秋の気配[2008年09月16日(火) ]

今朝もとても涼しく、だんだんと秋の気配が感じられる気候になってきました。

秋といえば天気もいいことが多くてしかも涼しくて・・・言うこと無しの季節ですね。こんな季節にはいろんな欲が沸いてくるものです。

そんな数ある欲の中でもみなさんには知的欲望をどんどんと満たしてほしいと思います。

このことはこのブログが始まった半年前からずっと言い続けてきたことなのでみなさんもう耳タコだとおもいますが(←死語…?)秋には秋にしかできない楽しみ方があります。

夏場は時間はたっぷりとあったものの、暑すぎてできなかったこともたくさんあると思います。かといって冬場になってしまうと今度は寒くて何もやりたくない、ということになってしまうことも多くあります。

そんなどっちでもない秋にこそ、いろんなことに手をつけるチャンスです。

さて、というわけで1学期のときと同様、みなさん今学期に必ず手をつける目標をきめてみてください。もちろん1学期の続きでもかまいませんし、新しいことでもかまいません。

1年のうちで1番長い学期に何をこなすか、先学期に目標がこなせた人もこなせなかった人も、先学期の経験を踏まえて考えてみてください。

1学期が終わる[2008年07月01日(火) ]

なんともう7月になってしまいました。このブログをはじめてからもう5ヶ月もたつんですね。

と、7月になったということはみなさんの期末試験がどんどんと近づいてきた、ということでしょうか。

中間試験のときにもお話しましたが、試験勉強は計画的に行うように!お願いしますよ!!勉強量が増えれば増えるほど、どこがでるのかは簡単に予想がつくようになるものです。

・・・といってもITYにその感覚が身についたのはつい最近のことですけど。中学の試験とか特に何が出るとか意識しなくてもノートの赤字のところしか出なかったりってことも結構ありますしね。

時期が時期ならわかったことがあるならそれをもとにどんどん自分で新しい世界をみるようにしましょう!というのですが、今は試験前ということを念頭において、まずはその内容を使えるようにすることが最優先です。

最優先事項がいったい何なのかをしっかりと見極める力も、これからみなさんにとって確実に必要となってくる力ですよ^^

力のある子 (まとめ)[2008年06月27日(金) ]

さて、みなさんに力のある子として心優しいX君と学問に対して熱いY君(昨日書いた内容はすべて独学だそうです)を紹介しましたが、実はX君とY君は同一人物です。以下Z君と記述します。

ITYはZ君とあって半年ぐらいは正直なところ人間的にも負けている、運動能力はおろか勉強に関する能力にも負けている、何も勝てない!!!と生まれて初めてコンプレックスに感じる期間があったぐらいです。(結局全部まけてるなら勝てるように学んでしまえばいいという結論に達し、いまではとても仲がよくなっているので結果はとてもいいのですが)

確かに中高一貫校に通っていると、それなりにおとなしくそれなりにやさしい生徒がそろっており、それなりにみんな勉強するので平均的に見れば公立校よりも勝っているように見えるかもしれません。

しかし、実際に評価されるのは個々人であることをわすれてはいけません。

中高一貫校に通う誰よりもやさしく、誰よりも好奇心旺盛に勉強を自ら進んでするような、そういう生徒が公立校にはたくさんいます。

いまその事実をみなさんが実感することは大変難しいことだと思いますし、ITYはそんなことを考えもしませんでした。しかし、似たような生徒が集まる中高一貫校には、似たような卒業生しか生まれない、という弊害があることをきちんとふまえて、自分がその枠からいかに飛び出して優れた人間になれるか、ということを考える時間があってもいいと思います。

力のある子 Y[2008年06月26日(木) ]

昨日まではX君の話でした。今日は同じくITYの駒場のクラスの友人、Y君に登場してもらおうと思います。

Y君もまた地方公立中学・高校の出身であり、中高非一貫の出身です。

東大の理系1年生はその科類に関係なく、数学を1年間履修することになっているのですが、ITYがいた理科2類は農学部・薬学部・理学部、工学部でも化学系といった化学・生命系を専門にしたいと思っている学生が多くいるために数学はそこまで得意でない、という場合が多いのですが、ITYのいた駒場クラスだけは別でした。たしかにITYを含め、中高一貫の出身者は例に漏れずそこまで数学が得意な学生はいないのですが、公立出身者は違います。

Y君はまわりに「おまえは理1か!」といわしめるような数学力を持っていたのでした。理1といえば理学部数学科や物理学科、また工学部でも物理系といった具合に計算を主に扱うことを専門にしたいと思っている学生が多くいるところなのです。

そんな彼に言わせると、

2次方程式は小学生でできるし、指数関数の微分積分(高校3年の内容)は中学生でできるし、フーリエ変換やラプラス変換(大学の範囲、やらない人もたくさんいる)は高校でできて当たり前

というんですね。さて、いま皆さんの周りに指数関数の微積をできる人はどれだけいるでしょうか・・・?

力のある子 X 2[2008年06月25日(水) ]

昨日の続きです。

A君は何もしないまま、ITYもどうしようかなぁと思っていたところX君の2曲目?と思われる曲が始まる直前のことでした。

X君は「Aでもこれならわかるでしょー」といって自分もマイクを持ちつつ、A君にマイクを渡したのでした。

たしかKinki kidsの曲だったかのように記憶していますが、曲目を忘れてしまったのが少し残念ですが、とにかくだれでも知っているような曲でした。

A君はその曲を1曲歌った後では他のメンバーと同じように振舞っていました。

この後でITYが感じたことはX君の内に秘めたやさしさには勝てないな、ということでした。A君がはじめて歌った曲を入れたのは歌う前ですから、X君は先のことを考えてA君のために行動をとったことになります。曲を入れるときには特に何かを考えてあげているかのようなしぐさは全く見せないものの、実際にはすでにA君のことを考えてあげている。こんな行動を取れるような人に出会ったのはX君が初めてでした。

皆さんの周りには

「そっけない様子を見せながら、その実はやさしさを秘めている」

ような人はいるでしょうか?

力のある子 X[2008年06月24日(火) ]

さて、ITYの駒場クラスの友人には大変面白い学生がそろっており、誰を引き合いに出しても話せることがあるのですが、今日はその中でも]君について話そうと思います。

ITYはX君とは大変親しくしており、本郷へと進学した今でも頻繁に会っているのですが、彼とはたまにカラオケに行くことがあります。2人で行くこともあれば他に誘って5人程度でいくこともあるのですが、5人で行ったときのことです。

東大には大学生になってカラオケ初体験、という子もいたりしてなかなかカラオケには慣れていない場合が結構あります。慣れてないとなかなか最初の曲というのは歌いづらいという経験は、皆さんの中には記憶に新しい人もいることでしょう。

ちょうどX君やITYがオール(=徹夜)カラオケに行ったときもそういう子がいたのでした。仮にA君としておきましょう。

みなさんはどうやって歌っていくのか知りませんが、そこでは最初に集中的に何曲か入れてしまうという感じだったので歌い始める前に全部で10曲ぐらいエントリーするんですね。(誰もいちいち順番なんて気にしないので)。そこでA君はなにも曲を入れなかったのでした。他の人が1曲ずつぐらい歌い終わった後でもA君は一向に何もしようとしなかったので
ITYは「なんかいれないの〜?」とリモコンをA君にわたしてみたものの、やはりその後何もしようともしなかったのでした。

結局A君は何もしないまま・・・(続く)

力のある子 (序)[2008年06月23日(月) ]

みなさんこんにちは!もうすっかりおなじみの文句となってしまいましたが、今までずっと読んでくれていた人も、今日が初めての人も、また1週間よろしくお願いします!

中高一貫校に通う皆さんは、これまでとりあえず勉強しろ、なんでもいいから勉強はしろ、と口うるさく言われてきた経験があると思います。

小学生まではそれでもいいかもしれません。

しかし、本当に勉強さえできればいい、などというはずがありません。

おそらく親御さんがみなさんに勉強しろ、というのは皆さんに将来成功してほしいからでしょう。しかし、社会において成功するためには他人とのかかわりが必要不可欠です。

たしかに個人の能力が必要なことは言うまでもありません。しかし、各分野において本当に突出した能力を持っている人というのはほんの一握りです。これは東大においても同じことです。

さて、みなさんは過去に読んだ伝記などで美しき姿に書き下ろされた過去の偉人についての話はたくさん知っていることでしょうし、現実にあったことなのかどうなのかよくわからないような話を例に引き出しても何の説得力もないので、明日からITYの周りの偉人を紹介しながら身につけるべき能力とはなんのかを考えていきましょう。

好奇心を得る環境 3[2008年06月12日(木) ]

学びやすい環境を作るにはどうしたらよいのか、と言う話でした。

ここで重要なのが学びやすい環境が身近にあるか、ということになってきます。もとい、どれだけの本が家にあるか、ということになってきます。

ここでいう本とは、童話やマンガの類ではありません。

家庭教師をしていて思うのは、よく子供向けのほんがたくさんある家は多いのですが、大人向けの教養の本であったり、ちょっと難しい本になると全く無い家が多すぎます。そういう家では決して勉強に関する好奇心が育つことは無い、といっても過言ではないと思います。

まして子供の机の上には学校から配布された教科書・参考書しかないとなるとこれはもう好奇心を育てるという意味では絶望的です。

家に読んだことが無い本が少しでもあれば、暇で暇で仕方がなくなれば子供というのは手をつけてみるものです。暇で暇で仕方がなくなる時期というのは個人差が非常に大きいので多少の促しが合ってもいいかも知れません。

ただし、この本はあなたのために買ってきたんだよ!と言うアピールをするのではなく、あくまで保護者の方々が自分のために買ってきた本であることが重要です。特に理系の知識については世界的に見て日本人は大変興味が薄い、と言うデータもあります。ここら辺で少し理系の入門書のようなものを読んでみて、それでかつ子供が読めばよし、という発想が一番定着しやすいようです。

もちろん中学生のみなさんが自分で買ってきてもいいんですよ!

好奇心を得る環境 2[2008年06月11日(水) ]

中高一貫生にありがちな、自分で特に何もしなくていいという発想が危険だ、というところまでお話したのでした。

中学生なので遊ぶ中に自分の興味を発見するということや、いままで自分に触れたことが無い世界に興味を持つようになることも当然必要ですから1日中机に向かえとは言いませんしいえませんが、たんに学校で受けてくるだけの授業内容にいったい何の楽しみがあるというのでしょう?

本当に自分が知りたいことに対して勉強をする、というのが本来の勉強のあり方のはずです。中学生なので最低限知らないと興味すらわかないという意味もあって中学生は主要5教科は何があっても勉強しなくてはいけないことになっていますが、これ以上にみなさんが勉強したくなった内容が少なからずあると思います。というのも、勉強における好奇心というのは自分がわかるようになってきたものに対して沸いてくるものでもあるからです。

しかし、手元になにも学ぶための資料がなければ興味は興味でおわりです。ここで図書館に行って調べてみる、などという行動が取れる人はよほど行動力のある人です。普通はできません。

これではとても学びやすい環境にあるとはいえませんね。

さて、ここでどうすればよいのか・・・

好奇心を得る環境[2008年06月10日(火) ]

みなさんこんにちは!

みなさんはpositiveに生活できているでしょうか。中高一貫校に通う皆さんの強みは、なによりも時間的余裕が高校受験をしなくてはならない人たちに比べて大幅にあることです。この余裕を利用しない手はありません。

さて、利用するといってもみなさんが好きなことをすればいいという面もあるのですが、今日はこれをしてみてほしい、ということをこれまでにさらに追加してみます。

みなさんは自発的学習をどの程度したでしょうか。

おそらく中学受験の後1年間は遊びでおわって特に何も勉強していない人が多いと思うのでここで言っておきたいと思うのですが、中高一貫校に入っていることが大学入試に成功する条件ではありません。中高一貫校に入ってそこで何をしたか、それこそが大学入試の秘訣です。なんだ、あたりまえじゃないか、と思う人もたくさんいると思いますが、中高一貫校の生徒にありがちな勘違いがこれです。

中高一貫校にいる→進んだ勉強をしている→大学受験の対策が長い時間できる→自分で何もしなくてよい

この発想がなんと敷衍していることか!これはなんとも危険な発想です。


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