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ウナギの産地偽装と、国語力検定

[2008年06月19日(木) ]

YAHOO!のニュースから引用。

《<ウナギ>72トンで産地偽装 愛知・一色町》(6月17日14時25分配信 毎日新聞)

《愛知県一色町の「一色うなぎ漁業協同組合」(大岡宗弘組合長)が17日、今年1〜4月に同組合が一色産として販売したウナギ72トンの産地に誤りがあったと発表した。さいたま市の商社から仕入れたウナギで、国の「食品表示110番」に寄せられた情報を基に東海農政局と愛知県が調査したところ、具体的な産地が特定できず、産地証明書の偽装が分かったという。》

これ、非常にわかりにくいですね。

そもそも、一色町の組合がさいたま市の商社から仕入れたウナギが、なぜ一色産となるのか。

「そういうもんなんです」というのであれば、Z会がさいたま市の商社からウナギを仕入れて売れば、長泉町産となるのか。

続きを読む。

《ウナギは複数の土地で養殖されることがあり、JAS法(日本農林規格)は生育期間が最長の所を産地と規定している。》

あらら。そうだったのね。じゃ、マジで長泉町産ウナギも可能……どころか、世界中の至るところが産地となりうるのか。昭和基地で育てた南極産ウナギとか。

でも、そもそもウナギが生まれるのは日本じゃないから、いくら「国産」といっても、「日本で産まれた」という意味ではなく、「日本で育った」という意味、しかもJAS法によれば「日本で一番長く育った」という意味となるわけだな。

じゃあ、産地表示も、

産まれた場所:○○
育った場所:○○(何ヶ月)、○○(何ヶ月)

とするのが、真っ当なんではないか。ウナギに限らず。国語力的には。

さらに続きを読む。

《国内の養殖池で育ったウナギの幼魚を温暖な台湾に輸出して成魚に促成し、日本に輸入しても生育期間が日本より短ければ「日本産」となる。こうしたウナギを「里帰りウナギ」といい、広く流通している。》

なんだそりゃ。

これも、初めて知ったな。

つまり、台湾で1年、日本で1年と1日育ったウナギも、産地表示は「国産」となるってわけか。

ふーん。

この偽装の話題が、吉兆のときほどには騒がれないのも、上記のような事情ゆえか。

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