奥駿河湾釣り日記

酒、釣り、読書、ときどき国語力。なお、このブログはフィクションであり、登場する土地、機関、人物は、作者自身も含めてすべて架空のものです。

2017.08.13 12:50

スティーブン・R・バウン『最後のヴァイキング――ローアル・アムンセンの生涯』(国書刊行会)読了。
 
まずは「訳者あとがき」から。
 
《現在の若い人たちはアムンセンを知らない人が多いようですが、五十代以上の人たちでは小学校の頃に南極点を初到達した人物として覚えた記憶のある方々が多いのではないでしょうか。》(p363)
 
まさにそのとおり。超有名人。でも、アムン「セ」ンじゃなくて、アムン「ゼ」ンだったんじゃないかな。にしても、若い人は知らんのかー。それを知らんかった。生まれた年によって常識も異なるんだなってことを実感した次第。
 
にしても、たかだか100年前である。北極点や南極点到達に躍起になっていたのは。
 
それが現在はツアーで行けるようになっちゃってるもんね。
 
喜ぶべきことなのか、なんだかつまんないねと言うべきなのか。
 
でもさすがにエベレストとかは……と思って調べてみると、これもすでに、そんなに敷居が高いってわけでもないみたいですね。カネと体力があれば登れる由。
 
冒険家にはやりにくい時代だ。
 
アムンゼンの言葉から、一箇所だけ引用しときましょう。
 
《「完全な準備のあるところに勝利がある。人はそれを幸運と呼ぶ。準備を怠った者には敗北が待っている。人はそれを不幸と呼ぶ」》(p169)
 
なんてことを言いつつ、晩年、おれはもう少し報いられてもいいんじゃないか、と感じていたっていうのが人間くさい。
 
Tags :
読書
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国語力
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