[2008年12月24日(水) ]
社会科の中で一番お世話になったのは、6年間担任団に加わって見ていただいたF先生です。
高校に入ってからは地理を担当してもらいました。
熱血というか、怒るときは激しく怒り、笑うときは思いっきり笑う、感情表現の真っ直ぐない人でした。なので色々とエピソードには事欠かない先生なのですが、ま、長くなるので今日は書きません。大学生の時にはバイクで北海道を一周したそうで、そのときの話なども授業で聞きました。
F先生から学んだのは、自分で体験すること、そして感じること、を大事にする、ということでした。特に社会科学を志すものにとっては本当に大事なことだと思っています。
[2008年12月23日(火) ]
社会を教えてくださった中でまず書いておかなければならないのは、つい先月お亡くなりになってしまったT先生のことです。
本当に笑顔の絶えない先生で、というか常にへらへらしている先生で、隙を見てはくだらないギャグを、ジョークとかユーモアとかシャレとかそういう高等なものではなく、まさしくギャグを連発していました。(まるでウチの父親みたいだ…)
板書の字は汚かったですが、話が面白かったので授業は毎回楽しみでした。
それが先月急に、脳溢血で亡くなったという連絡が来たのです。
ビックリでした。というか実感が湧きませんでした。今でもよく分かりません。今年9月に帰省したときも職員室前で立ち話をしたところだったのに。人生突然なんだな、と思いました。
この場を借りるのも何ですが、心よりご冥福をお祈りしています。
[2008年12月01日(月) ]
先週はインドで大規模なテロがおこり、世間を騒がせました。
犯人グループは無事制圧されましたが、本当にたくさんの人が犠牲になってしまいました。日本人の方も一人亡くなり、一人が怪我を負われたようです。犠牲者の方々には心よりご冥福を御祈りします。
ニュースを見る限りでは、今回のテロも周到に計画されていたもののようです。
テロは痛ましい。許せない。
だけどそこで立ち止まっていては何も変わりません。
なぜ。
この問いが決定的に重要だと思います。
どうして多くの人を殺すことにこれだけの執念を燃やせるのか。
ただの異常者というだけでは思考停止です。
貧困、怨念、その他なにか原因というか、動機があるはずです。それはすぐに答えが出るものでもないし、答えがあるものかどうかも分かりません。それでも。常にその理由を考えていかなければなりません。
社会科という科目は、こういう現実と繋がっていることを忘れてはいけません。
[2008年11月05日(水) ]
いやーびっくりでしたね。
ついさっきオバマ上院議員の大統領選当確が出ました。
アメリカで初の黒人大統領の登場です。
これは極めて歴史的なことです。
アメリカ社会において、黒人は常に差別され続けてきました。
奴隷として連れてこられた黒人ははじめ、農場などで酷使されました。
かの有名なリンカーン大統領が黒人奴隷制を廃止した後も、黒人差別は根強く残りました。
第二次世界大戦では戦場でも危険なところに投入され、黒人には多くの犠牲者を出しながらもアメリカ国民としての義務を果たそうとしました。
戦後には、いまだ残る差別に抗議して公民権運動がおこりました。
キング牧師やマルコムXといった黒人解放運動の指導者達が活躍したのもこの時代です。
それでもなお、人種差別はなくなっていないアメリカで、黒人が大統領に選ばれたということは本当に大きな意味があることです。
こうして果敢に新しい歴史を切り開いていく強さがあれば、アメリカ合衆国は、今後も輝ける国家でありうるのでしょう。
逆に言えば、痛みを伴う自浄を止めた途端にアメリカはものすごい勢いで凋落してゆくに違いありません。
環境問題や金融危機、国際紛争などアメリカが大きな役割を果たさなければならない問題は山積しています。
ここがアメリカの正念場。オバマ氏に期待です。
[2008年10月18日(土) ]
勉強するとき、パソコンをやるとき、思いっきり背中を丸めて作業してませんか?それにそういう作業を、何時間もずっとぶっ続けでやっていませんか?
姿勢が悪いと肩が凝ります。
同じ姿勢を固定するのも肩が凝る原因になります。
肩凝りは慢性化しやすいので、毎日がちょっとずつ快適でなくなります。勉強の集中力も奪います。肩凝りしていていいことなど一つもありません。
そこで肩が凝らないように、勉強するときは10分とか20分とかの単位で区切って背伸びをしたり、首を回したりすることをお勧めします。あともちろん姿勢は綺麗な高い姿勢を保つようにすることも。
目が悪いと、ついつい顔をノートやモニターに近づける癖がつくので、注意しましょう。
いやホントにひどい肩凝りは辛いですよ。
実はブログの話題を考えていたら首周りが痛くなってきたのです。
まあ大学生になってからはそんなに辛い肩凝りはしないですが、中高は辛かった。結構シップとかにお世話になりました。みなさんは気をつけてくださいね。
[2008年10月13日(月) ]
歴史が面白くなるには想像力を働かせようという話を先週はしたと思います。
でもいきなりそんなことを言われても良く分からないのではないでしょうか。
僕もそうでした。
修学旅行や社会化見学でも歴史的なところに行くのですが、初めのうちはあまりぴんと来ない。ディズニーランドや海外に行っている他校をうらやましく思ったりしていたものです。
それは社会の教科書が、事実しか書いていないからだと気付いたのはだいぶ後になってからでした。
本当に想像力が豊かな人は社会の教科書からでも太古の昔に思いを馳せることができるのかもしれませんが、普通の人は、少し想像力を補助するものを用意したほうが良いと思います。
それは例えば(以前書いたことありますが)「漫画日本の歴史」や「あさきゆめみし」「ベルサイユの薔薇」といった漫画でも良いし、映画でも、大河ドラマでも良いのです。僕は新書をお勧めしたいです。高校の頃中世ヨーロッパを勉強するときには、新書がすごく役に立ったのです。あのへんは国も人もごちゃごちゃと入り乱れて本当に理解しにくい世界なのですが、どこか一つの国なり人なりを軸にして話が進めると理解がしやすくなるのです。
本屋で歴史コーナーでも見てみてはどうでしょうか。
[2008年10月11日(土) ]
みなさんは歴史って好きですか?
社会科でやる歴史というのは、一歩間違うと年表の暗記という面倒くさい科目になってしまいます。
でも歴史ってそうやって捉えたら面白くない。
想像力を働かせると、全く異なる歴史の世界が見えてきます。
例えば社会化見学に行くときに、由緒のあるところへ行くと思います。そういうときに、昔の人、その場所であった出来事に思いを馳せてみる。
「自分が歩いているこの砂利道は、江戸時代に武士の人が歩いていたのだろうか」とか、「何百年も前にこの大きい建物を造るということはどれだけ大変なことだったのだろう」など、いくらでも思い浮かぶはずです。
また歴史の本を読んだり、個人で名所旧跡巡りをしたり、博物館や郷土資料館などに言ってみたりすると、新しい発見や細かい想像ができるようになります。
歴史ってこんなにロマン溢れるものなんだ〜、と気付いたら後は簡単ですね。東京大学の友人にも歴史マニアは数多くいます。中国の三国志や明治維新以後の近代日本、中世ヨーロッパなど得意分野はそれぞれ違いますが、どれも面白いところです。
全然想像力が働かない?実は僕もそうでした。
想像力の話は来週したいと思います。
[2008年08月16日(土) ]
昨日は五輪には経済的効果が大きいという話でした。
でも、オリンピックを開催する意味はもっと他にもあるのです。
特に今回の北京オリンピックは、政治的な意図が強く働いています。
つまりどういうことかというと、五輪を開催する=それだけのイベントを運営する(会場を用意する、観光客の安全を確保する、などなど)だけの能力がある、ということを内外にアピールするということです。
簡単に言えば、自分の国は大国である、という宣言になるわけです。
難しい言葉で言うと国威発揚ですね。
そういう意味で北京オリンピックは、中華民族の彼岸だったのです。
東京オリンピックもそうでしたし、ソウルオリンピックもそうでした。
北京のあとは上海で万博もあります。これば終われば名実ともに世界の一流先進国の仲間入りをする中国は、それにふさわしい振る舞いを期待したいところです。
[2008年08月15日(金) ]
そういえば、北京オリンピックが始まって一週間が経ちました。
五輪というのは単純にスポーツの祭典というだけではありません。
毎回毎回多くの国が立候補し、熾烈な開催地争いを繰り返す(そういえば今東京も立候補してがんばっていますね…)のは、開催地の経済を刺激するからです。
先週も花火大会の話でチラッと触れましたが、お祭りではみな普段と違って浮かれ気分になります。人の財布も緩みますから、その中でも最大級のお祭りである五輪と万博、あとサッカーのワールドカップは、各地からの観光客が大量にお金を使っていくのです。
またスタジアムや競技場を整備したり建設したりする事業で雇用が生まれます。道路や鉄道などの公共事業は削減されまくっていますが、おおっぴらにお金を使えるわけです。
そうすればモノが売れ、儲かった人が税金を払う額も増えて、また公共事業などにお金を使うことが出来るようになるわけです。
こういう経済効果が大きいため、どこの国も五輪を開催したいわけです。
[2008年08月09日(土) ]
そういえば夏といえば花火大会ですね。
僕の住んでいるところでも先週大規模な花火大会がありました。
車両通行制限をしてもなお溢れかえる人、人、人。
僕は人ごみが苦手なので、引きこもっていましたが。
まぁ家の屋上という、花火が見れる特等席にいたんですけど。
壮観でしたね〜。
こういう大規模なお祭りでは、社会の普段の秩序が「なかったこと」になってしまいますよね。羽目をはずす、というやつです。
これって社会学的には非常に面白い現象なんですよ。
ハレとケ、蕩尽説、聖俗二元論など・・・
こういうお祭り心理を研究する人も少なくありません。
中学生には難しいかもしれませんが、かなり面白いので興味を持ったら少し調べてみてはいかがでしょうか。