電気信号[2008年07月19日(土) ]

さて、週末恒例(?)のりかけいな話題です。

普段はみなさんの理解が進みやすいような、そして大学受験までに使えるであろう知識を中心に紹介してきたのですが、よくよく考えてみたら日本のメディアは日本人がとったノーベル賞はこれでもか!というぐらいに紹介するのに外国人がとったノーベル賞に関しては全く紹介しないんですね。嘆かわしいことです。

ということで外国人がとったノーベル賞について紹介したいと思います。

今日は2007年のノーベル物理学賞を取ったドイツ人、ペーター・グリュンベルグさんの「巨大磁気抵抗効果」について。

なんだかご大層な名前ですね。巨大磁気抵抗効果・・・ちなみに発見されたのは1988年のことで、すでにPCやiPodをはじめとするハードディスクに用いられています。

これはなんだ?というと、皆さんは磁石を知っていますね。そして鉄を磁石に近づける(あるいは逆)と、鉄が磁石にくっつくことも知っていますね。なんとこのとき、鉄の電気抵抗(R)の値が変わるんです!

この電気抵抗の変化が、ペーターさんの発見された特殊な金属だととても大きいので、巨大な、磁気による電気抵抗の変化(=効果)、これを略して巨大磁気抵抗効果、とよぶんですね。
 
みなさんが何気なく使っているPCにこんなすごい名前の効果が使われているなんて、すこしPCがすごくみえてきませんか?

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