議する。「先生!」
……この子らにとって、こういう場にいる大人は、
みんな「先生」なんだなあ。
「○○君、まだお母さんがお迎えに来てないのに、
一人で外に出しちゃうのは、かわいそうだと思います!」
それを聞いた、おばあちゃん試験監督補助さん、
あわてて教室の外へ駆け出す。
と、いうような、書く人が書けば、
短編小説に仕上げられそうなハプニングもあったが、
10時40分にもう一度退室可のアナウンスがあると、
ほとんどの子が手を挙げて教室を出ていった。
ホントにみんな、解き終わっていたのだろうか?
それとも、先に出た子を一人にしちゃいけない、
という気持ちで退室した子もいたのだろうか?
それはそれとして、小学生が一斉に動くもんだから、
少数とはいえ、まだ問題に取り組んでいる子がいるのに、
ガタガタキャーキャー、ウルセーんだ、これがまた。
一斉に出たグループじゃない子、まだ解いてた子にとっては、
いい迷惑だったろうなあ、あれ。
……試験運営上の、参考にさせていただきます。
でも、出題についての感想を記しておくと、
時間の割に問題数が少ない、問題数の割に時間が長い、
というのは、あったんではないかと思います。
時間を短くするか、問題数を増やすか、
いずれかを考えたほうが、よいのではないでしょうか。
午後の2級の試験開始まで、池袋の街をぶらつく。
人だかりがあったので、近づいてみると。