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『パール判事』は8月24日に紹介したなあ、と国語力検定

[2007年10月13日(土) ]

朝日書評欄先取り計画実行中。

明日の書評欄には、



これが取り上げられるようですなあ。

これ、8月24日の記事で、すでに取り上げている。ということは、そんなに「ごくごく新しい本」というわけではない。

8月24日の記事では、

《彼は「政治」が「法」の上位概念になることを厳しく批判し、その観点から東京裁判の問題点を指摘した。このような裁判を続けていれば、「戦争に勝ちさえすれば国際法を無視して都合よく裁判を行うことができる」という認識を広めることになり、戦争の撲滅どころか国際秩序の崩壊すら招きかねない深刻な状況に陥ると訴えた。彼にとって東京裁判は、「文明の裁き」どころか「文明の退化」を意味する極めて問題のある裁判であった。》(p179)

という一節を取り上げ、

《念のために言っておくと、パール判事さんは、「だから、法的にも道義的にも、東京裁判の被告は全員無罪」と言っているわけではありません。/そう読んじゃう、そしてそのセンでパール判事を利用するのは、国語力的に問題アリ、かと。》

と書いた。

大筋、そのセンでの書評だとは思うが、ぼくがちょっとボカして書いたところを、「東京裁判の被告(に代表される軍部)は、法的には無罪だが、道義的には有罪(だとパール判事は考えていた)」と、ハッキリ書くかもしれない。

より興味深いのは、このタイミングでこの本を取り上げた意図である。8月ではなく、今、というタイミング。ひょっとしたら、教科書検定問題に絡めての書評になるのかもしれない。

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