(元)北大生編集者のキタラボ

キタラボには、大好きな北海道の魅力を探求していく「北の研究室」という意味と、クラシック音楽好きのあまり、学生時代にバイトしていたコンサートホールの愛称を組み合わせたものです。北海道のこと、音楽について、お仕事について、経済学修士の視点で(?)書いていきます。

     
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アンプを買ってしまいました…
[2008年10月30日(木) ]

PMA-SA1という、DENON製のプリメインアンプです。

エレキギターなどをやっている人は分かると思いますが、
音声信号を音量に応じて増幅して、スピーカーをドライブするのが、
アンプの役割です

オーディオの場合は、
CDプレイヤーから出た音声信号をアンプについないで、
それをアンプで増幅して、スピーカーを鳴らす
という仕組みになっています


今までは、PMA-1500Uという、同じくDENON製の
5段階中下から2番目の普及価格帯アンプを使用していましたが、
一気に3階級特進してフラッグシップ機まで到達してしまいました。
希望小売価格にして10倍のランクアップ

ちょうど新しいモデルが来月に出るので、
表示の価格よりも相当安い値段での購入ですが…


何が違うのかというと、
やっぱりが違うんです

CDに込められた一つ一つの楽器の音を、
正確に表現しているのが手に取るように分かります

そして、非常に静か。
SA1がコンサートホールでの演奏だとしたら、
1500Uは居酒屋での演奏
…そのくらい静かなんです

喧騒に埋もれてしまっていた
トロンボーンやヴィオラなどが存在感を持って聞こえますし、
歌手の声は目の前で歌っているかのように生々しい。

そのため、今までは喧騒の中に消えていた
演奏のアラも見えてしまったのですが…


芸術性のみならず、技術的完璧性まで追求し続けたカラヤンですが、
自宅のオーディオが進化するにつれ、演奏技術の差異が浮き彫りになり、
自分の中で他者の演奏を引き離していきます。

いまだにはびこる「カラヤン=大衆向けの軽薄な音楽」という論は、
あまりにも安易な帰結なのではないでしょうか。


★我が家のシステム★
DVDplayer:DENON DVD-3800
RCAcable:SAEC SL-3030
PremainAMP:DENON PMA-SA1
SPcable:SUPRA SWORD
Speaker:VICTOR SX-L77
ボレロ
[2008年09月19日(金) ]

ラヴェルのボレロです。

ボレロのラヴェルではございません。
音楽のテスト対策で、逆に覚えてしまっている人、いませんでしたか?

自民党総裁選の公開討論会で、ある候補者が登場曲として、この曲を流したそうです

いいですね。
こういうところで、変に大衆にこびるような曲を選ぶのでなく、自分のフィールドの中で適した曲を選ぶという姿勢は、すばらしいと思います。

最初はフルート1本で始まるメロディーを、いろんな楽器に引き継ぎながら何度も何度も繰り返し、次第に音量を増して最後はフルオーケストラでクライマックスを迎える、非常に盛り上がる曲です

演奏するにはとっても難しく(特に金管奏者)、最初からずーっと同じリズムをたたき続けるスネアドラムも大変です

演奏会場は奏者の必死さもあいまって、異様な盛り上がりを見せます

ただ、この曲、ずっと盛り上がっていくのですが、
最後の最後で急降下します。


これが、何かの暗示でなければよいのですが…



明日からしばらくブログ投稿をお休みいたします。
再開は、来週の木曜日以降の予定です。
円熟の小澤征爾
[2008年09月16日(火) ]

先日、サイトウキネンフェスティヴァル
オーケストラ公演(Bプログラム)を聴いてきました。

BS3chでも生中継をしていたようなので、
見た方もいらっしゃるかもしれません

メインプログラムは
マーラー:交響曲第1番「巨人」

第一楽章で、闇の中からクラリネットによる「カッコウ」が浮かび上がるのですが、名手ライスターが3発目を外します。トランペットが、まるでコルネットを吹いているようにやさしい音色でした

全体としてゆったりとしたテンポで、じっくりと音楽を聞かせていきます。名盤と呼ばれるCDでは隠れてしまっている「マーラーがさりげなく書いている不協和音」が、この演奏はっきり聞き取れ、音楽に深みを与えていました。

トロンボーンの1st(日本人の方です)の音量がすさまじく、先ほどのトランペット、ホルンを含め、ハーモニーと音量が高い次元で両立していました。サイトウキネンのブラスセクションは、ここ数年で世界のトップレベルになったことを印象付けました

名手宮本さんが引退された後のオーボエは、若手に交代しレベルダウンが心配でしたが、彼の音色もいいですね。宮本さんには及びませんが、今後も期待したいです。

フィナーレ、マーラーの指示に従い、ホルンが全員立ちました

ダメですね〜こういうの

コーダに入って音の洪水に今にも泣き出しそうになっていた状態で、彼らの起立がダメ押しになりました


最後まで、テンポを上げずにじっくりと鳴らす演奏。
高みに達した巨人の歩みを見ているようでした

「マーラーはこうじゃなきゃいけないんだ!」
というものがあるそうで、
激情系の演奏をする「マーラー指揮者」を絶賛するときに使われています。

今回の演奏はそれとはまったく次元が違う(善し悪しではありませんよ)。
純粋な音楽として表現しています。

「マーラーはこうじゃなきゃいけないんだ!」
ではなく
「音楽を極めるとこうなるんだ」というような感じです


テンポをほとんど動かさず一音一音じっくりと鳴らす…
これは、最晩年のカラヤンが見せた演奏に共通しています。
カラヤンが最後に到達した境地に、小澤征爾はすでに到達しているのかもしれません。
日本の聴衆のすばらしさ
[2008年09月10日(水) ]

昨日は、聴衆のマナーの低下について書きましたが、
今日は、その反対の話です。

一昔前、日本の聴衆は非常におとなしかった。
「ブラヴォー」とも叫ばない代わりに、演奏中はとても静か

「ブラヴォー!」と叫びたくなるような演奏だけど、人前で叫ぶのはちょっと…
と考える人が多かったのか、当時の録音を聴いていると、
演奏が終わった途端に万雷の拍手が無言で鳴り響き、
ある意味異様な感じです

あと、拍手も長い。
感動をすべて拍手で発露させるからでしょうか。
めったに味わえない貴重な時間だからでしょうか。


静かで演奏に集中でき、
反応も上々の日本の聴衆を大好きな演奏者は結構多いと聞きます。
カラヤンもその一人。
最近ではヤンソンスも日本びいきで毎年来日しています

そんな日本の名物は「楽章間での咳払いの嵐」
これを海外のオーケストラの団員は、ものめずらしそうに眺めています。
みんな、曲中に音を立てまいと努力しているがための副産物です。
いいことだと思いますよ。

しなくてもいい咳をしている人がいたり、
「オレはここで楽章が終わるとわかっているんだぜ」的な咳をする人もいたり、
…ですが


1970年代後半のバーンスタインの東京文化会館でのショスタコの5番が
記録として残されたのも、日本の聴衆が優秀だったことが
理由のひとつだと思っています。

収録が失敗していたら、「バーンスタインのタコ5」は無名のままだったことでしょう


日本が世界においても重要なクラシック音楽のマーケットになったのには、
もちろん高額なチケットでも購入してくれる「ジャパンマネー」がありますが、
熱心な聴衆がいるという理由があったのも事実です

カラヤンが初来日して日本びいきになったのは、1950年代でした。
まだ高度成長期が始まる前です。
(1950年代に3度も来日しています)


ジャパンマネーの魅力低下が顕著な昨今、
日本の聴衆は、ずっと魅力的であってほしいものです
マナーの低下
[2008年09月09日(火) ]

先日、サイトウキネンフェスティヴァルに行ってきたのですが、
どうも、年々観客の質が落ちてきているような気がしてなりません。

私は、開場中や曲間で何をしようが構わないのですが、
(曲間・楽章間の咳なども怒る人が、中にはいます)
演奏中は、静かにしていてほしい。

咳も気になるのですが(生理現象なのである程度は仕方ないとして)、
多いのは、飴の包装を開ける音

会場内は飲食禁止で、飴も例外ではありません。
まず鳴ってはいけない音なのに、遠慮することなく鳴り響く音

「遠足の水筒の中身が水とお茶のみ」で、
「スポーツドリンクはほぼ水だから…」といような発想の代物ではありません。


キタラでも、レセプショニストが周囲のお客様から「うるさい」という
クレームをいただき、騒音の主にお声掛けしたところ、
「咳を止めるためだからいいじゃないか!」
逆ギレされたことが何度かあったようです。

だからといって、音を立てていいという話ではないですよね。
咳が出そうなら、飴をラップなど音の鳴りにくいものに包むとか、
どうしても包装紙を開けなければならず、音が立ちそうなときでも、
かばんの中で開けるなど、
気遣いの方法はいくらでもあると思うのです
(止まらない場合には、会場から一時出ていただくのが一番なのですが)

観客は、演奏者の呼吸まで聴きに来ていて、
演奏者は弱奏されるトレモロの粒までに思いを込めている…
これこそがクラシック音楽の醍醐味です

クラシックの(一流の)コンサートには、マナーがあります。
ただし一部を除きほとんどの場合、明文化されていません。
明文化する必要がないほど、
意識の高い人たちが集まっていたからなのでしょう。

ベルリンフィルハーモニーでは、咳も一切禁止だそうです。
ひどい場合は、退場させられるそうです。

ウィーンフィルの定期公演は、会員で埋め尽くされ、
一般人はほとんど入ることができないそうです。
理由は、観客の質を低下させたくないから。

本当の音楽の楽しみ方を知っている人は、
ちゃんとした聴き方を知っています。

サイトウキネンフェスティヴァルを見物に来た方も、
最低限のマナーは守っていただきたいと思います


(演奏については、後日掲載します)
グスタフ
[2008年09月04日(木) ]

ハリケーン「グスタフ」がアメリカを襲ったようです。
被害は、最小限に抑えられたようで何よりですね

グスタフのリスク懸念が払拭されたのをきっかけにして、
原油市場から資金が退避し始めたようです

この退避が、このまま続いてくれればよいのですが


さて、グスタフと聞いて、別のものを思い浮かべた人は、
クラシックに詳しい方ですね。
その名は

グスタフ・マーラー

19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍した作曲家・指揮者。
ユダヤ人であるがゆえに、一部のユダヤ系演奏家を除き、長らく音楽界から敬遠されていた作曲家ですが、1970年代以降マーラー・ブームなるもので世界を席巻しました

青春への憧れ死への恐怖など、喜怒哀楽が過剰に表現された作品を多く残しています。

特に交響曲第9番は、「作曲したら死が訪れるかもしれない」と過剰に意識しました

それまで、最初期のハイドン、モーツァルトは例外として、その後に続くベートーヴェン以降、交響曲作曲家は、ベートーヴェンの「9番」を超えることなく死を迎えてしまっていたのです

マーラー交響曲第9番。
「死への恐怖」と「生への希望」の混沌、調性や形式がほとんど失われた世界。不気味なほど美しい光をこの作品は放っています


マーラー本人もアメリカで活躍した時期があり、さらには死後、ブームが訪れるまで、マーラー作品を擁護したのは、アメリカに渡ったユダヤ系指揮者たちでした。

凶暴なグスタフがアメリカに大きな被害を与えなかったのには、こんな事情があったのかも?
SHM-CD
[2008年08月29日(金) ]

SHM-CDってご存知ですか?
最近の音楽(オーディオ)業界で話題になっているCDです
同じようなものに、今度発売されるHQCDがあります。

CDのプラスチック部分の素材であるPC(ポリカーボネート)に、より透明度が高くレーザーを拡散しづらい素材を用いているそうです

さらに、専用の工場にて1枚1枚丁寧にプレスしているのだとか

一言でいえば、いい素材を使って丁寧に作られたCDなのです



普通のCDと何が違うのか

音です

音像がクリアになり、奏者の微妙なニュアンスが聞き取れるようになっています。CDに足りないと言われてきた低音の量感も増しています。量感というよりも、低音も音像がはっきりとしたというほうが正確かも知れません

同じデジタルデータを使っているのに、誰でもわかるくらいの差があるんです
圧縮音声との差は歴然…

マスターテープ→CD→再生までの音質劣化を最小限に抑えたことで、よりマスターテープに近い音を再生できている

マスターテープの音…すなわち、演奏者や指揮者、レコーディングエンジニアなどが「これでいこう!」とした音に近づいているといえます

このSHM-CD、当初は恐る恐る出した感のあるユニヴァーサルミュージックでしたが、好評なようで第2弾、第3弾とラインナップがどんどん拡充していっています。それにつられキタラボもどんどん買っていってしまっているのですが…

価格は通常のCDの1.5倍〜2.0倍くらい

SHM-CDについて(ラインナップも見れます)


是非自分のお気に入りの音源で体験してみてください!
音楽の冷戦
[2008年08月22日(金) ]

西側諸国と東側諸国の冷戦
実は、クラシック音楽の世界でもありました

東側の音楽家は、西側へは容易に演奏旅行をすることができず、鉄のカーテンの向こうで幻の存在となっていた人たちも数多くいました

旧ソ連の指揮者といえばこの人、
エフゲニー・ムラヴィンスキー

レニングラードフィルの音楽監督を長らく務め、旧ソ連の音楽界の象徴的な存在でした

そのムラヴィンスキー率いるレニングラードフィルが西ヨーロッパに客演したとき、西側の音楽家たちに衝撃を与えたそうです。西側の音楽とは一線を画すストイックな音楽作り、異常なまでのテンポの速さにピタリとついてくるアンサンブル

「東側のクレンペラー」とも呼ばれたそうです。
↑これ、わかる人は相当なマニアですね…


そのとき、西側のレコード会社である、ドイツ・グラモフォンに彼らが録音したチャイコフスキーの交響曲第4番・第5番・第6番「悲愴」は、録音技術が劣るため、まともな記録が残されていない東側の演奏を伝える貴重なものとなりました

長らく、名盤として語り継がれてきましたが、最近ようやく購入しました。
ドイツグラモフォンのリマスタリング盤である「オリジナルス」の輸入盤です。
(遅い…?)

1960年の録音です
かなり古い録音で、トランペットの1stとホルン(前列かな)の音を拾いすぎていてバランスが悪く(鋭さを出すために、意図してそうしているのかもしれませんが)、空間芸術としてのオーケストラ演奏を堪能することはできませんが、前述の急速なテンポや、陰鬱な表現など当時のムラヴィン+レニフィルの水準の高さを感じるには十分でした

ただ、プレイヤー個々人のレベルは、世間で言われているほど高くないかな…
オーボエを始めとして音程が悪い奏者が散見されるし、楽器が鳴っていない感じのパートも多いし、表現の引き出しもそれほど多くありません

この無骨な感じをロシア的ですばらしい
といってしまえばそれまでなんですが…

ちなみに、HMV(リンク先)のユーザーレビューでは大絶賛です…
サイトウキネン・フェスティヴァル
[2008年08月15日(金) ]

今年も開幕しました
サイトウキネン・フェスティヴァル松本

もはや世界の音楽ファンの誰もが認める指揮者、小澤征爾が提唱して創設された日本が世界に誇るクラシックの音楽祭です

毎年、8月中旬から9月上旬まで、長野県松本市にて
オーケストラから室内楽、そしてオペラや宗教曲の公演が多数行われます

この音楽祭の主役は、なんといってもこの時期だけに結成されるサイトウキネン・オーケストラ
小澤征爾を含む、日本のクラシック音楽教育の礎を築き上げた斉藤秀雄さんの教え子たちが中心となって、世界各国から名手たちが集う、スーパーオーケストラです

どんな人たちがいるかというと…
カール・ライスターさん(クラリネット):カラヤン時代のベルリンフィルの首席奏者
ヨハン・ストレッカーさん(トロンボーン):ウィーンフィルのバストロンボーン奏者
工藤重典さん(フルート):ランパルの弟子で、世界的にも有名なソリスト
ライナー・ゼーガスさん(ティンパニ):ベルリンフィルのティンパニスト

そのほかにも、超有名人がひょこっと出演していたります。
現在、世界一のホルンニストといってもよい、ラデク・バボラークが数年前に出演したこともあります。普通にいて、ビックリしました

このオーケストラ、まずアンサンブルがすばらしい。これは斉藤秀雄さんの遺産かもしれませんね。全体的に規律正しく、そしてよく鳴ります。(個人的な感想ですが)


これまでの演奏の中でキタラボのお気に入りは、
マーラー交響曲第2番「復活」(1999年1月・東京文化会館/ソニーよりCD化)
バルトーク管弦楽のための協奏曲(2005年・松本文化会館/フィリップスよりCD化)
ベルリオーズ幻想交響曲(2007年・松本文化会館/フィリップスよりCDとDVD化)

遠慮しなくなったのか、熟練のなせる技なのか、最近の小澤のタクトからは、名演が多く誕生しています

今年は、マーラー交響曲第1番「巨人」です。
圧倒的なフィナーレを持つこの名曲を、どのように描いていくのか、今から楽しみで仕方ありません

涼を感じるクラシック
[2008年08月12日(火) ]

毎日、暑い日が続きますね〜

今日は、こんな暑さを吹き飛ばしてくれる(かもしれない)、
オススメのクラシックをご紹介します

その作曲家はシベリウス

北欧のフィンランドの作曲家で、曲には独特の冷たさがあります

有名な作品は、
交響詩フィンランディアや、交響曲第2番など、
比較的明るい曲です。
これらは、知っている人も多いのではないでしょうか。

名盤と言われているバーンスタインの交響曲第2番は、かなり暑い!
カラヤンの同曲は録音のせいもあり冷たすぎる…


そのほかの作品は、ひんやりとした針葉樹林のような雰囲気をもっています。
交響曲第2番の第2楽章の雰囲気がそれらに近いですね。

その中でもkitaraboおすすめは、
交響曲第5番交響曲第7番

第5番穏やかな朝日や夕日を想像させる暖かい雰囲気をもっていて、聴きやすいです
雄大な夕日が、北国の水面に沈むようなクライマックスは、圧巻です

第7番はシベリウス最後の交響曲
連続して演奏されるこの曲は、冷ややかに美しい。
冷たい炎を燃えたぎらせるような激しさと、
フィヨルドの夜のような冷たく湿った暗さが、
洞窟探検をしたときのような、瑞々しい感覚に陥らせてくれます。

どちらも、フィンランド自然の美しさを味わえる作品です。
北極圏の迫るフィンランドにいけなくとも、涼を味わえます


…と思って、最近よく聴いています。
みなさんも、ぜひ
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