大学受験の時、私はここでもライバルにお世話になりました。
高校3年の2月。待ちに待った前期試験でしたが、私は自分の力を発揮できずに終わりました。
試験後に予備校のホームページにアップされた解答例をもとに、自己採点をしました。
結果は合格最低点に遠く及ばず、不合格を意識しました。
翌日、私は気晴らしに学校に行ったところ、一緒に
東大を受験したライバルも学校に来ていました。
彼に出来を聞いたところ、どうやら合格の可能性は濃厚のようでした。
自分の合格可能生が極めて低いことを彼に告げたところ、彼はこう言って私を鼓舞してくれました。
「お前が不合格なんて信じられない。合格を信じてる。でも、万が一不合格だったら、必ず後期で合格してこい。一緒に
東大に行こう。」
私はこの言葉によって奮い立ちました。
後期の倍率が前期よりも高く、また苦手な論文試験であることを知っていた私は、前期で失敗した時点で半ば浪人を覚悟していました。なかなか後期の勉強をスタートさせる気力が沸き上がりませんでした。
しかし、ライバルのこの言葉により、一度冷めかけた熱がもう一度沸き上がり始めました。
それから後期までの10日間、後期試験に向けて猛勉強に励み、合格を勝ち取ることができました。
この10日間の猛勉強を支えたのは、何よりもライバルの存在でした。
「彼に追いつきたい。彼と共に合格したい。」という思いが、入試までのすべての原動力になりました。