[2008年05月20日(火) ]
塾や予備校についてのシリーズは今日で一段落です。
塾や予備校には、(僕は嫌っているのですが)実は非常に重要な役割があったりします。それは、「形から入る」ことができるということです。
何かやろうと思い立っても、まず形から入る人って多いですよね。
(ブランド好きの日本人には特に多いと言われています)。
何か勉強しようと思ったら、入門書から教科書まで新品を買ったり、スポーツを始めようと思ったらその道具をきちんと揃えたり…初心者に限って高いグッズで揃えたりするものです。
福原愛モデルのラケットや、マイケル・ジョーダンモデルのバスケットシューズ、北島康介モデルのスイムウェア…
本当に使いこなせているのか?と疑問に思うこともありますが、まあ、本人がそれでヤル気を出せば安いものです。
そういう人にとって、塾や予備校で、勉強する時間と教材をわざわざ自分で選んで(お金も出して)いるというのは、「形から入る」ことの典型なのです。
だから、自分だけではなかなかできないという人は、無理やり塾や予備校に行くのも、効果があるかもしれませんね。
[2008年05月19日(月) ]
塾や予備校の有名な講師は、確かに教え方も上手いし頭も良い。
学校の先生と相性が合わないときに、代わりの選択肢としても価値は十分あると思います。
ただ、実際は、そう良いこと尽くめではないのです。
塾や予備校が無数にあるのに、その数だけ良い先生がいるわけではないからです。その塾や予備校でも、お目当ての先生の教えるクラスに入れない事だってあります。特に、習熟度別とかいって選抜クラスを作っている場合、そこに入るためにまた色々勉強に苦労することになります。
ビデオ教材で我慢するのでなければ、大抵の生徒は、普通の講師か、もしかしたらアルバイトでやっている講師の授業を受けることになります。もちろんマニュアルというものはありますが、良い先生は自分で色々試行錯誤してマニュアルと違うことをやるから売れているのであって、マニュアル通りなら自習で十分ということになるかもしれません。
大学になって一番選ばれるアルバイトは、塾講師か家庭教師です。
家庭教師はまあ教師側にも生徒側にも裁量の幅があるのでいいかと思いますが…
ま、もちろん、普通の講師でもアルバイト講師でも、使命感に燃えている人とか、教え方が上手い人はたくさんいます。大事なのは、自分に本当に必要なものは何か、常に考えることではないでしょうか。
[2008年05月17日(土) ]
塾や予備校には、名物講師がいたりします。
そして体験授業で本当に必要だと考えたなら、そうした名物講師の授業を取ることには、十分な理由があると思います。
しかし、そうしたことがなく、学校の授業がよくわからないから、とか、なんとなく、という理由で塾や予備校に通うのは、時間と金と労力の無駄です。
と、厳しく言っていますが、僕の弟は地方展開しているチェーン塾の英語を受講しています。その講師が、口コミで話題になっていて、授業も大変良かったそうで、自分から行きたい、と言い出しました。もちろん僕は最初から反対、というか学校で十分足りるという立場で、何度も「本当に必要か」と問うてみたのですが。それでも行く、と言うのなら、それは彼にとって必要で有益な授業なのでしょう。
塾・予備校に行くときは、必要で有益な選択ができると良いですね。
あ、そうそう、来週初めはちょっとだけ、僕がこういったこと(塾や予備校に厳しい見方)を言う理由について、書いておきたいと思います。
[2008年05月16日(金) ]
塾や予備校には、教えることに秀でた講師がいることがあります。
代々木や駿台、河合といった大手の予備校なら、インターネットで検索すればすぐヒットするような看板教師も多かったり、そういうところの看板教師を引き抜きまくって話題になった東進という第四の予備校もあったりと、大学受験界は予備校戦国時代です。
ま、大学受験はまだ先なので置いておいて、みなさんの身近にあるような地方塾などでも、口コミで話題になるような講師がいるかもしれません。
気になったら、体験授業を申し込んでみるのがいいと思います。
体験授業で見るところは、学校の授業だけでは得られないことがあるか、自習で補える範囲を超えているか、講師に質問しやすい雰囲気か、質問には丁寧で分かりやすい答えが返ってくるか、などです。また、レベルが高すぎないか、ということもよくチェックしましょう。
体験授業で「良いな」とか、「今までやったことの無い問題だ」と思っても、それが授業や自習に加えて「必要」か、今は「やる必要のない高すぎるレベルの問題」なのか、よく考えましょう。
[2008年05月15日(木) ]
先生の話が出ていたのでその繋がりで。
僕は基本的に塾や予備校には行く必要がないと考えていますが、行くメリットがあるとすれば、それは有能な講師がいるということに尽きるでしょう。
(教材や施設は、Z会の参考書に図書館で十分代わりになるかと思います)。
塾や予備校は、学校と違って商売です。
全国展開しているような大手だと、これは本当に厳しい。
完全に実力主義。
だから、生徒に人気の無い講師は容赦なく首になります。
でも、人気取りばかりしていても、成績を上げることのできない講師もドンドン切られていくので、結局残るのは、生徒に人気があり、かつ能力もある講師だけということになります。大手の予備校にもなると、年収が数千万円を超える超人気講師がいる一方で、大量の講師が1年で辞めていくそうです。
部活の担任、社会見学や修学旅行などの準備、また生徒の人間関係や家庭環境までトータルに面倒をみることまである学校の先生と比べると、教えてその科目の得点を上げることだけに専念できる塾・予備校講師は、学校の先生よりも教える技術においては上回っていることも少なくありません。
これをどう利用するか。
明日はそれについて。
[2008年05月14日(水) ]
昨日は、先生と良く話そう、そのためには、放課後職員室に行ってみてはどうだろう、という話でした。
休み時間の職員室は、次の授業もあるので結構きびきびした印象を受けますが、昼休みや放課後は、先生達も一息ついているので、まったりした空気です。教室では怖い先生が、案外、談笑しながらのんびりお茶でもすすっているものです。先生の違った一面が発見できるかもしれません。
僕は中学の時から、職員室に結構通う生徒で、特に年の若い数学の先生に仲良くしてもらいました。それもあって僕は数学、特に幾何学(図形とかを扱う分野)が好きになり、パズルを教室の掲示板に貼ってみたり、自分で考えた数学の問題を先生のところに持っていって、「挑戦」してみたりしました。(もちろん解かれてしまいましたが)。
そうやって授業以外のことでも先生と喋るようになっていると、教室では話さなかったことが聞けるときもあります。
僕も、その先生に数学オリンピックや算数オリンピック、その中学生版の広中杯という大会を教えてもらって、一緒に職員室に行ったりしていた友達と一緒に予選に行ってみました。結果は残念ながらダメだったのですが、プチ遠足みたいで楽しかったです。
気軽に、職員室に足を運んでみてはどうでしょう。
[2008年05月13日(火) ]
昨日は、先生との相性、もしくは先生の熱意、また能力などで、生徒の好みややる気、興味も大きく左右されてしまうという話でした。
思うに、先生を嫌いになる原因ってホントに些細なことだったり、誤解だったりするのではないでしょうか。自分だけ厳しく当たられていると思い込むとか。
また、その先生の行動には、何か別の意図があるかもしれません。例えば、作文の宿題をたくさん出すのは、生徒をいじめたい訳ではないはずです。とにかくある程度の量を書くことで慣れさせようと思っているのではないでしょうか。
熱意や能力に疑問符が付く場合でも、生徒が熱心に働きかければ、先生だってヤル気にならざるをえません。
そこで提案したいのは、先生と良く話そう、ということです。
授業の話はもちろん、与太話でもいいのです。
先生と仲良くなる、とまではいかなくても、遠慮せず話せる関係を作っておくというのは、重要なことです。
授業後に捕まえて喋ってもいいのですが、先生も次の授業の準備もあって忙しいので、結構長く話そうと思ったら、昼休みや放課後に、職員室に行ってみましょう。色々な科目の先生が一緒のところにいますし、同じ科目でも違う先生もいたりするので、面白いですよ。
この話は明日も続きます。
[2008年05月12日(月) ]
学校生活も軌道に乗ってきた頃でしょうか。
小学校と違って、それぞれの科目ごとに先生が変わるというのも、初めはびっくりしたかもしれませんが、もう慣れましたよね。
先生は、どこかのクラスの担任であると同時に、ある科目のプロフェッショナルなのです。より深く知りたいと思ったことや、分からないこと、気になっていることについては、気軽に聞いてみましょう。先生だって、自分の専門にした科目に興味を持っている生徒には、喜んで応えてくれるでしょう。
英語だったらリーディングとライティングなど、国語だったら現代文と古文漢文など、更に細かく担当の先生が分かれてきます。
ここで注意したいのは、中学生にとって、科目の導入は、教科書以上に、先生の存在が大きいということです。
先生が面白ければその科目に興味を持つし、勉強するでしょう。
その科目があまり好きでなくとも、先生が熱心であれば心動かされて真面目に取り組むということもあるでしょう。
逆に、ある先生と相性が悪い場合、その科目に対する熱意も薄れるでしょうし、熱意に欠ける先生だった場合、宿題なんて出さなくていいやという気になるかもしれません。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。
この問題は明日も考えてみましょう。
[2008年05月10日(土) ]
僕は友人Yと張り合って、地図をマニアックに覚えました。
では何が面白くてそんなことをしていたんでしょうか。
改めて少し考えてみたいと思います。
人間の生活は、周りの環境に大きく縛られています。
つまり、暑い地方では人々の服も薄着になるし、取れる作物も果物とかが中心になってくるし、まず揃えるのはクーラーとか扇風機になるでしょう。夏には海水浴場が混雑し、ビールが飛ぶように売れるでしょう。
寒い地方はその逆だろうし、湿気の高低や、川や海といった水源のあるなし、風の強弱でも全く違った生活をすることになります。
地図からは、そういう人間の生活の条件が読み取れる。
緯度や経度、等高線、海流などから、推理するのです。
初めは身近なところから見てみましょう。
自分の住む都道府県はどんな地形なのか。
もっと身近に、自分の住む市は、町はどうか。
「ああ、学校の裏山は南が険しいんだな。人は住めるのかな」
「この川はここで大きく曲がっているな。溢れないのかな」
地図を見て、そこに住む人間の生活が想像できますか?
[2008年05月09日(金) ]
勉強の動機付けは色々あると思いますが、僕の中で、
ライバルの存在というのは大きかったと思います。
全教科トータルでの競争だったり、一教科だけ、あるいはもっと狭い範囲だけだったりとまちまちでしたが、テストの時はいつも意識していました。
例えば今は名大医学部に行った友人は、中学受験の塾から一緒で、常に僕の少し上にいたので一方的にライバル視していましたし、先週紹介した同じ大学のゼミにいるYという友人とは、地理の地名知識という狭い範囲でお互いをライバルとして認めていました。
(その時地名知識で張り合ったために、僕は今でも世界190カ国の国名と場所、首都の名前まで殆ど覚えています。後は海峡の名前とか、島の名前も一部なら言えます)。
良きライバル関係は、お互いを成長させます。
片方が低迷しても、もう片方が励ましたり、喝を入れたりする、
みなさんも、中学や高校でそんなライバルを見つけてください。
受験勉強にとどまらない、人生の宝になると思いますよ。