昨夜は清原選手の特番を(途中まで)観る。
不振にあえぐ清原選手の姿を、自宅テレビで見守る奥さん。
そのご自宅が、さすがに立派そうでしたなあ。まさに昔のトレンディドラマ。
そして、清原選手とは直接関係ないのだが、そのご自宅に飾ってある長渕剛さんの書。
あれ、長渕さん、ご自分で書かれたんだろうか。きっとそうだよな。
長渕さん、上手だなー、と思いました。
と、同時に、その書きぶりと、書かれた内容を見て思ったこと。
長渕さん、ちょいと“相田みつを”入ってないすかね。
つか、音楽界の“相田みつを”を志向していらっしゃるのかな。
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鈴木健夫/ポール・スノードン/ギュンター・ツォーベル『ヨーロッパ人の見た幕末使節団』(講談社学術文庫)読了。
うーん、事実を淡々と述べていく、というのが主で、期待したほどおもしろくはなかったかな。事実の記述だけで十分おもしろい、という場合もあるんだけどね。これはそうでもなかった。学術書の類だからですかね。読者をおもしろがらせようとして書かれたものではない、という意味で。
珍しいものを見てもキョロキョロせず、ビックリせず、表面上は無関心、無表情で振る舞う、というのが上品さとされるのか、というのは勉強になりました。
次に東京へ行ったときは、あんましキョロキョロしないようにしようっと。
ちょっとだけ引用しておきます。
最初の訪問都市、パリで、女性のクリノリン・スカートを見て。クリノリン・スカートっていうのは、あの、針金でブワンとふくらませたスカートのことです。
《彼らにとってぞっとするほど醜いものがただ一つある。女性である。彼らはクリノリン・スカートが本当の身体の形だと思い、それで、愚かしいとまでは言わないが、パリジェンヌをホッテントット族の女性と比べてみていた。クリノリン・スカートが人間の考えの産物であることを教えられると、ある者は目に見えて気を昂ぶらせていき、叫んだ。「自分が醜く見えるように女たちが骨折るとは、おかしな国だ!」》(p190)
この「叫んだ人物」、どうやら福沢諭吉っぽい、とのこと。
にしても、あのブワンとふくらんだ形の下半身をした女性……土偶かよ。
ロシアで食事をした際。
《使節団の何人かはデザートに大根とおろし山葵を所望し、それを肴にしてシャンパンを満足そうに飲んだ。》(p235)
デザートとして、というのはともかく、へー、大根とおろし山葵、シャンパンに合うんだ。大根もおろすのかな。大根おろしに山葵おろしを添えて。醤油がほしい気もするが、とりあえずそれだけでシャンパンと合うか、試してみるか。あ、シャンパンじゃなくて、正しくはスパークリングワインっす、ぼくが試してみるのは。
「あとがき」より。イギリスの高校教育って……と思った部分。そんな昔の教育じゃないっすよ、1970年前後の「高校」のことだと思われます。
《著者の一人がイギリスへの里帰りをしたとき、四〇年余り前の高校時代の同級生に出会った。その際次のような会話を交わした……「おお、久しぶり」「うん。もうイギリスに住んでいないんだ」「外国か。パリとか?」「いや、東京だ」「東京か。あれは中国のどのあたりだったっけ」。地理的に遠く離れている国の国民は、まだまだお互いに意識が足りないのが見てとれる。》(p270)