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大学生がみな暗かった時代と、国語力検定

[2008年06月01日(日) ]

カミサンが、修了証をもらってくる。



何の修了証でしょう?



「樽生ビールのプロ」を育成する学校の修了証。

《樽生ビールのおいしさ管理のための知識と技術を習得》したらしい。いつのまに。

これでおれが調理師免許をとれば、独立にまた一歩近づく……冗談ですよ冗談。



上田紀行『かけがえのない人間』(講談社現代新書)読了。



前半はあんましおもしろくないが、後半、第四章以降、著者の自伝的部分に入ると、俄然おもしろくなる。最後は、不覚にもちょっと涙ぐんでしまった。

やっぱ、愛と思いやりだよなあ。

愛されることを求めるよりも、愛することだよなあ。

その、俄然おもしろくなる部分以外から、いくつか引用。

まずは、Z会スタッフとして、こんなフレーズを引用してみたりする。

《点数を取ることが勉強することの目標なのでしょうか? 算数で百点をとったから目標達成、ということでしょうか? それはまったく違います。点数を取った後が問題なのです。その算数の知識と能力を使ってどのような職業に就き、そこでどのようにその才能を活かし、素晴らしい製品を作ったり、新しいシステムを作ったりして、社会に貢献していくか、自分も生きがいを発見し、社会をもっと幸せにしていくか、本来はそれこそが最終目標なのです。点数や評価は中間地点にすぎません。》(p92〜93)

次に、ちょっとおもしろかった一節。

《ある時期までの日本では学生はみな暗いもので、大学生が酒を飲んだりすると、暗い話を陰々滅々と語り続けたものでした。》(p120)

大学生がみな暗かった……いつの時代だそりゃ?

少なくとも、おれが大学生のときは、もうそうじゃなかったような気がするが。暗いやつもいるにはいたけどさ。

Z会のトップの人たち世代だろうか、暗い話を延々とする大学生ばっかりだったのは。

今の飲み会の様子からは、とても想像できませんが。

最後に。

《人は自信があるから行動を起こすのだと思われがちです。しかしそうではないのです。行動の積み重ねが自信になるのです。行動が意識を強化していくのです。》(p223)

つーわけで、まずは行動、と。

コメント

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てことは、全共闘世代、やっぱりZ会の、いやZ会に限らず、現在企業のトップを占めているような世代ですね。大学生がみんな長髪だった……のは、また少し後になるんだろうか。

高校生のとき、家にあった『孤立無縁の思想』を読んだっきりですねえ、高橋和巳は。
Posted by:国語力研究所代表 at 2008年06月02日(月) 08:41
高橋和巳が読まれていたあたりまでじゃないですかね。

うちの同僚を見ていると、そんな感じがします。
Posted by:垂渓庵 at 2008年06月02日(月) 03:19