季節感覚

[2008年05月01日(木) ]

僕は理科が苦手でした。

化学や地学、物理は寧ろ得意でしたが、生物が苦手でした。

生物でも遺伝とか人体組織とかは得意でした。

では何が苦手だったかと言うと、自然です。

特にどんな植物がいつごろの季節に咲くのか、どんなところに生えるのか、どんな風に育つのか…そういったことを全然知らなかったのです。

正月には(春の)七草がゆ食べましたか?
七草全部言えますか?

せり、なずな(ぺんぺん草)、ごぎょう(ははこぐさ)、はこべら(はこべ)、ほとけのざ(こおにたびらこ)、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)。

春の七草なんて言われても、僕は全然ピンときませんでした。

これは普段から自然に慣れ親しんでいなかったからだと思います。

通学途中の植え込みや、庭に咲いた花をもっと気にして見てみれば、肌で季節感を受け取れるようになっていたでしょう。

今は温室があるので一年中どんな野菜果物でも食べられますが、季節の、つまり旬の食べ物は本当においしい。魚でも同じです。旬の魚は本当においしい。

こういうことが実感できるようになったのは、恥ずかしながら大学生になってからです。
もっと中学生のときから、季節の移り変わりに敏感になっておけば良かった…
せっかく四季豊かな日本に住んでいるのだから。
こんな風流なことを知らずに生きてきた自分が情けないです。

みんなは後で後悔しないように、肌でも、舌でも、季節を感じてみてください。