[2008年11月05日(水) ]
いやーびっくりでしたね。
ついさっきオバマ上院議員の大統領選当確が出ました。
アメリカで初の黒人大統領の登場です。
これは極めて歴史的なことです。
アメリカ社会において、黒人は常に差別され続けてきました。
奴隷として連れてこられた黒人ははじめ、農場などで酷使されました。
かの有名なリンカーン大統領が黒人奴隷制を廃止した後も、黒人差別は根強く残りました。
第二次世界大戦では戦場でも危険なところに投入され、黒人には多くの犠牲者を出しながらもアメリカ国民としての義務を果たそうとしました。
戦後には、いまだ残る差別に抗議して公民権運動がおこりました。
キング牧師やマルコムXといった黒人解放運動の指導者達が活躍したのもこの時代です。
それでもなお、人種差別はなくなっていないアメリカで、黒人が大統領に選ばれたということは本当に大きな意味があることです。
こうして果敢に新しい歴史を切り開いていく強さがあれば、アメリカ合衆国は、今後も輝ける国家でありうるのでしょう。
逆に言えば、痛みを伴う自浄を止めた途端にアメリカはものすごい勢いで凋落してゆくに違いありません。
環境問題や金融危機、国際紛争などアメリカが大きな役割を果たさなければならない問題は山積しています。
ここがアメリカの正念場。オバマ氏に期待です。