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『ミリオンダラーベイビー』に学ぶよき指導者の条件U
[2008年04月04日(金) ]

フランキーの指導に深く感動したと書きました。
では具体的にどこに感動させられたかというと、
まず第1に、欠点を責めるのではなく、どうしたらよいのかを適確に指示するところです。

他人が自分の思い通りに行動してくれないとき、人は「なんでできないんだ!」とすぐに責めたくなるものです。
でもそうやって一方的に責めても何もプラスにはなりません。相手に残るのは心の傷と自己嫌悪の感情だけ。
大切なことは、できるようになるにはどうすればよいか、その判断を適確に指摘することができる能力だと思います。
映画の中のフランキーは、少ない言葉でシンプルかつ適確にボクシングの基礎を叩き込んでいました。もっともこのようなことができたのは、フランキーにそれをするだけの絶対的な自信があったからですが…。


第2に、相手の成長を感じ取り、褒めてあげるところです。
フランキーは、ケイティが自分の指導に素直にしたがって変化したら必ず「good」と言って褒めてあげていました。
いわゆる「褒め上手」ですね。人は褒められると、「よし、頑張ろう!」と前向きに頑張るようになります。言葉は悪いですが、このことを “利用”してうまくコーチングできるということが、指導者に求められる最大の能力の一つではないでしょうか。


『ミリオンダラーベイビー』お暇がありましたらぜひ観てみてください!


『ミリオンダラーベイビー』に学ぶよき指導者の条件
[2008年04月03日(木) ]

『ミリオンダラーべイビー』という映画を観ました。
ある無名の女性ボクサーが、名コーチの指導によりメキメキと力をつけ、世界チャンピオンへの挑戦権を得る。しかし世界戦で大怪我を負い以後ボクシングができなくなる。その後病院で寝たきりになり家族に見放されながらも、最後まで強く生きようとした女性の姿を描いている映画です。
2004年に4部門でアカデミー賞を受賞したので知っている人も多いでしょう。


この中で私が印象に残っているのは、コーチであるフランキー(クリンストン=イーストウッド)が無名のボクサー・ケイティ(ヒラリー=スワンク)にボクシングを一から指導するシーンのフランキーのセリフ。

フランキー:「打つ時には脚を動かせ。」「そうだ。いいぞ!」「ステップはこう打て。」
「よしよし。そうだ。いいぞ!」


ほとんど何の知識もないケイティに対し適確な指示を出し、できたら褒める。また次の指示を出し、できたら褒める。この繰り返し。


一見ごく普通のやりとりのように見えるこのシーンに、フランキーの名コーチぶりを感じ取ることができ、深く感動しました。


字数が長くなりそうなので、続きはまた明日!