昨日も大阪へ行っていた。
うーむ、いい眺めだ。ここは帝国ホテル大阪・バンケットルーム。
ここで、
講演をするのである!
……ぼくではありません。いつかこんなところで話してみたいものだ。
沖縄のM先生の講演会である。
講演中、
国語力検定についても触れていただく。よかったよかった。
ところで、
こんなものを見かける。
NTT西日本、帝国ホテルで内定式かよ。こりゃまた豪勢な。
毎月通話料ほぼゼロ、ほとんど受信専用と化している我が家の固定電話の基本料金は、こんなところに使われていたわけね。
しかも、その受信の多くがまた、NTT西日本からの電話。
何回断ってもかかってくる、光回線契約の勧誘電話。
「インターネットにご興味は……」
「ありません」
終了。
営業(発信)履歴、残してないのかな、ひょっとして。
さて、帝国ホテルでの内定式なんて、すげーな、さすがNTT、と思いましたが、
講演会があったフロアの別の部屋も、すべて企業の内定式でした。景気いいのか?
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本間峰一『コストダウンが会社をダメにする スループット向上で全体最適』(日刊工業新聞社)読了。
ふむふむなるほど。さっそく次年度から実践するか……という部分は措いといて、それ以外の部分をご紹介。
《コスト割れを気にして高い価格を設定したままのガソリン・スタンドには、ほとんど客をこないでしょうから、いつまでたっても金は稼げません。》(p2)
今年4月の、暫定税率騒動のときですね。高い値段で仕入れたから安い値段では売れない、というのは間違いで、高い値段で仕入れた在庫を安い値段でなるべく早く売り切ってしまい、安い値段で仕入れを始める、というのが正解だそうです。
あ。忘れるところだった。「客を」→「客は」ですね。テニヲハテニヲハ。
《旧郵政公社は鳴り物入りでトヨタから現場改善のコンサルタントを迎え入れて、郵便局に対するトヨタ式の現場改善活動を実施した。ところが、旧郵政公社は局員を簡単に解雇することはできないので、収益性改善面ではほとんど効果が上がっていない》(p30)
労務コストを固定費と考えると、業務の合理化は、業務量・アウトプット・売上の増加とセットじゃないと、収益面ではあんまし意味がない、ということですね。
今まで週5日8時間労働だったところが、週5日6時間労働になってギャラは同じ、となれば、働く側にとっては嬉しいことで、全く意味がないわけではないと思いますが。
行政サービスの民間委託について。
《民間委託するからといって〔該当業務を担当していた職員が〕すぐにリストラされるわけではない。その仕事がなくなったら別の仕事をさせるのが普通だ。(中略)これだと、市全体としては民間委託分の費用が増えてしまうだけだ。すなわち、部分的なコストダウンにこだわった結果、全体としてはコストアップになる。》(p158)
こっちは業務の合理化じゃなくて外注化ですが、この場合も、労務コストが固定費的だと、外注費が純増になるだけで、収益面ではあんまし意味がない、というお話です。
さらにお役所では、次のようなことも。
《年功序列制によって高給になった中高年職員に、労働集約的な直接作業をやらせるのはもったいないということで、本来はそれほど必要のない間接業務を無理に創出してしまう自治体もある。(中略)一度増やした間接業務を止めることは非常に困難だ。必要のない業務ほど無理やりこじつけた必要性がこびりついていることが多く、それを改める理由を見つけるのは容易なことではない。》(p158〜159)
お役所に限った話ではないと思いますがね。
そういや、JTB某支店の窓口では、定年近いと思われる男性が、旅行の予約受付・発券とかやってたなあ。JTBえらい! ……でも、若い女性に担当してもらったほうがサクサクシャキシャキ話も予約も進むんで、カウンターに座ってその男性に当たると、「ああ、ハズレだ……」と思ってたんだけどね。ゴメンナサイ。
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続いて、カルロ・ギンズブルグ『チーズとうじ虫』(みすず書房)読了。
これは、引用しにくいっす。でも、おもしろかったっす。いわく言いがたいおもしろさ。
著者が歴史学を志したきっかけとなった、マルク・ブロック『奇跡を行なう王』、読んでみなきゃ。