国語の本質と勉強法・前編

[2008年02月15日(金) ]

国語、特に現代文の本質とはいったい何か。
それは情報伝達、つまり@文章の内容を把握する、A文章で自分の考えを伝える、この二点ではないでしょうか。語彙や文法はあくまで前提です。

 これを意識すれば、具体的な勉強法も自ずと決まってきます。

 まず@から。内容把握とは即ち、要約が出来るということです。

 文章には必ず伝えたいメッセージがあります。それに気づけば、他の表現で言換えたり例を挙げたりしているところに惑わされずに文章が理解できます。

 極端な話、国語の勉強の半分は要約でよいくらいです。評論や随筆から始めましょう。僕の中学では、国語が苦手な生徒は天声人語(朝日新聞)の要約が課されていました。

 はじめは4分の1くらいから、徐々に圧縮度を高めます。また、100字、200字、300字(それぞれ大体3、7、12文くらい)と異なる量に要約するのも効果的です。それぞれ最も重要なメッセージだけ、次に重要そうなメッセージか例示まで、論理構造ごと、要約する練習になるからです。
 要約するときは、キーワード、重要な文、論理構造などに傍線を引くかメモをとります。そして選んだものを組み合わせて、筆者のメッセージを再現しましょう。

 記述問題は要約の一部を問われているのですから、要約と同じように作成します。

メモが残っていれば、答案返却まで時間が経っていても、有意義な復習ができるのです。

 長くなったので、Aについては次回。

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