科学と宗教・後編

[2008年03月13日(木) ]

昨日は科学について書きました。

世の中の仕組みに説明を与えようとする点では宗教も科学と似ていますが、アプローチが全く違います。それは簡単で強力な方法、つまり「神様がそう作ったから」「そういうものだから」というもので、それより奥へは進めない。どうして神様がいるのか、神様は何でできているのか。そういう問いは黙殺されるでしょう。後は信じるしかありません。

別に宗教の価値を否定するわけではないです。
でも、科学と宗教は相容れないものだとは思います。
違いをはっきり認識しておかないと混乱するし、時に衝突するでしょう。
コペルニクスやガリレオ・ガリレイの科学(地動説)は、ローマ教会の宗教(天動説)に迫害されましたし、進化論を唱えたダーウィンも、同じく教会に非難されました。

偉い科学者のポパーという人が言ったことですが、反証可能性があって初めて科学といえるのです。反証可能性と聞くと難しいですが、要は、それを間違いだと言うことができる理論が科学なのです。中世の錬金術は、否定されるまでは立派に科学でした。

これはどういうことかというと、科学の理論は全て仮説ということなのです。

一方宗教は、否定される可能性がない。信じるか、信じないかの二択です。

この違いは、どっちがいいとか悪いとかではなく、本質的に重要なことです。
中学一年生には早すぎるし難しすぎたかもしれませんが、頭の隅にでもとどめておいてくれると嬉しいです。

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