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高校入試問題についての一考察と、国語力検定

[2008年03月07日(金) ]

宣伝ばかりだと気が引けるので、追加。

まあ、これも新聞ネタなので、鮮度が落ちちゃあしょうがない、という側面もあるのだが。

昨日の朝刊に、別刷りで「静岡県公立高校入試 問題と正解」というものが入っていた。

帰宅後、問題を眺めてみる。

国語……ふむ。大問ニの論説文、野口恵子さんの「かなり気がかりな日本語」は、かなり国語力検定との関連が深いテーマだな。『日本語朝練ドリル』で出題した、いくつかの問題の答えが、本文の中に載っちゃってるし。あちゃー。ま、いいか。取り上げるトピック自体は、大概似たようなもんだ。あとは、それをどう料理するか、の違い。

英語……ふむふむ。中学英語なら、まだ全然大丈夫だな、おれ。

数学……。

数学……。

やばい。

全部解けるかどうか、アヤシイ気がする。

解答延期。中学数学のおさらいをしてから、改めて解いてみることにしよう。

と、ここまでがマクラである。

解答のページを見てみる。

国語の大問ニ、問六の正答例は、次のとおり。

《視覚情報がない分、想像力や思考力を発揮でき、それによって日本語の使い方のよしあしを感じ取ることができるようになるから。》

60字の記述問題である。

正答例の下には、「採点基準及び採点上の留意事項」というのもある。

この、60字の記述問題に対する採点基準は、次のとおり。

《同じ内容のことが書いてあればよい。》

……え?

こここ、これが採点基準?

いや、マジで一瞬目を疑ったね。

静岡県の公立高校入試問題って、教科を問わず、公立の割には結構記述問題が多いんだけど、この問題に限らず、ほとんどすべての記述問題の採点基準が「同じ内容のことが書いてあればよい」「同じ趣旨のことが書いてあればよい」。

どこかの予備校や塾が作成した、なんてことは書いてないから、おそらくこれは、県当局が発表した正答例および採点基準なんでしょうねえ。

かつてぼくも、採点基準作成という仕事を日常的にやっていたが、こういう採点基準でオッケーであったなら、激しくラクだったろうなあ。月に2日は確実に休日が増えて、有給休暇取得率100%を達成できたような気がする。

でも、現場の先生方(が実際に採点するんだとして)、ホントにこの採点基準で、採点するんだろうか。てか、採点できるんだろうか?

あ。ひょっとして配点が2点とか3点しかないから、部分点などなく、必ず0点か2点(3点)なのかな。だったら、少ーしだけ、わからんでもない。

受験生もまた、「部分点など存在しない」という共通認識でいるのなら、問題ないのか、これで。

ただ、そうなると、こまかーく部分点を設定しちゃってる模擬試験のほうが、むしろ問題アリ、となっちゃうね。入試の実情と乖離している、という意味で。

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