経済学の多くの分野が前提としてるのが、
合理的な人間です
合理的な人間の特徴のひとつとして、
選好を表明できるというものがあります
選好とは、「AかBか、どちらがより好ましいか」というものです。
経済学では、人間の行動は選好に基づいているとされています。
この人間の行動を科学するためには、
個人の表明する選好は、
いくつか満たしていなければならないこと
があるのですが、
今日はそのひとつ、
推移性について考えてみましょう
選好の推移性…
ある個人が、
みかんよりも
りんごが好ましいと考えている。
さらに、
りんごよりも
ブドウのほうが好ましい
と考えている場合、
その個人は、
ブドウが
みかんよりも好ましい
と考えているといえる
確かに、A<B、B<Cならば、当然A<Cですよね。
どうでしょうか、
当然でしょうか?
例えば、こんなものがあります。
石よりは、紙がいいです。
紙よりは、はさみがいいです。
はさみよりは、石がいいです。
これは、
じゃんけんです

A<B、B<C、C<A…
と、ずーっと続いていって、
何が一番よいのかわからなくなってしまいます。
すべてのものに対し、はっきりと、A>Cと言えるかどうか…
みなさんの中でも、こんな選好のものってありませんか?