たねちゃんの中3向けブログ

     
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犯罪社会学
[2008年11月25日(火) ]

こんにちは。
最近ニュースで大学生の大麻栽培が話題になっていますね。

報道によると、今年の薬物事犯は過去最大のペースで増加しているようで、しかもそのうち10〜20代が60%を占めているようです。

なかなか驚きの数字ですよね。
ここまで若者に薬物が蔓延しているとは、知りませんでした。

さて、ここまで薬物が問題視されると、日本ではすぐに厳罰化の議論が起こります。
今回も何らかの法改正の議論が起こるでしょう。

しかし、もちろん厳罰というのも手段の一つではあると思うのですが、これまでの経過を見てみると、厳罰したからと言って中々犯罪は減りません。


「人はなぜ犯罪を犯すのか?」

これは人間に対する最も根本的な疑問の一つでしょう。

法学部での勉強は、犯罪に対する刑罰などの事後的措置を学ぶことが中心なのですが、他学部には、そもそも犯罪はなぜ起こるのか、と言った事前の問題を学ぶ研究分野も存在します。

私は最近、教育学部の授業で犯罪社会学という分野を知り、犯罪のそもそもの原因を探り、厳罰化などの法的措置とは別の対策を考えていく姿勢に新鮮な感覚を得ました。

どうすれば、厳罰をもって処罰しなくてすむ社会になるのか、このような観点で犯罪を考えることも大切なことなのだと考えるようになりました。


法律を垣間みてみよう
[2008年11月08日(土) ]

こんにちは。
高校受験を控えている方は、あと数ヶ月で受験ですね。

勉強の調子はどうでしょうか?

さて、昨日は法律の話をしていましたね。

女性に産休を認めるのは「差別」か?
という話でした。


どうでしょう?

考え方は人それぞれ違ってしかりだと思いますが、法律家の多くは、女性に産休を認めるのは法的に許される、と考えています。

なぜでしょう?

「差別」には、一般的に用いられる意味での許されるべきでない差別と、合理的な差別、すなわち「区別」の2つがあると解釈されています。
そして、女性に産休を認めるのは、後者すなわち「区別」だと考えらているわけです。

これは、「平等」の意味にも関わってくる問題です。

「平等」とは、男女の違いなど全く考えずに全ての人を絶対的に等しく扱うことを意味するのでしょうか?
それとも、男女の差異を認めて、合理的な範囲での区別を認めていくべきなのでしょうか?

このように、一見読み飛ばしてしまいそうな言葉でも、突き詰めて考えるといろいろな解釈が考えられます。
法律を学ぶことは、この言葉の解釈を学ぶことでもあります。

ある意味で、一つの外国語を学ぶことに似ているかもしれませんね。



「法の下に平等」って何?
[2008年11月07日(金) ]

こんにちは。
最近昼間と朝夜の気温差が激しいですね。

さて、今日は昨日の続きです。
法律の勉強って何するの?という話でした。
色々な答が考えられますが、一つの答として挙げられるのが
法律の勉強とは、「解釈」である、
という答です。


例えば、上の問題では( )の中には「法の下に平等」というフレーズが入りますが、
では「平等」とはどういう意味なの?
「差別」って何?
例えば、女性に産休を認めるのは「差別」なの?
或いは、累進課税は「平等」違反なの?


などなどの問題がでてきます。

果たして、これは「差別」なのでしょうか。

みなさんはどう思いますか?
少し考えてみてください。

あまり頭を固くせず、常識的な視点から考えてみてくださいね。

女性の産休を「差別」と捉えると、おそらく多くの人は違和感を感じるのではないでしょうか。

途中ですが、長くなりそうなので、今日はこの辺にしておきますね。
では、また明日!

法律の勉強とは?
[2008年11月06日(木) ]

こんにちは。
今日は法律の勉強を少し紹介してみたいと思います。


みなさんは法律の条文を生で見たことがありますか。
確か、憲法は小学校か中学校の社会科で習いました。
今はどうなのでしょうか。


私は昔、
「次の空欄を埋めよ。」
「すべて国民は、(     )であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地において、差別されない。」
というような問題を解いたことを記憶しています。


私は中学の頃は、法律の勉強はひたすら条文を暗記することだと思っていました。
みなさんの中にも、そのように考えている人もいるのでは、と思います。

でも、実際は、法律の勉強=「覚える」ではありません。
そもそも世の中に法律なんて無数にあるのですから、覚えるなんて無理な話ですね。
(法学部に入ってから、先生が、必ずしも完璧には条文を覚えていないことを知って、ホッとしたのを覚えています。)


では法律の勉強とはいったい何をすることなのか。

続きはまた明日書きますね。


いざ、本郷キャンパスへ!
[2008年11月05日(水) ]

つい最近まで真夏のような暑さが続いていたのが嘘のようですね。
体調管理に気をつけましょう。


さて、最近東大キャンパスで中学生や高校生をよく見かけます。
話をしていないので詳しくはわかりませんが、どうも修学旅行で本郷キャンパスにやって来ているようです。

先日は九州からはるばるやってきた中学生に遭遇しました。
修学旅行で本郷キャンパスに来て果たして楽しいのだろうか、と不安を抱いていましたが、その中学生たちは、伝統的な赤煉瓦の建物を観て、写真を撮ったりして楽しんでいるようだったので、ホッとしました。

私も初めて東京に来たときには、赤門(東大本郷キャンパスにある旧加賀藩の御守殿門)や安田講堂を観て、写真を撮りまくってはしゃいでいましたが、さすがに入って3年半も経つと、何とも思わなくなってしまいますね。


さて、東京大学では、毎年夏休みにオープンキャンパスが開催されます。
例年7月末か8月初めに行われるようです。
まだまだ先の話ですが、東大を目指している方はぜひ来てみてはいかがでしょうか。

学部の先生が中高生向けに模擬授業をしたり、大学生との交流会なんかもあったりして、なかなか充実した内容になっています。

来年の夏の話なので、まだまだ先ですが。
興味がある方はぜひいらしてくださいね。

大学と言えば「ゼミ」。
[2008年11月03日(月) ]

こんにちは。
いよいよ11月ですね。
今月もがんばっていきましょう。


最近また一段と寒くなってきましたね。
新型インフルエンザなるものも流行っているようで。
風邪、病気にはくれぐれも気をつけましょう。
手洗いうがいを忘れずに。

さて、私は最近ゼミの活動を積極的にやっています。(ゼミ=ゼミナールの略。)
法学部には「ゼミ」というものが必修科目として設置されていて、学期の初めに自分の入りたいゼミの先生に志望書を書いて、提出します。
それで、先生にOKをもらえれば、晴れて(?)ゼミに参加できるわけです。

人気のある先生のゼミは、当然選考基準も高く(選考にはもちろん大学での成績も考慮される)、いい加減な志望書を書くと容赦なく門前払いに合います。
(私も何度か門前払いに合った経験ありorz)


ゼミというのは、大学の先生が主催する勉強会のようなもので、先生が課題を出し、それについて学生があらかじめ考えておいて皆で議論する、というものです。
中学高校までの先生が生徒に「教える」授業とは違い、ゼミは議論の場なので、まさにこれこそ大学の醍醐味!というものですね。
また、(先週書きましたが)法学部砂漠では、ゼミは友達を作るきっかけをくれる貴重な場でもあります。

以上、今日はゼミの紹介でした。


司法試験とロースクール
[2008年10月28日(火) ]

こんにちは。今日も肌寒いですね。

先日、知り合いから司法試験に合格したとの報告を受けました。

司法試験なんて、みなさんにはかなり遠い存在だと思いますが。
私は「司法試験」という日本語を知ったのが高校1年の頃でしたし。

司法試験とは、法曹(弁護士、検事、裁判官)を目指す人が受ける国家試験です。
最近は、ロースクールで世間でも注目が高まっているので少しは知っている人も多いでしょうか。
昔は、法曹になるには司法試験という合格率2%程度の試験に合格しなければなりませんでしたが、小泉首相の頃に始まった「司法制度改革」によって、ロースクール(法科大学院)がつくられ、法曹への門戸は大きく広がりました。
今は制度改革の真っ最中であり、昔の司法試験から法曹になる道と、法科大学院からなる道が併設されているため、やや複雑な状況になっています。
昔の司法試験は来年を最後に廃止されます。


東大の法学部の学生は、今は約半分が法曹を志しています。私が入学したときは、約3割と聞いていましたから、ロースクールが作られたことにより相当人気も高まっているようです。
また、ロースクールには社会人や法学部以外の学生も相当数進学できるため、ロースクールには実に多種多様な人が集まっています。
これによって法曹の多様化が期待されていますが、実際はどうなのでしょうか。
新聞やニュースでは、基本的な知識がないまま法曹資格をとってしまう人も指摘されていますね。まああくまでそのような人はごく少数で、大部分のひとは期待に応えていると最高裁判所は評価しているようですが。

法学部砂漠
[2008年10月27日(月) ]

衣替えの季節です。この時期は服選びが難しいですね。

さて、東大も2学期が始まってもうすぐ1ヶ月です。
今日は法学部の話を少し。

法学部は「法学部砂漠」と言われています。
意味わかりますか?

法学部では、ほぼ全ての授業が600人規模の大教室で行われます。
授業は大抵、教授が一方的に語りかける形式。
授業中に教授と学生のコミュニケーションが行われることは非常にまれで、またそれに伴って授業中の学生間でのコミュニケーションも非常に薄いので、授業を通じて学生同士が知り合う機会はほとんどありません。

つまり、「法学部は友達ができない」
これが「法学部砂漠」の意味するところです。

なので、法学部では「友達を作る」ための制度設計も色々となされています。
まずはサークル。法学部には「法律相談所」という学部内サークルがあり、法学部生の半分近くはそこに入ります。学祭で模擬裁判を行ったり、コンパをやったりして交流を深めています。

次にゼミ。法学部の授業でほぼ唯一教授と学生のコミュニケーションが図られる場です。また、友人を作る貴重な機会でもあります。東大法学部出身の教授は法学部砂漠の実態をよく知っているので、学生の気を察して頻繁にコンパを開くなどして、学生の交流を深める機会を自ら作ってくれます。

後は…。もう思いつきませんね。私が知らないだけでしょうか。
「法律相談所」かゼミが友達を作りたい法学部生の頼みの綱というのが、法学部で1年半過ごした私の印象です。


一人暮らしは工夫が必要
[2008年10月03日(金) ]

私は今一人暮らしをしています。
一人暮らしで一番苦労するのは、なんと言っても食事です。

大学に入学して間もないころは、張り切って料理をしていました。
『男の料理特集』なんかを買っちゃったりして。


でもなかなかそれも時間的に難しくなってきて、今では弁当や冷凍食品で簡単に済ませています。


一人暮らしをしていて、食事面で一番気をつけるべきは、野菜不足でしょうか。
野菜は買うとひとりでは大きすぎてなかなか消費できないんです。
なので、私はスーパーの野菜サラダや青汁で工夫しています。

栄養は大事です。
いかにバランスよい食事をするか。
いかに品数を増やすか。
しかも低価額で(これ重要)。

ひとり暮らしの大学生の場合には、これに加えていかに少ない時間と労力で食事を作るか、というのが非常に大事になってきます。

最近は炊飯器や電子レンジでいろんな料理が簡単にできちゃうので、とても助かります。

生きていくためには工夫が必要だとつくづく感じる今日この頃です。


残り半年
[2008年10月01日(水) ]

こんにちは。私は今日から(!)、冬学期が始まりました。
みなさんの1ヶ月遅れです。
2ヶ月の夏休みはさすがに長すぎる感がします。
高校までは、学期の始まりは全員一緒ですが、大学では学部や学科によって様々なんです。

例えば、法学部は今日からですが、理系の多くの学部は9月中旬から実験がスタートしています。(文系でよかった…)
医学部はまとまった休みは殆どないようです。
駒場の1・2年生は冬学期のスタートはもう少し後です。

やっぱ大学は人数多いですからね。
学部や学科が一つの独立した共同体のような感じですから、全部を同じにする必要性も合理性もないんですね。

まあ話は変わって。

さて、みなさんは2学期が始まって1ヶ月が経ちましたが、調子はどうでしょうか?

中学生活も残り半年を切りました。勉強の難易度も徐々に高くなって大変だと思います。

中高一貫校であれば、もうそろそろ高校の範囲の勉強に入っている人も多いのかな?

この期間の勉強は、高校の勉強にスムーズに移行するために非常に重要な意味を持ちますから、みなさんできるだけ真面目に取り組んでくださいね。

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