(元)北大生編集者のキタラボ

キタラボには、大好きな北海道の魅力を探求していく「北の研究室」という意味と、クラシック音楽好きのあまり、学生時代にバイトしていたコンサートホールの愛称を組み合わせたものです。北海道のこと、音楽について、お仕事について、経済学修士の視点で(?)書いていきます。

     
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原油高騰で喜ぶ人って…
[2008年07月18日(金) ]

バイオ燃料で食糧が高騰しているという環境不況が起こりつつあります。

あ、決して、環境保護反対論を述べているわけではありません…


バイオ燃料を売る値段は、原油と同等程度でなければなりません。
でなくては、消費者は買ってくれません。
省エネ製品とは違い、ランニングコスト(燃費)が向上して、
結果的におトクになるものではありません。
「環境にやさしいから」といって、あえて高い製品を買う人は少ないでしょう。
ですので、価格が非常に重要になります


「環境にやさしい」だけの商品は、消費者が魅力的に感じても、
それでけでは購入の決め手にはなりません

では、バイオ燃料をビジネスとして成立させるためには、
「バイオ燃料を安く製造すること」
…これはすぐに思いつきますね

逆にしても成立します。つまり、
「バイオ燃料が高くても売れるようにすること」
…他の燃料が軒並み高ければ、今の状態でも十分ビジネスとして成立します。

バイオ燃料が高くても売れるようにするためには…
競合である原油(ガソリン)が高ければいいのです。


すると、
バイオ燃料の生産国には原油価格高騰を抑制する
誘引を持たない

ことになります


原油が高騰しています。
高騰の理由のひとつは、投機マネーです。
アメリカは、原油や食糧の投機規制に反対しています。
アメリカは、バイオ燃料を推進しています。


尋常ならざる原油高騰が続いて、経済が混乱に陥っていますが、
これを喜んでいる人は、産油国だけ、というわけでもなさそうです


逆に、この原油高騰により、エネルギーシフトを引き起こし、
原油需要が減少傾向になるはずです。
産油国にとっては、この原油高騰は、
長期的に見れは喜ばしいことではないかもしれません…
途上国の莫大な潜在需要があるので、
しばらくは安心でしょうが。。
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