オリンピック中継、ほとんどがアナウンサーと解説者のペアによるものですが、いくつかの競技のそれでは、解説者が解説者になってないような。
「あーーーーーー!」
「いけーーーーー!」
「やったーーーーーー!」
いや、それはテレビの前のみなさんのセリフであって。
解説者は、解説しなきゃダメでしょ。
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横山雅文『プロ法律家のクレーマー対応術』(PHP新書)読了。
ハウツー本です。それ関係でお悩みの方には、役に立つと思います。今、そうじゃない人もね。いつ悩まされることになるか、わかりませんし。
逆に言うと、これ、クレーム対応者がクレーマーに対してどう出るか、クレーマーにあらかじめ予想させ、対応をとらせる、という効果もあるのか。「ふふふ、あなた、それ、『プロ法律家のクレーマー対応術』どおりの対応ですね」みたいな(そこまで職業的な、というか、勉強熱心なクレーマーってのも、そんなにいないとは思うが)。
てか、それは、ビジネス本も含めたハウツー本に共通することか。対クレーマーを、対上司とか対部下とか対ビジネス上の交渉相手とかに置き換えてみると、おもしろいと思います。
例によって、いくつか引用。
《食肉の産地を偽装表示したスーパーが、購入者に返金をすることを広告したところ、レシートがあることを条件にしなかったため、実際に販売した価格の数倍の返金を余儀なくされたという事案がありました。》(p181)
あー、あったあった、そういうこと。社会学的に、非常に興味深いケースだなあ、と思った。
《「お客様相談室における2007年問題ということが密かにいわれています。/2007年問題とは、普通、団塊の世代が2007年に定年退職期を迎えて、大量に退職してしまうことによる企業における労働力不足の問題をいいますが、お客様相談室のそれは、定年退職した団塊の世代が暇を持て余して、その知識と経験を生かして厄介なクレーマーになり、大量のクレーマーが発生するのではないかという問題です。/団塊の世代の方々にとっては、非常に失礼な話ですが、現にクレーム対応に携わっている担当者の率直な懸念というか、実感らしいのです。》(p204)
ははあ。これもわかるな。てか、同じような構図での学校へのクレームが、それに先駆けて起こっているのではないのか。
《企業が標榜する顧客主義も実は欺瞞が多いのではないでしょうか。(中略)顧客主義を掲げる企業を消費者は白々しく思っているのではないでしょうか。(中略)私個人の感覚かもしれませんが、悪質クレーマーの潜在意識には、この企業の顧客主義の欺瞞に対する怒りや侮蔑があるように思います。/「そんなに、ご体裁のいい嘘を言い続けるのなら、それにつけ込んでやる」という心理です。(中略)このような企業の顧客主義の欺瞞に対する怒りは消費者だけではありません。その企業に勤務する従業員もそれ以上に怒っています。》(p210〜211)
なるほど。