(元)北大生編集者のキタラボ

キタラボには、大好きな北海道の魅力を探求していく「北の研究室」という意味と、クラシック音楽好きのあまり、学生時代にバイトしていたコンサートホールの愛称を組み合わせたものです。北海道のこと、音楽について、お仕事について、経済学修士の視点で(?)書いていきます。

     
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あれから12年
[2008年08月01日(金) ]

札幌から積丹方面に向かう途中、積丹半島の中央付近にある、
「豊浜トンネル」

1996年冬、豊浜トンネル崩落事故が起こりました。


「崩落している岩盤に対し、あまりにも小さい人間」


当時私は高校1年生
北海道とはまだ縁もゆかりもない人間でしたが、
報道されていた事故に衝撃を受けました。

積丹半島に限らず北海道の日本海側は、
切り立った崖が多く、風光明媚なのですが、
同時に崩落の危険を感じてしまいます。

北海道に来て初めて積丹を訪れたときに、
このトンネルを通ったのですが、
新しいトンネルであるにもかかわらず、
なんともいえない緊張を感じました。

現場付近には、多くの狭小なトンネルがありましたが、
現在、それらのほとんどは、
旧道よりも内陸側に、崩落リスクを避けるように、
立派なトンネルに生まれ変わっていました。

今、私たちが安心して暮らせているのも、
さまざまな方々の尽力のおかげであるのですね。


現在、豊浜トンネルは事故現場を迂回するかたちで、
大きなカーブを描く長いトンネルに生まれ変わり、
事故現場の崖を見ることはできないそうです。

トンネルの出口には防災公園があり、
崩落事故にまきこまれた方の慰霊碑が建立されていました。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。



トンネル出口にある慰霊碑と現場方面の海岸
(この写真の右側に新しいトンネル出口があります)