昨夜、なぜか放映していた「キカイダー」を観る。
懐かしい。
昭和48年放映とのことだから、小学2年生のころ観てたのか。
番組のつくりが、ウルトラマンなどとは違うことに驚く。
つまり、こういうことである。
一話完結(一日完結)ではない。
「ええっ、続きはどうなるの?」的な終わり方、いわばNHK朝の連続ドラマ的な終わり方をするのである。
……たまたま、昨夜はそういう回を放映したのかもしれないが。
また、ハカイダーなど、言っていることがなかなか深いのである。
間違いなく、小学2年生ぼくなどは、理解せぬまま観ていたのであろう。
よく、「ファーストガンダムは深い」と言われるが、キカイダーがそのような評価を受けなかった、あるいは受けていたとしても、ファーストガンダム的な地位を築き得なかったのは、なぜだろう。
……実写じゃなくて、石ノ森先生の原作に忠実に、アニメにしたほうがよかったのかな。
にしても、だ。
キカイダーに変身する前のジロー、その状態でも敵と戦うわけだが、武器にするでもないのに、格闘中、かたくなにギターを背負ってるのは、何故か。ギター背負ったまま、仰向けにひっくり返ったりしてるし。邪魔だし、背中痛いし、ギター一瞬でぶっ壊れるぜ。あ、機械だから痛くはないのか。
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加藤陽子『満州事変から日中戦争へ』(岩波新書)読了。
久々に、なんて言ったら他の新書に申し訳ないか、もとい、とっても内容の濃い新書だと思いました。これで780円なら、コストパフォーマンス極めて高し。ほら、「何じゃこりゃ」という読後感の新書、たまにあるじゃないすか。
一箇所、引用しておきます。
《土地も狭く資源に恵まれない国が「土地及び資源の国際的均分」を主張するのは理屈として正しい。しかし、土地や資源の過不足の調整は「強力なる国際組織の統制」によってなされるべきだ。「渇しても盗泉の水は飲むな」と子どもの頃から教えられてきた吉野〔作造〕にとって、新聞と無産党の沈黙は最も遺憾であり意外と思われた(中略)「満蒙の沃野を頂戴する」という軍部のフレーズと、「盗泉の水は飲むな」という吉野のフレーズは鮮やかな対照をなしている。》(p120)
「渇しても盗泉の水は飲むな」。
心に刻んでおきます。
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ちょっとだけ前節に関係するか、いや全然関係ないかな。
先日、新聞で「プレジデントファミリー」という雑誌の広告を見かける。
2008年5月号。
特集が、「お金持ちになる 新・学歴ガイド」。
……ミもフタもないな。
その横に並ぶのは、
「登場!ビジネス新貴族 ゴールドマン・サックスの平均賞与は7250万円也」
「月給200万円以上貰える仕事図鑑」
「どんな進学先がいいの? 儲けられる人はどこが違う?」
「トップランナーが教える 年収1億円を稼げる子の育て方」
「わが子を入れていい業界、入れてはいけない業界」
「大企業サラリーマン10年後の運命」
「お父さんも学びたい大富豪の金銭感覚」
といった項目。
収入=その人の価値、なんてことを、そんな価値観のスケールを、小学生段階で刷り込んで、いいのかね。
「プレジデントファミリー」、実は去年、
国語力検定の広告を掲載したんだけど。
Z会小学生コースも広告載せてるし。
うーむ、悩ましいところだ。
にしても、だ。
こういう文句がずらずらと表紙に並んでいる雑誌を買うというのは、LEONを買うときの同種の気恥ずかしさが伴うのではないだろうか。書店のレジで差し出すときね。