(元)北大生編集者のキタラボ

キタラボには、大好きな北海道の魅力を探求していく「北の研究室」という意味と、クラシック音楽好きのあまり、学生時代にバイトしていたコンサートホールの愛称を組み合わせたものです。北海道のこと、音楽について、お仕事について、経済学修士の視点で(?)書いていきます。

     
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選好の推移性
[2008年08月26日(火) ]

経済学の多くの分野が前提としてるのが、
合理的な人間です

合理的な人間の特徴のひとつとして、
選好を表明できるというものがあります

選好とは、「AかBか、どちらがより好ましいか」というものです。

経済学では、人間の行動は選好に基づいているとされています。

この人間の行動を科学するためには、
個人の表明する選好は、
いくつか満たしていなければならないこと
があるのですが、
今日はそのひとつ、推移性について考えてみましょう

選好の推移性…
ある個人が、
みかんよりもりんごが好ましいと考えている。
さらに、りんごよりもブドウのほうが好ましい
と考えている場合、
その個人は、ブドウみかんよりも好ましい
と考えているといえる

確かに、A<B、B<Cならば、当然A<Cですよね。

どうでしょうか、当然でしょうか?


例えば、こんなものがあります。
石よりは、紙がいいです。
紙よりは、はさみがいいです。
はさみよりは、石がいいです。


これは、じゃんけんです
A<B、B<C、C<A…
と、ずーっと続いていって、
何が一番よいのかわからなくなってしまいます。


すべてのものに対し、はっきりと、A>Cと言えるかどうか…
みなさんの中でも、こんな選好のものってありませんか?