ブログ検索
最新記事
最新コメント
国語力研究所代表
中高生の喫煙と、国語力検定 (2008年10月10日)
国語力研究所代表
ノーベル賞の値段と、国語力検定 (2008年10月08日)
まっくん
中山大臣と宮古島と、国語力検定 (2008年10月01日)
国語力研究所代表
箱根峠に挑戦の顛末と週末映画と、国語力検定 (2008年09月16日)

http://www.zkaiblog.com/kokugoryoku/index1_0.rdf
プロフィール

沼津にパブ「艶女(アデージョ)」新規オープン!と、国語力検定

[2008年01月31日(木) ]

今朝、新聞から折込チラシを抜くとき、こんな広告が目にとまった。

《沼津に、パブ「艶女」オープン!》

もちろん、「艶女」の読みは、「アデージョ」である。

こんなところにまで進出するとは。本家「アデージョ」の雑誌は休刊になったとはいえ、これだけの影響力を及ぼしたとあれば、編集に携わった方々も、何かをなしとげた感、あるんじゃなかろうか。

広告には、続けてこうある。

《オープン記念イベント、山崎12年飲み放題!》

おお、山崎12年か。安いお店でもシングル1000円はとられるお酒だ。確かに美味いんだよな、あれ。

《飲み放題歌い放題、女の子のドリンク代も込みで60分4000円ポッキリ!》

おお、山崎12年が60分飲み放題なだけでも、4000円は安い。ダブル3杯は飲めるからな。

……ん? はて。

ここに書いてある「女の子」ってのは、お客としての「女の子」じゃあないよな。つまり、女性が男性と一緒にこのお店へ行った場合、そのお客としての女性がタダになる、という意味じゃないよな。

そうじゃなくて、パブ「艶女」の従業員としての女性もお客と一緒に飲むけど、そのドリンク代は別途請求しませんよ、という意味だよな。

パブ「艶女」の従業員といわれると、本家「アデージョ」の雑誌からの連想で、つい30代の女性を思い浮かべてしまったんだが、それも「女の子」なのか?

いや、別に「女の子」でもいいんですけどね、国語力的には、「フロアレディ」とかのほうが、店名によりしっくりくるんじゃないかな、と思ったわけです。



中塚明「『蹇蹇録』の世界」(みすず書房)読了。



日清・日露戦争のころまでは、政治家も軍人も立派なもんだった、それが昭和の戦争のときはダメダメになっちゃって……というのは、割と一般的に持たれているイメージだと思いますが、いやいや、それは間違っているよ、という趣旨の書(と、ぼくは読みました)。

日清・日露のころまでは政治家も軍人も立派だった、というのは、両戦争に勝ったからそう言われるだけであって、そこと昭和の戦争との間に深い断絶があるわけではない。日清・日露のときも、あんまし堂々と口にできないことをしてたし、そして日清・日露を通じて政治家・軍人、そして国民の間にも醸成されたあるものの見方(というか何というか、そういったもの)が、そのまま昭和の戦争に(ひょっとしたら今現在にも)つながっているんだよ、というお話。

しかし、これを最初から最後まで辞書ナシで読みこなせる人って、相当の国語力でしょうね。日本語検定1級でも、多分ムリだな。というわけで、ぼくも引用された漢文訓読調文献については、ところどころすっ飛ばしちゃったわけですが。と同時に、国語力検定シニアバージョン(名称未定)のネタも、たくさん拾えました。

一部引用。

《岡崎によれば、日本の「自衛行動」のためには、イギリスやオランダが領有していたアジアの植民地は占領するのはやむを得ないことで、またそれは可能であったという判断にたっていることは明らかでろう。》(p228〜229)

あ、いや、別に検定ネタでもないんですけど。

1月25日から、国語力検定メールマガジンで募集を始めた、「誤植ネタ」のほうです。

ここ、著者が岡崎という人の論に批判を加えているところで、多少憤っているようにも感じられる箇所。

そういう箇所で、「明らかでろう」(←多分、「明らかであろう」)という、ちょっとカワイイ誤植があると、なんだかズルッとなってクスッとしちゃったわけで。すいません。

コメント

Z会のSNS パルティオゼットならもっと多くのユーザーで交流を深められるよ!コチラから参加しよう
名前 : 
Email : 
URL : 
クッキーに保存

小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク