もはやこのブログはこのりかけいの記事のために存在しているのかもしれません…。
さて、今週は金属を食べるバクテリアについて、です
みなさんは鉄を直接たべたりはしないと思いますが、(例:鉄棒をたべる)鉄分としては取っていますよね。取っていないと血ができませんし…。
さて、その一方、鉄を呼吸を利用してバクテリアに食べさせる技術が日本でできました。とくに工場廃水のなかにある様々な金属を食べてくれ、そして回収できる、ということで水をきれいにし、かつ重要なレアメタルを回収することもできる、と期待されています。
いつもこのりかけいの記事はどんな内容を書こうか1番迷うんですが、今週はヒトゲノムについて
といってもその中身についてではありません。そんなものを1つ1つかいていたら30億以上の文字がただならんでいるだけになってしまいます(笑)今日のお話はそこではなくて、みなさんはヒトゲノムが解読された、と言う話はご存知でしょうか。
簡単に言えばDNAが解読されて、人間に関する生体的情報がわかった、ということなのです。実はこのわかった、というもの、みなさんが個別に検査されているわけではないことからもわかるように、全人類について個々にわかったわけではありません。DNAなんて人によって違うはずなので1人についてわかってもすべてわかった、ということにはなりませんね。
しかし、ついこの間まではたった2人分のヒトゲノムが解読されていただけでした。それも2人ともアメリカ人。国の違いはどこへいったんでしょう?ということでつい最近アジア、アフリカのそれぞれ1人ずつのヒトゲノムも解読されました。
ヒトゲノムが解読されれば、病気になる原因となる情報が遺伝子の中にあるのかないのかがわかるようになる、といわれています。もしそういうことがわかれば、治療も今と比べて格段に進むのではないか、というのが現在のところです。
今週の初めにITYはいろんなものを買いたくてたまらない衝動に駆られている、ということを書いていましたが、新しいパソコンを買うに当たってサウンドカードというものを高性能なものにしたいなーなんて考えてたりするとS/N比なんて言葉がでてきました。
このS/N比という言葉は理系だと様々なところででてくるので今日はこのS/N比について。
といっても言葉の説明はすぐにおわってしまいます。
SはSignal,NはNoiseの略です。つまり、シグナルに対するノイズの比を示したのがS/N比となります。S/N(=S÷N)という形からもわかるように、この値が大きければ大きいほど性能が良い、ということになります。
音に関するS/N比は想像にたやすいと思いますが、そのまま本来の音と雑音の比を示すことになります。他にどんなところで出てくるかというと、いろいろなものを検査するときに検査している対象そのものの情報を示したものがシグナル、そうではなくてつかっている機材の関係でまちがって出てしまった信号がノイズ、というようになります。
ノーベル化学賞は1901年から表彰が始まっていますが、今日は1918年のノーベル化学賞について。なんでこんな中途半端な年なんだ、と思うかもしれませんが、重要なんです。
1918年、ドイツのフリッツ・ハーバーという人にノーベル化学賞が与えられました。受賞理由はアンモニアの合成方法の開発です。
この方法は高校化学でそのまま習う(覚えなくてはならない)ことになりますので、反応機構自体はそれほど難しいものではありません。たいしたことはなくて、NH3で表されるアンモニアをN2で表される窒素とH2で表される水素から作ろう、というものです。
問題はそんなところにあるのではなくて。
アンモニアというのは皆さん知っているかもしれませんが、非常に刺激臭があるもので、現在の日本においては毒物・劇物の1つとして指定されています。
しかしこのアンモニア、よく理科で出てきますよね?現代において理科を学ぶ人は、このように危険物を扱うことになります。そこには使い方を間違えるととんでもない方向に行ってしまうものもあるかもしれません。アンモニアは体内にあって尿として排出されるぐらいで、わりとまだ身近なものですが、下手をするとやけど程度ではすまないものもあります。
理科系に進もうという人は、実験の際だけではなく、学んでいる内容にはこういった危険と隣り合わせにあることをしっかりとかみしめなければなりません。
さて。今日は日本で発明されていたものに関する紹介です。
だんだん寒くなってきてすこーしずつですがインフルエンザに対する対応策を考え始めてもいい時期にさしかかってきたのでこの話題です。
タミフルで治すしかない、マスクも100%信用できるわけではないといわれていた鳥インフルエンザなのですが…
実は鳥インフルエンザウイルスを破壊してしまう素材が2005年に鳥取大学農学部で作られました。こんなこと普通は知らないと思うんですが…
実は作製段階で0.5mmという薄さなのでマスクにもすぐ応用できるんだとか。
言ったか言わないか忘れましたが、ITYは実はマテリアルが(いまのところ)専門なのでこういう話は非常に関係深かったり興味深かったり。
とそれはいいんですが、そんなマスクができたらタミフルが異常行動を起こさせるか否かという議論もしなくてすみそうですね!(マスクずっとしてれば、の話ですが…
技術の世界は日進月歩。みなさんはどんなものを発明してくれるんでしょう。
さてさて、先週は今年のノーベル化学賞の話をしました。
なので今日は今年のノーベル物理学賞の話をしたいと思います。
3人が日本人だとか言う報道が一部ありましたが、1人は帰化しているためアメリカ人です。そこのところを勘違いしないようにしておいてください。
さて、中身の話をしたいと思います。
コレは非常に難しい話なのですが、よくよく考えたら高校のころに学校の化学の先生が授業中に話をしていたのを思い出しました。
この話をする前に、まず原子には電子・陽子・中性子というものがある、ということを知っていてください。これは私立中学ではすでに教えている学校も多くあるかと思いますし、そんなに難しいことではないのでこの程度で。
で
電子・陽子・中性子というのはわかれない
と思われていたのですが、実は陽子・中性子に関しては分けることができる、ということがわかりました。その最小単位をクォークとしています。(本当はK中間子と言うのもあるのですが、コレは難しすぎるので割愛します) 現在このクォークは6種類あるといわれているのですが、その6つある、という予言が今回のノーベル物理学賞でした。
6つあるという予言の根拠が対称性に関する話なのですが、これまた難しすぎるので興味がある人は自分で調べてみてください。
ITYのことだからこの話は絶対にするだろうと先週思っていた人、今週です、お待たせしました(笑)
さてさて、今年は日本人がたくさん受賞したので様々なところで話題になりましたから皆さんもすでに知っていると思いますが、たとえ日本人が受賞しなくてもこの時期になったらノーベル賞が決まるじきだなぁ、と思ってほしいものです。(TVでやってたから知ってる、のではなく、自分から何がノーベル賞になったのかを調べてほしい、ということです。)
今年の化学賞は実はITYはすでに知っている内容が受賞したのでとても身近な話なような気がしているのですが、緑色蛍光たんぱく質の発見と生命科学への貢献、ということでした。
いま、生命科学の世界は遺伝子をも扱う時代になっています。そんな時代にあって用いるのは小さな小さな物質。中学校の理科の実験室にあるようなビーカーであれば透明であっても人間の目で見ることができますが、とても小さいと見ることもなかなかつらいものです。そんなものがうじゃうじゃしているところで1つの物質を追いかけることなんて・・・できないですね。
そんなときに1つだけ色がついているものがあったとしたら・・・追いかけるのはとても簡単ですね。こういう感じで使われたりします。(もちろんもっと別な使い方もあるんですが)
コレのおかげで細胞に関する様々な発見がなされた、というのが受賞の大きなポイントの一つといえるでしょう。
今日はまるでウニのような形をした化合物、カーボンナノホーン!に関する記事です。
カーボンは英語で炭素のこと、ナノは小さいものを表し、ホーンは・・・いいですよね。
炭素でできた小さいものはよく話題になります。サッカーボール型のフラーレンなんてのもあります。大きさはサッカーボールよりはるかに小さくて髪の毛の直径よりも小さいですが…(髪の毛の直径の1万分の1以下です)
さて、今日はどうしてこんなものを記事に取り上げたのかというと…
昨日まで生物の話をしてきましたが、コレがガンの治療に使えるんじゃないか、と研究の対象になっているんです。なんでも炭素というぐらいなので黒色(鉛筆想像すればわかりますよね?)、つまり温度が上がりやすいということで温度を利用した治療で有効だとか。
といいたいのはそこではなくて。
炭素でできた物質、ということですからあくまで化合物です。化合物を扱う分野といえば化学です。
つまり、この研究は化学と生物の融合分野として進んできているんですね。
このように最新の研究はたんに何の分野の科目、とはいえない時代になってきています。マルチな人間が大事な時代になってきているようです
さて、これまでにも理系のノーベル賞として物理賞・化学賞の受賞者を紹介してきました。
ノーベル賞には物理学賞、化学賞、生理学・医学賞、文学賞、平和賞、経済学賞と6つの賞がありますが、理系の中で理科に関するものは広くある(地学は物理に入れてください)のに対し、数学が全くないことに気づきましたか?
これにはノーベルが数学者が嫌いだったとか、実用的でないとかいろいろな説があります。
が、数学をやる人だけはしょうがないというのはなんだか切ない感じですよね。
実は別にあります。数学のノーベル賞といわれるのがフィールズ賞です。ただし、ノーベル賞のように毎年選ばれるわけではなく、4年に一度、しかも40歳以下の人に限り、1回に4人まで。なんとも制限の厳しい賞です。
厳しすぎる、というわけで2003年にアーベル賞という賞が作られました。こちらはノーベル化学文学審議会というところで審議され、毎年表彰が行われます。かなりノーベル賞に近くなりました^^
というわけで、長い間物理・化学・生理学・医学と扱いが違った数学の世界ですが、今では同じように毎年表彰される分野となりました。
まずは久々にノーベル賞関連の話。
以前は最近のものから紹介していましたが、今日は古いものを紹介したいと思います。
それも第1回ノーベル賞。第1回のノーベル物理学賞の受賞者は皆さんもその名前はよく知っていると思います。レントゲンです。レントゲンという名前を聞いたらたぶんその受賞理由もすぐにわかると思います。そうです。]線の発見です。]線についてはもうあまり詳しく説明しなくてもいいと思いますが、波長が短い電磁波の一種です。光の話は延々としましたからね^^
コレではあまりに短すぎるので第1回化学賞の話もしてしまいましょう。
第1回化学賞はファント・ホッフという人に与えられました。何をしたかというと空気についてその圧力・温度・体積・分子の数に関する式を導き出したんですね。
実はこの式は高校化学で扱います。(前にもいったような?)
圧力×体積=分子数×定数×温度
なんですが、とってもシンプルじゃないですか!?
それよりなにより、1世紀前には大発見だったことが今では理系高校生ならだれでも知っている内容になっている、ということに驚きですね・・・