世の中は夏休みモードである。
そこで、ぼく自身は夏休みではないのだが(なんで8月13日に、ほぼ終日会議をやっているんだろう……)、たまには小説を読む。夏休みモードということで。
モンサラット『非情の海』(フジ出版社)読了。
第二次大戦中の、イギリス海軍の護送艦のお話。いやー、おもしろかった。
夏休みに最適。2段組で400ページ以上あって、読み応えあります。
しかし、「ああ、これは男性のほうが死んじゃうんだろうな」と思っていたら、女性のほうが死ぬか。そう来たか。かわいそすぎるぜ、ロックハート。
ところでこの小説、原題は「ザ・クルーエル・シー」。「クルーエル・シー」といえば、中学の頃にコピーしてたベンチャーズに、そういうタイトルの曲があったよな。何か関係があるんだろうか。
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昨日の朝日新聞朝刊に、「ワンルーム規制 賛成?反対?」という記事があった。
規制賛成派というか、実際に規制する条例を制定した、東京都文京区の区長さんへのインタビューが掲載されている。
「――都心に安く住みたい単身者は割を食います。」というインタビュアーに対し、区長さん曰く。
《(略)単身者向けの住居はすでに十分あり、決して排除ではない。広いワンルームは規制対象外だから、若いお医者さんとか一定以上の年収の人なら新築にも住める。学生寮やアパートも対象外だ》
うーむ。
このコメントからは、どういう単身者を忌避しているのかが、おぼろげに見えてきますね。
「一定以上の年収の人」なら、単身者でもよい。
「学生寮」に住む学生さんなら、単身者でもよい。
「アパート」に住む、まあこれも学生さんでしょうね、なら、単身者でもよい。
学生ではない、一定以下の年収の単身者がイヤ、ということですね。
おそらく、こういう場合、区長さんの頭の中には、その具体的なイメージが浮かんでいると思われますが、それを口にしなかったのは、1つの国語力か。
でも、一方で、「若いお医者さんとか一定以上の年収の人なら」という発言は、「金持ちしか文京区には来るなってことか!」という反発を受けかねないかな、とも思いますよ。