[2008年01月19日(土) ]
昨日の朝日夕刊より。
フォーム系印刷会社さんにとっては(郵便局にとっても、か)一種の「特需」だったであろう、社会保険庁の「ねんきん特別便」。
記事によると、
《送付した48万人のうち、(中略)社保事務所で記録訂正の手続きをした人は2万人にとどまった。社保庁の当初の想定では、現時点で送付している人の大半は記録訂正の手続きをするはずだった。》
年金受給漏れの可能性が特に高い人たちに対して送付した結果が、これ。48万人中の2万人。約4%。
「宙に浮いた年金記録」のトータルは5千万件とのことだから、このやり方のままで行くと、同じパーセンテージの判明率として、200万件しか明らかにならない、ということになる。
社保庁の担当者、結果を見て、クラクラしただろうなあ。
とりあえず、約7万の人に改めて電話や訪問で照会するそうだけど、それを特別便送付の母集団5千万に拡大したとしたら、と考えたとき、社保庁の担当者、さらにクラクラしただろうなあ。
《特別便の内容自体を抜本的に見直すことを迫られる可能性がある。》とあったけど、そりゃそうだろう。結局大半を電話や訪問でフォローしなきゃなんないとしたら、ムダもいいとこだもんな。印刷会社や郵便局を儲けさせてるだけで。「特需」、なくなるかもしれませんよ。
しかしこれ、ホントどうするんでしょうね。社保庁の担当者、クラクラするのを通り越して、シビれる〜も通り越して、もうここから逃げ出したい気持ちになってるんじゃないかな。
おれのプレッシャーなんか、かわいいもんか、という気がしてきた。うん、そうだね。
以上が感想。以下は、シロウト考えです。
これまで保険料を払っていようがいまいが、65歳以上には一律の年金を支給する(もちろん年金以外の収入があれば減額する)、というのが、むしろ現実的なようにも思えるんだが。「保険料払ってないのに年金貰うなんてズルい」とか、「おれはたっくさん保険料払ってきたのに、一律かよ」とか、あると思いますが、その「一律」がそこそこの水準であれば、同世代間の相互扶助ってことで、いいじゃないすか。
それじゃ、誰も保険料払わなくなる? ぼくらサラリーマンは、天引きされてますけどね。だったら、財源自体を見直して、収入にではなく、支出に高い税金をかければいいと思うんですが。それでも税金を払いたくない、っつって、自給自足生活に入る人は、そんなにいないでしょ。